<リメイク図解>布の面積が不足の時にも広いパーツが実現できる、ストライプキルトステッチの「とある」テクニック【1233】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々投稿の中でお話させていただいておりますが、SDGsを意識した体勢で今後はすべての製造業者が臨まねばならないというところまで地球の環境が危ういとされています。

ファッション分野では、「リメイク」こそが、個人一人一人ができることであり、全体に効果が上がるようなイメージが私にはあります。

しかし、リメイクも「手芸の技術」が必要なので業者が個人へ提供ということが自然に考えられることですが、実はこれが大変難しい!。

業者は商業利用をしますので、ほぼ全面的に著作権の侵害になってしまうのです。

このとことは、私としても大きな課題として常に考えていることす。

まずは、ファッション分野における「著作権侵害」のお話から

著作権の侵害の件を初めて知り、意識し始めた2019年の6月頃から得に自身ではSNSなどの発信では徹底して順守するようにしてまいりました。

というのも、ここへ来て、世の中が大きく環境を意識した姿勢になる時に、何かチャンスがあるのではないかと思うのです。

そのチャンスをつかむには、まずは著作権侵害を決してしないことである姿勢でいることだと決めました。

そのチャンスというのは、著作権を持つご本人の著作権フリー化です。

人の事言う前に自分が先に。。。というどこからか天の声(?)のようなものを聞き、私自らが、考案したハンドメイドバッグのデザインや作り方をコンテンツにまとめてダウンロード型で著作権フリーの商業利用可の企画をしています。

何度か大手メーカー様へのお問合せでリメイクの件の可否をお聞きしましたが、私が何年かにわたってお聞きした複数のどのメーカー様も「NO」でした。

出来上がったお洋服、ジーンズ、小物アイテム、とにかくすべての製造されたお品には、著作権が自明のものとして存在しています。

「商標権」は著作権とは違い、「自主申請型」での許可によって得られるタイプの権利なので、もしかして、申請してないものであれば、商標権の侵害には法律上は当たらないことはあるかもしれません。

しかし、「著作権」に関しましては「自明」でありますので、そのデザイナー様、もしくは、そのデザイナー様が属している会社様の権利として必ず存在するものであるということです。

この認識が甘く、ネットのQ&Aコーナーなどで、答えている人の回答の内容が間違っていることがとっても多いことには危機感を感じます。

まずは、本来そういったがんじがらめともいうべきガードによってすべての製造されたお品の権利者がしっかりと守られている厳しい現実を理解せねばなりません。

そうしますと、簡単に言ってしまえば、「リメイクは基本的には商業としては成り立たない」ということだと思います。

ただ例外としては、タイアップや提携により、対価を支払うことでその権利を利用させてもらう事業はありますが、無料で「人のふんどしで相撲をとる」ということになります。

よくよく考えてみれば、大変図々しいことをしていることが分かりますね。

しかし、私としては、勝手な願望ですが、「過去の古着などに関しては、著作権を解放していただくということをメーカー様がやってくれたらなあ」なんて思っています。

ただの私の願望ですが。。

実際は、過去のビンテージ級のお品に関しても、今は、会社の名前も改良された新しい体勢になったそのメーカー様へのお問合せでも「NO」でしたので、古いお品でもリメイクは不可であるということを自身で問い合わせてご回答をいただいています。

そんな現実があるにもかかわらず、甘い認識であることも多いようで、リメイク品がマーケットサイトで販売され、YOUTUBEで投稿され、広告収入を得て商業利用されていることが一部あるようですね。

それでもリメイクをご紹介したい私の苦肉の策は「図解」

ただ、このリメイクというのは今後ものすごく可能性の高い分野だと思っていますので、私もあきらめたくはないです。

ということで、封印していた、2019年6月以来のリメイク内容を2022年の終わりごろから、「図解のみ」の形でご紹介する投稿を、<コーデ>のカテゴリーで始めています。

実は、リメイクに関しては本当はよく自分使いのものを行っているのです。

それなのにご紹介できないことはその1日に費やしたせっかくの時間から生まれたアイデアがもったいないと思いました。

よって、何らかの著作権侵害にならない形でご紹介しようというのが、苦肉の策の図解の形式となりました。

あまり、図も技術があるわけではありませんので、最低限の図にはなりますが、YOUTUBEでの解説付きでなんとか具体的になればと思って投稿させていただいております。

このたびのリメイク内容のストライプキルトパーツ作り

希望のパーツ:トートや巾着袋を作りたい場合に横に広く面積が必要です。

一番は、お洋服のままで着用することが無駄が無く望ましいのですが、すごく難しいコーデで、コーデ好きな私もお手上げした色のブラウスがありました。

そこで、この絹/100%の高級さを継続して別の形で末永く持っていければと巾着袋を作ることに。。

ただ、洋服も結構ハギ目も多く、この1枚のパーツがなかなかとれません。

よって、半分ずつの2枚ハギを考えました。

まず、しっかりと同じ形の長方形の型紙を用意。接着芯を貼ります。
この2枚を縫い代1cmで二度縫いステッチ後、アイロンで綺麗に割ります。
そして、キルト用の「ソフト厚芯」を裏面に待ち針で設置。
まずは、真ん中のハギ目の溝をその線に重ねてステッチ。
その後は、左右5cm間隔でストライプにステッチです。
これによって、真ん中がハギ目だということがまやかされ、ストライプキルトのデザインが生まれます。

これを2枚分作り、表地とします。

裏地は、別の生地の無地をロングのボリュームスカートから1枚仕立てで裁断できましたので、裏地付きの巾着袋がこれで準備できました。

はい、ここまでが今回の進捗度です。

あとがき

実は、同じ日に、もう1つリメイクをしたのですが、今回は内容が複数の為、ご紹介するに至りませんでした。

どのような物を製作したのかだけお伝えしますと、わずかな面積の美しい花柄の着物のはぎれで、接着芯を貼り、ハード薄芯を貼り、「名刺ストックポーチ」を作りました。

なぜか名刺達がエレガントに♪。

名刺のような少しビジネスライクなアイテムをこういった世界観にギャップのある美しい花柄で持つというのは、「ストック」とか「保管用」という目的に徹しているからこそのリラックスした心持ちで作れるものなのです。

いただいた名刺を事業者である人はきっとどこかにストックしているでしょうが、何度も見返すということもない名刺は、アルバムのようにではなく、固めて小さくまとめて、こうしたこじんまりしたポーチに入れてしまうという価値観です。

もしくは、自分の名刺のストックを保管する場所としてもありでしょう。

また、後日作り方などをご紹介してまいりたいと思います。

その時は、リメイクではなく、新規の著作権の大丈夫な生地で<はぎれ>カテゴリーでご紹介致しますね(^-^)。

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