まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
大みそかにこの記事を書いています。
年末に特に大きなことも成し遂げられず、今年2023年の残りわずかに相応しい作業を探っていましたところ、「これだ」という作業が見つかりました。
常に目にするたびに気になっていた過去の製作品です。
大きく3種ありまして、当記事では2018年製作のクッションカバーを2023年バージョンとして仕立て直しをします。
そして、後日の投稿では、1年前くらいのトートバッグなのですが、更にひと手間加えてスタイリッシュな使いやすいバッグへ変えていきます。
そして、更に後日の投稿で、10年くらい前の大きな入れ物として使用の今でも毎日目にするビッグトートバッグの仕立て直しです。
このことを通して、ミシン製作を続けてきたこの5年間で変化していた技術とアイデアを実感することがまず1つです。
そして、仕立て直しによって腑に落ちたその気持ちでリフレッシュして今後もその実用品にお世話になるという見通しを確認することです。
年末に3つ目までは行けませんが、2つ目までは現時点で完成しています。
この体験を通して、1つの物を長く使う姿勢と長く使えるような物を追求するきっかけをお届けできればと思います。
木製座面のスツールの低反発クッションカバーの仕立て直し、粗い簡易な四角い作りからスタイリッシュな楕円形へと5年後に発展した
このウレタンは、厚みが無いので2重で重ねて入れ込んでいました。
今後も引き続き二重で使います。
やや角が布が余り過ぎますので、角を半径7.5cmの円へ変更します。
細くするのと同時に、以前は十文字結びだった野暮ったさを解消。
縫い代込み40cmの長さで横は3.5cm幅のパーツから仕立ててゆきます。
全部で8本作るところが少し時間を要しましたが、かなりの変化です。
思うようにカーブラインのクッションが出来上がりました。
1つ思うことは、ウレタンのカットもラインに影響するので、「いい加減なカットはまずい」ということになります。
ウレタンへのカーブの作図こそ慎重にされることをお勧めします。
あとがき
このたびの仕立て直しは、ほぼ全解体でしたので、一から作り直しに等しいものでした。
それでもあえてこの生地を使った理由が、この生地を気に入っていて特に不満が無いから捨てない決意をしたことにあります。
こうして仕立て直しをわざわざする気になるのも、そもそも最初の段階の生地選びをしっかりした気持ちでやったかどうかさえ影響してくるということなのです。