まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ナップサック製作をして、サブバッグ的存在のバッグの可能性を研究しております。
このたびから、トートバッグの前後の2面を合わせて作るタイプのデザインで、新しい生地でまた製作していく最初の段階です。
この度の素材には特徴があり、なんとレースカーテン地。
透けていて弱々しいイメージですが、なかなか頑丈なのがレースカーテン地の意外な素材感です。
なぜこの柄にしたのかの理由は、裏地の色が元々決めてあるからで、裏地→表地の順で生地を決めたケースという点でもこのたびならではです。
美しいパステルカラーの水玉柄を直線で遮らないための工夫、ダイヤキルトのサイズを柄ピッチの5cmをわずかに上回る6cmでかけた
もともとストックにあったこの綺麗なマリンブルーに合わせた表地を後から探す中、可愛らしいカーテン地を発見↓。
水玉には黄色も入り、パステルマルチカラーが優し気です。
裏地のブルーにも色がリンク。
ブルーに色が偏り過ぎないこのカーテン地は最も望ましいと心が躍りました。
どうしてもダイヤキルトは両方向からなので、どちらかの線が水玉に乗ってしまうことがあります。
ただ、このキルトのサイズを選ぶことで水玉を避ける工夫にはなりました。
もし、3cmだったら、4cmだったら、5cmだったら。。などと考えると、6cmで水玉同士の中間を通ったところから検討を始めていくと水玉にぶつかりにくくなります。
この向きの水玉は6cmですが、反対の向きだと7cmくらいになるので、水玉に重なる部分がどうしても少しはできてしまうようでした。
あとは、地が白で白糸が馴染んでいることも重要です。
パステルカラーの水玉に白糸が重なることは、黒糸などが重なるよりもはるかに綺麗に馴染んでくれます。
よって重なってもなじむような糸の色を選ぶことと、そもそもの生地の作りが白ベース+パステルカラーであったことの良き出会いが美しく仕上げられたことのポイントだったと言えます。
あとがき
この製作では、裏地にもダイヤキルトをかけますので、それがどんな出来上りとなるのかというところも注目です。
当ブログ記事は、最初の投稿の2023.08.24からおよそ1年半後の2024.12.15に、「手直し」の順番でタイトルから見直しここまで綴り直してまいりました。
実は、この2023.08.24以降からこの製作が長い間休止となりまして、完成は、およそ1年後の記事、2024.08.12付けで投稿の【1402】で完成したのです。
およそ1年の間ずっとこのまま保管しておりましたが、続行する気持ちになったことでこのナップサック製作自体は間違いのない軌跡を歩んだと考えております。
そして、この前後2枚を合わせたトート型タイプで作るナップサックはこの【1402】を持って廃版としました。
これも時の流れ、その後キルトの柄も上手くつなげやすいような「楕円底」に改良していきます。
そして、サイズも「コンパクト」という分野から、もっとポテンシャルを秘めた「大きめ」へ改良していくのです。
こうした廃止や改良はあるものの、「ナップサック」というサブバッグ的存在の可能性を追求していく研究は終わることはありません。
是非、今後もこの製作活動を当ブログ記事で見守っていただければと思います(^-^)。