まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたび1冊の本を拝読、「出身県でわかる人の性格:岩中祥史 著」です。
2つの事業「共有型のハンドメイドバッグ」「本物志向のレンタルジュエリー」共に店舗型の活動ではなく、ネット通販型の活動です。
お客様の可能性は、必ずしも事務所があるその地域、その県内ということではなく全国にそれぞれ可能性があると考えられます。
ちょうどこの時期に2つの事業とどんな性格の人が相性が良いのだろうなどと考えていた時に、もっとも人の性格を束にしてくくられるような区分け、「県民性」を思いつきます。
そんな中で日本全国の端から端までの県民性が綴られたこの本に出会ったというわけです。
実際にその県の方とのお取引があることで見えてくることがあるとは思うのですが、今この時点で2つの事業との相性が良い人の性格という面から想像してみたことを記録にまとめてみたいと思います。
この見込んだ予想は果たして現実に近い物なのか、現実はもっと意外なところにあったのかなどは、今後じんわりと実感していきたいと思います。
そうした一人一人の性格にも丁寧に触れていく活動になるためには、今ここでこの度の本から民俗的な歴史を含む県民性を学ぼうということなのです。
「共有型のハンドメイドバッグ」に最も相性が良い「県民性」のイメージ
この事業活動の大きな目的は、ノウハウを共有することで「手先が器用なハンドメイドが得意な国民性」というところに行く「ハンドメイド文化の広がり」という願いを込めたもの。
広がるには年月を要し、順番としてはもともとの環境や生まれが相性に見合った可能性が高い所からのアプローチが良いと思っています。
そもそも、ハンドメイド活動を始めるにあたっては、幼少の頃からの環境も必ずあったと思います。
母が洋服を作ったり、鉄の足踏みミシンがある環境で、ぼーっと見たり実際に使ってみたりなどの体験は大人になってからよりも「三つ子の魂百まで」とも言われるように、影響が強いと見ています。
音楽に携わる方々もおそらく小さい頃にお部屋の中で音楽が流れていた毎日という環境があったと思うのです。
そして、この本からは興味深いことを知ります。
自然環境によるところも影響があるようで、山・川・谷・海など地球のどの一部分の特徴ある地域に育ってきたのかなども「県民性」には影響があるようなのです。
そして、歴史上の人物などに関しても大きくその地域を象徴するものであり、実際に内部の性格などにも影響したであろうというようなことです、人類も血筋や知縁がありますから。。
生まれた地域は、割と手仕事をしていく「アパレル産業」が盛んであった県です。
今の活動がこのことに無関係とは決して言えないと思うのです。
そうしますと、まずは、ハンドメイドをしたいという潜在的な思いが眠っているようなところから始まり、ハンドメイドの技術が上がるようにと、その後何も技術がなかったけれど素敵な事だから始めたいと思う方へと広がるイメージ。
「初心者」にいきなりアプローチというやり方ではなく、「ある程度技術を持った方」へ最初にアプローチということがマッチするのかもしれないと感じました。
これは、2018年スタートのこの事業活動からのこれまででそう感じてきたことです。
「本物志向のレンタルジュエリー」に最も相性が良い「県民性」のイメージ
ジュエリーを付けたいシーンは、「お出かけ」「パーティー」「お食事」などをイメージします。
そのような場所というのが、おそらく「街中」だと見ています。
とりあえずは、メインの大きな駅に近いお住まいの方へのアプローチがまずは良いのではないかと思ったのです。
現実的には、電車で郊外から出向くという行動もありますので100%ではないにしても、「最寄り」という範囲のくくりは重要だと思います。
以前、都市界隈の賃貸マンションの数や立地場所をネットで研究したことがありました。
他県のイメージは本当に正しいかどうかは分からないことがあります。
「街中の方々が住んでおられる地域」というイメージの場所には、賃貸マンションはあまり見当たらなかったという事実からも、家族でのお住まいが多い地域だったのでした。
「おひとり様」的なビジネスの場合は、一人暮らしの賃貸マンションが豊富な地域にアプローチすることがより的を得ているのではないかと考えています。
そして、もう1つファッション系は「おしゃれ度の高い県民性」を考えなければと思うのです。
そんなところまで本から分かるのか。。というのは、そこまでは分からなかったです。
もう1つ最後に「新しいモノやコトに対する受容の柔軟性」は大切かと。
これは本の中に出てきたことなのですが、「新しいことに興味を持つタイプ」なのか「閉鎖的で保守的なタイプ」なのかで比較的新しい内容の「ジュエリーのレンタル」などというサービスを利用する気持ちになるのかならないのかというところは参考になるところでした。
ただ、日本人全体がどちらかというと全体的に保守的な感じの印象でしたので、「ありゃりゃ。。」と思ったところです。
外国人様の方が受け入れていただきやすいのかもしれません。
あとがき
この度の本は、マーケティング用に書かれた本ではないと思います。
それでも、能動的に「このようなことが知りたいからこのことについて書かれた本は無いか」と探して出会った本。
2003年出版のかなり以前ものですが、「県民性」の著しい変化がない限り定番の内容として有難く受け止めて良いと思います。
ある枠にとらわれ過ぎずに、自ら探究していく探し方で本を読むというのも本がたくさん溢れたこのご時世ではピンポイントな出会い方だとお進めしたいと思います(^-^)。