ストーンのレベルや観念に固執することが素敵なジュエリーを逃している、本当のおしゃれ度は、貴石と半貴石の区別を越えたところにある【1270】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

今や高価な地金。

高価だからこそ手の付けられない遠い存在なのではなく、お仕事や娯楽などのシーンで身近に活躍してもらうスタンスである所が当レンタルジュエリーの特徴です。

高級と気軽さのバランスを調和したラインナップなのです。

ところで、天然石には「貴石」と呼ばれるダイヤモンド・ルビー・サファイア・エメラルドなどの天然石の括りと、「半貴石」と呼ばれるその他の天然石という区分けがあるようです。

しかし、その区別は全く無視。

なぜなら、そのようなこと関係なく美しいからです。

カラーが類似であると本当にルビーであるのかどうかを調べなければ答えが出ないことこそ、「固定観念」によるレベルの判断である証拠です。

その定義されたような優劣を感じる区別は、実際によく目で見て眺めることを幾度も繰り返すと全く感じないのです。

それぞれのストーン特有の美しさを持っていて、すべて平等に美しいと映るという考え方をしております。

「ルビーは高級の証」「エメラルドの希少性」などと謳われる言葉のこれまでのイメージと威厳が記憶に擦り込まれ、支配されていることも否定できません。

このたびは、ストーンのみに執着しない地金の存在感の重視やナンバー1のイメージのダイヤモンドでも脇役的存在になっている事実をお伝えし、ジュエリーのフラットな見方を説いていきたいと思います。

ジュエリーはストーンだけではでき上がらない、地金の台の安定感と枠組みこそがカラーストーンを支え全体をおしゃれに形作っている

「貴石」「半貴石」という呼ばれ方は、鉱物であるストーンその物に関しての判別に重点を置いた考え方なのかもしれません。

発掘できる分量から考えると、確かにそのことが希少性の証明になるわけで、材料が見つけられなければ宝石にもならなかったと言えます。

ただ、忘れてはならないのは、18金やプラチナの地金の存在感です。

ジュエリーというのは、その元の鉱物である所から美しく加工されて出来上がるものであり、コンビとして使われるメイン材料の地金の美しさも半分くらいの割合で影響すると見ています。

そうすると、元のストーンだけの価値というのはデザインやカットなどの様々な加工によってどれも平均的に感じるのがピクチャレスク(私)の見方です。

希少であるという特徴や硬度が高いという特徴の貴石であっても、弱点もあるのです。

例えば、エメラルドは、硬度はあるかもしれませんが、もともとインクルージョンができやすい割れ目ができやすい性質があり、その後の加工を施さないとジュエリーとしては丈夫なものにならないのです。

天然からかなり手を加えられてしまった「処理」が大半であり、やや人工的な印象です。

その「処理跡」が永久的に何も影響がないままでいるとは到底思えないのです。

そこで、グリーンならばトルマリン、赤ならガーネットを選択しているのです。

時には、ダイヤモンドが脇役的なアイテムも取り入れます。

カラーストーンの縁をまるで薔薇の周りのカスミソウのように引き立てるダイヤモンドの存在は、結果としておしゃれ度の高いジュエリーを実現してくれているのです。

ストーンのみの価値で考えるのではない、「ジュエリー」として見る見方では、どのストーンも平等に美しいのです。

あとがき

偏り過ぎた見方は本当に素敵なジュエリーを逃してしまうかもしれません。

「貴石」と呼ばれるストーンに対しても、鉱物から発掘されジュエリーになるまでの過程のイメージや、それぞれの強味や反対に弱点なども知るという知識。

そうしたベースをもってジュエリーを見ていくと、本当に素敵な心惹かれるアイテムに出会い易くなるのではないでしょうか(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

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