まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
キーボード本体やその附属品である楽譜立てのケースを同じ生地で作ってきました。
その続きとして、今回がこのシリーズの最後となりますが、アダプターケースを製作しました。
小さい附属品でありますので、できるだけぴったりに、そして、袋からこぼれないようになど注意せねばなりません。
ポイントとしましては、これまで内袋で使用してきた麻/ポリの茶色の生地を同じように使用して、他の内袋と同じように薔薇柄の巾着紐をコントラストの効いたアクセントとして仕立てていきました。
内側はふんわりと4cmダイヤキルト、外側は他の内袋と同じように歩調を合わせる
同じ生地で同じ使い方をすると、足並みが揃いその整った美しさが生まれます。
今回のアダプター入れも、他の内袋と同じ生地で裏地付き巾着袋にしました。
ただ、アダプターは重みがあり落としたくないので、プロテクト性が生まれるよう、裏地をダイヤキルトにしました。
アダプターケースがこぼれ落ちない工夫
後で貼りますYOUTUBEの投稿後に対策した更なる工夫があります。
端っこに出来上がった小さめのアダプターケースの巾着袋を入れるわけですが、縦向きに花柄のショルダーを使って持った時にすき間からこぼれる恐れがあります。
それをこぼれにくいように工夫したのが、「特殊マチ」です。
キーボード本体をできるだけちょうどに入るよう、てっぺんの隙間をつまんでステッチするのです。
ステッチも力がかかる場所なので、返し縫いで丈夫く縫い付けました。
見映えとしては悪くありません。
あとがき
今回のアダプターケース製作は、今まで作ってきた巾着袋をただ作っただけだったのですが、やはり、これを内袋としてキーボードバッグに入れていくことで、全体の中での内袋の位置などの勉強になりました。
ケースというのは、ピンポイントに目的を達成するということに奥深さがあると思います。
こうして、なかなか既製品では実現できていないものを他にもないかとしっかり探していけば、たった1つでも有難い特殊な入れ物としてお役に立てそうだという可能性を感じました。
今後のハンドメイドバッグ製作に大きく影響を与えてくれた有難い機会でした。
何とも、自分用でしかなかったところがまだまだ最初の一歩ですね(^_^;)。
何か、他のアイテムであっても、楽器ではない別の分野のケースであっても、「専用のケース」にこの考え方を活かすことが出来そうです(^-^)。