まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
長い間お洋服においては、定番人気のデニムだったのですが、ここ近年ジーンズをアメカジさながらにはく文化が大きな流行の波の中では下火に。。
そして、デニムをドレスライクにはくようなワイドなスラックス寄りなデザインであったり、そもそもデニム自体の素材をお洋服のラインナップに取り込まないなどの変化が見られます。
「ジーンズ」という呼び名から「デニムパンツ」という呼び名へ。。
とはいえ、デニムという素材自体は定番で永久不滅だとピクチャレスクは考えます。
丈夫で親しみやすく、今後も何かの形で取り入れたいと思う気持ちが失われることはありません。
このたびは、素敵なデニム生地に出会いまして、キルト加工をし、より素材の表面の長持ちを実現していこうということをしてみました。
現在進行中のナップサックデザインに落とし込んだ、5cmダイヤキルトのシート作りの場面をご紹介したいと思います。
ごわついたイメージとは裏腹な「やわらかデニム」という画期的なネーミング、キルトをかけることで傷みを解消し新たな活用例を示したい
早速ながら、キルトをかける作業の一場面になります↓。
ナップサック用の本体のパーツを裁断、接着芯貼り後、ハード薄芯を当てて、5cmのダイヤキルトをボールペンで作図。
こんな風に待ち針を均等に内陸部にもちゃんと打ちます。
そもそも、この「やわらかデニム」というネーミングがユニークで、本来のデニムのイメージを覆すギャップがあります。
「大塚屋」様で購入させていただきました、ありがとうございました<m(__)m>。
デニムは硬くてごわついたものであるというイメージが強いですが、これを見てそのイメージとは裏腹な柔らかさに驚くのです。
キルトをかけることで安定感が生まれ丈夫になります。
それならば、セルヴィッチデニムで良いのでは。。と思われるかもしれません。
この生地が生まれた意味をピクチャレスクなりに紐解いてみました↓。
・ノンウォッシュの状態でしかないセルヴィッチデニムに対してライトブルーが実現している
・ごわつき過ぎるセルヴィッチデニムのお洋服に引用しにくい風合いをお洋服向きに実現している
・近寄りがたいセルヴィッチデニムに比べて親しみやすい普通生地のように扱える融通性を実現している
こんな感じでまとめてみました。
あとがき
ハンドメイドバッグ活動においては、生地なくしてバッグを作ることなどできません。
素敵な生地に出会った時には、是非感謝して下さいませ。
そのおかげで素敵なバッグを作るスタート地点に立てたのだと。
そして、その有難さに感謝しながら、優れた生地に対して敬意を表しながら製作していってくださいませ。
そうした姿勢においては、決していい加減な粗雑な製作などできなくなるはずです。