<リメイク図解>古着の黒セーターと柄ベストからパッチワーク8枚ずつへ、そして裏地付きの安定感ある巾着袋へ【1237】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近、サステイナブルな生活の意識ということに関連して、「リメイク」をご紹介していくことに決めました。

とはいえ、リメイクは、ファッション分野でいうと、お洋服を解体して別のアイテムにそっくり変身してしまうことです。

そうしますと、それを広告収入付きのYOUTUBEなどでの発信は商業利用にあたると把握しています。

実際に該当洋服メーカー様への複数のお問合せをしてきた私ですが、ご返答はこの考え方で正解のようです。

よって、リメイクの内容の発信も基本的には難しいものになっていました。

そのことを考え始めたのが2019年の春の事。

そこでこれまでの数年の間、リメイクの投稿はやめていたのですが、ここへ来て世の中の流れが一気に変わっていきました。

もうこのままでは地球の存続が危ういということで、本気でSDGsを一人一人が考えるべき時に来たようです。

そこで、著作権に阻まれて難しいリメイクのご紹介を、何とか伝える方法はないかともがきながら考えたのが、「図解」でした。

図解だけでリメイク内容をご紹介するということをこの2023年1月からスタートし始めました。

この投稿番号の【1237】で3回目になりまして、最初の2回は、【1200】と【1233】です。

それぞれ場面が違ったり、準備だけであったりと、いろんな切り口から内容を考えまして、とにかく、このリメイク自体が持続できるものになればと思っています。

もう元のアイテムとしては着用できないセーターとベストからのパッチワークシート作り

喪服のジャケットの中に着るようにと購入した黒のハイネックセーター(左)。
マルチカラーのネイティブ柄が素敵なグレーベースのネル風素材のベスト(右)。

黒のセーターは毛/100%であったかいものでしたが、少し毛玉が気になることと、ジャケットのインナーとしては沿いが悪く、上に上がってしまって、うまくなじまなかったのが着用をやめるきっかけです。

また、右のグレーベースのネイティブ柄のベストは、アメリカン古着だったのですが、写真よりも傷みと毛羽立ちが気になるものでした。

どう組み合わせても、着用感があまり新鮮ではないということになり素敵な本革レザー付きボタンだけはストックし、本体は解体です。

古着もいかにも古びた感じで着るという着方をしていなく、綺麗な古着を選りすぐり、新しい装い方で着ていくことをスタンスとしていますので、いずれもちょっとそこからは外れると入手後に思えたアイテムです。

こういったことは結構あると思います。最初の選択が完璧ではないことも私もあります。

古着と言えども古びた感じが気になるなんて、何か矛盾ですが、それ以上に、古着ながら新しい感じが生まれる喜びの方が実際は多いです。

今回のような古着入手の失敗のケースのは最小限に抑えるようにしていますが、時々やってしまうのです(^_^;)。

さて、お洋服もハギ目が多いアイテムですので、今回はパッチワークシートを作って巾着袋を作るという2段階が作業になります。

まず、型紙は縦12.5cmx横17.5cmの長方形1枚を合計8枚
セーターとベストからそれぞれ上手く切り取り、裁断します。

ベストの方だけ、この図のようにハギができてしまいましたが、真ん中を「わ」にすることで巾着袋になる仕立てなので、底部分にハギが隠れるような位置に配置しました。

いつものパッチワークシート作りと同様で、1cmの縫い代で2重ステッチ。

そして、アイロンで割りまして、表面からハギ部分の両サイドにステッチをかけて固定します。

とても手間をかけた作業になります。

そして、今回の場合、「わ」ですので、マチ10cmに仕上げるために、「わ」の両サイド5cmずつをくり抜きました。

黒のセーターの方は、ハギ目無しで8枚裁断できました。

意外とベストよりも大きい面積のはずが、袖などは不足で、9枚とれただけです。

1枚は余分なので使いません。

そうして、黒のセーターの方を裏地にして、裏地付き巾着袋をいつもの仕立て方で作って行ったのです。

手持ちの江戸打ち紐のグレーを紐先に黒のループエンドをおしゃれに飾りながら完成です。

リメイク品とは言え、手を抜かないことがポイント

巾着袋のサイズ:縦15cmx横16/29cmxマチ10cm。

サイズ感としては、横にどっしりと広がった小さい巾着袋の割にはマチの大きな入れ物型になりました。

これが使えるものになるための秘訣。

ここで、スタイリッシュにマチの分量を小さくしたり、マチ無しにすると用途が薄れます。

それくらいマチというものに価値があることをこれまでの製作で実感しています。

あとは、量産品に負けないための策にもなるということですね。

生地の分量が限られ、機械的に考えられた量産品の大手の会社様の製造企画には、こうしたマチのたっぷり感は見られません。

どれも最低限のよくある見たことがあるサイズ感です。

そうではなくて、機能を高められることが1点ものの強味です。

たとえ、古着から作ったからと言って手を抜くのではなく、むしろきちんと手間をかけていった方がお勧めです。

この後の「長持ち」に対して、「実際の持ちの良さ」と心理的な面の「長く持ちたいと思う」という2つが存在することを意識します。

いい加減に作られたものを簡単に買い替えるのは、作りが良くない安物だからです。

そういった意味では、後者の心理面が意外と大切なことになります。

物が簡単に入手でき、溢れんばかりの在庫が抱えられた現在の世の中で、この後者、「長く持ちたいと思う」ことこそが着目すべきことなのではないかと思うのです。

あとがき

この先の地球の存続のことを考えたら、SDGsがとても大切なのに、一方で、何でも簡単に安く入手できる現代の矛盾があります。

小難しい言葉などはいったんさておき、「1つの物を大切に長く使い続ける素晴らしさ」を自分自身で感じてみることだと思います。

それには、お買い物も必ず、「渾身のお気に入りを最小限の数だけ購入する」がテーマであることが望ましいです。

そして、忘れがちなのは、それを持つ「心地良さ」です。

持っていてあまり好きじゃない柄であったなどは、どこかでチョイスを失敗しているのです。

私も完璧ではなく、そういったことがあるわけで、そんな時に、「捨てる」のではなく、「今後も使ってもらうには」を考えることです。

そうすると、転売できるものは転売し、転売するに値しない程の傷みのあるようなものなどは、こうして姿や形を変えて何か別の用途を考えていくという工夫が生まれます。

たまたま私はミシンを使いますが、このたまたまも一人一人が当たり前にミシン技術があれば、何ら日常のこととなるわけです。

一番はそれが理想です。

ただ得手不得手があるので、誰かにやってもらうということがあるのですが、これが、なかなか商業利用が困難なのがリメイクで、家族や友達にリメイクしてもらうということが正当なリメイクの依頼になると思われます。

ただ、そこでお金を発生させないようにしなければ商業利用になってしまいます。

一番は家族に一人、もしくは身近な人に一人こうしたミシン技術の持ち主がいると、SDGsライフもぐっと進むと思っています。

そうすると、私も自分だけでなく、その手法ややり方をこうしてご紹介しながら、伝達していく意味がありそうです(^-^)。

<リメイク図解>布の面積が不足の時にも広いパーツが実現できる、ストライプキルトステッチの「とある」テクニック【1233】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々投稿の中でお話させていただいておりますが、SDGsを意識した体勢で今後はすべての製造業者が臨まねばならないというところまで地球の環境が危ういとされています。

ファッション分野では、「リメイク」こそが、個人一人一人ができることであり、全体に効果が上がるようなイメージが私にはあります。

しかし、リメイクも「手芸の技術」が必要なので業者が個人へ提供ということが自然に考えられることですが、実はこれが大変難しい!。

業者は商業利用をしますので、ほぼ全面的に著作権の侵害になってしまうのです。

このとことは、私としても大きな課題として常に考えていることす。

まずは、ファッション分野における「著作権侵害」のお話から

著作権の侵害の件を初めて知り、意識し始めた2019年の6月頃から得に自身ではSNSなどの発信では徹底して順守するようにしてまいりました。

というのも、ここへ来て、世の中が大きく環境を意識した姿勢になる時に、何かチャンスがあるのではないかと思うのです。

そのチャンスをつかむには、まずは著作権侵害を決してしないことである姿勢でいることだと決めました。

そのチャンスというのは、著作権を持つご本人の著作権フリー化です。

人の事言う前に自分が先に。。。というどこからか天の声(?)のようなものを聞き、私自らが、考案したハンドメイドバッグのデザインや作り方をコンテンツにまとめてダウンロード型で著作権フリーの商業利用可の企画をしています。

何度か大手メーカー様へのお問合せでリメイクの件の可否をお聞きしましたが、私が何年かにわたってお聞きした複数のどのメーカー様も「NO」でした。

出来上がったお洋服、ジーンズ、小物アイテム、とにかくすべての製造されたお品には、著作権が自明のものとして存在しています。

「商標権」は著作権とは違い、「自主申請型」での許可によって得られるタイプの権利なので、もしかして、申請してないものであれば、商標権の侵害には法律上は当たらないことはあるかもしれません。

しかし、「著作権」に関しましては「自明」でありますので、そのデザイナー様、もしくは、そのデザイナー様が属している会社様の権利として必ず存在するものであるということです。

この認識が甘く、ネットのQ&Aコーナーなどで、答えている人の回答の内容が間違っていることがとっても多いことには危機感を感じます。

まずは、本来そういったがんじがらめともいうべきガードによってすべての製造されたお品の権利者がしっかりと守られている厳しい現実を理解せねばなりません。

そうしますと、簡単に言ってしまえば、「リメイクは基本的には商業としては成り立たない」ということだと思います。

ただ例外としては、タイアップや提携により、対価を支払うことでその権利を利用させてもらう事業はありますが、無料で「人のふんどしで相撲をとる」ということになります。

よくよく考えてみれば、大変図々しいことをしていることが分かりますね。

しかし、私としては、勝手な願望ですが、「過去の古着などに関しては、著作権を解放していただくということをメーカー様がやってくれたらなあ」なんて思っています。

ただの私の願望ですが。。

実際は、過去のビンテージ級のお品に関しても、今は、会社の名前も改良された新しい体勢になったそのメーカー様へのお問合せでも「NO」でしたので、古いお品でもリメイクは不可であるということを自身で問い合わせてご回答をいただいています。

そんな現実があるにもかかわらず、甘い認識であることも多いようで、リメイク品がマーケットサイトで販売され、YOUTUBEで投稿され、広告収入を得て商業利用されていることが一部あるようですね。

それでもリメイクをご紹介したい私の苦肉の策は「図解」

ただ、このリメイクというのは今後ものすごく可能性の高い分野だと思っていますので、私もあきらめたくはないです。

ということで、封印していた、2019年6月以来のリメイク内容を2022年の終わりごろから、「図解のみ」の形でご紹介する投稿を、<コーデ>のカテゴリーで始めています。

実は、リメイクに関しては本当はよく自分使いのものを行っているのです。

それなのにご紹介できないことはその1日に費やしたせっかくの時間から生まれたアイデアがもったいないと思いました。

よって、何らかの著作権侵害にならない形でご紹介しようというのが、苦肉の策の図解の形式となりました。

あまり、図も技術があるわけではありませんので、最低限の図にはなりますが、YOUTUBEでの解説付きでなんとか具体的になればと思って投稿させていただいております。

このたびのリメイク内容のストライプキルトパーツ作り

希望のパーツ:トートや巾着袋を作りたい場合に横に広く面積が必要です。

一番は、お洋服のままで着用することが無駄が無く望ましいのですが、すごく難しいコーデで、コーデ好きな私もお手上げした色のブラウスがありました。

そこで、この絹/100%の高級さを継続して別の形で末永く持っていければと巾着袋を作ることに。。

ただ、洋服も結構ハギ目も多く、この1枚のパーツがなかなかとれません。

よって、半分ずつの2枚ハギを考えました。

まず、しっかりと同じ形の長方形の型紙を用意。接着芯を貼ります。
この2枚を縫い代1cmで二度縫いステッチ後、アイロンで綺麗に割ります。
そして、キルト用の「ソフト厚芯」を裏面に待ち針で設置。
まずは、真ん中のハギ目の溝をその線に重ねてステッチ。
その後は、左右5cm間隔でストライプにステッチです。
これによって、真ん中がハギ目だということがまやかされ、ストライプキルトのデザインが生まれます。

これを2枚分作り、表地とします。

裏地は、別の生地の無地をロングのボリュームスカートから1枚仕立てで裁断できましたので、裏地付きの巾着袋がこれで準備できました。

はい、ここまでが今回の進捗度です。

あとがき

実は、同じ日に、もう1つリメイクをしたのですが、今回は内容が複数の為、ご紹介するに至りませんでした。

どのような物を製作したのかだけお伝えしますと、わずかな面積の美しい花柄の着物のはぎれで、接着芯を貼り、ハード薄芯を貼り、「名刺ストックポーチ」を作りました。

なぜか名刺達がエレガントに♪。

名刺のような少しビジネスライクなアイテムをこういった世界観にギャップのある美しい花柄で持つというのは、「ストック」とか「保管用」という目的に徹しているからこそのリラックスした心持ちで作れるものなのです。

いただいた名刺を事業者である人はきっとどこかにストックしているでしょうが、何度も見返すということもない名刺は、アルバムのようにではなく、固めて小さくまとめて、こうしたこじんまりしたポーチに入れてしまうという価値観です。

もしくは、自分の名刺のストックを保管する場所としてもありでしょう。

また、後日作り方などをご紹介してまいりたいと思います。

その時は、リメイクではなく、新規の著作権の大丈夫な生地で<はぎれ>カテゴリーでご紹介致しますね(^-^)。

本当に永続的なお品に作られているのかに疑問を投げかけたい!非売品のエコバッグに丈夫さや機能の追加のご提案【1198】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

昨今、街中でよく見かけるお手持ちのバッグが、エコバッグそのものであることも多いようです。

私も、何かしらその空気や流れみたいなものを感じ取ってか、ある好きなブランドのエコバッグを入手。

非売品とのことで、キャンパス地の生成(きなり)カラーにブランドロゴが黒で入っているシンプルなタイプです。

ただしかし。。。

非売品に手間をかけてあるわけもなく、いろいろ見てみると、せっかくの素材の良さがあるにもかかわらずあれこれ要望が湧いてきました。

そこで、私自身がこれをリメイクしていく最中に、同時にそのやり方を図解で投稿してみました。

リフォームなのかリメイクなのかという狭間ではありますが、やはり著作権の侵害と解釈される可能性もありますので、自分使いの範囲内のご提案ということで、しかも図だけになりますことご理解いただければと思います。

裏地の追加の仕方x2案

まずは、ここまでの素材の良質さなら裏地が付けば外出用に持ち歩くに十分立派なバッグになるであろうということで裏地の設置を試みます。

裏地の取り付け案①:「わ」で裁断する方法・・・生地が縦に十分余っている場合に有効。
バッグの実寸に対して、縦は2倍+縫い代上下分1.5cmx2を加えます。
横は実寸+縫い代1.5cmx2を加えます。

まずは、上下の1.5cmの縫い代をアイロンでしっかり折り、中表で「わ」を折ります。

先に上下をアイロンで折っておく理由は、その方が入り口の線が綺麗に出るからです。

その次に、左右の縫い代1.5cmずつにステッチをかけて、アイロンで割って表地に設置。

そして、口の周辺をトップから3mm程度で縫い閉じます。

裏地の取り付け案②:「はぎ」で裁断する方法・・・生地がそれほどたくさんの面積を確保できない場合に有効。実寸に対して四方をすべて1.5cm縫い代分足したのが1枚の型紙です。

こちらも、①案と同じで、先にトップをアイロンで折ってからスタート。

コの字に残りの部分を中表で縫い代1.5cmの箇所を縫い重ねます。

そして、アイロンで割って、内側にそのまま設置し、入り口周辺を3mm程度で縫い閉じます。

どちらかというと①案が縫う箇所は少なくて済む分単純になります。

お出かけ用バッグに変身できる見込みのその他の案x③-⑨案

③案:取っ手にステッチを2本追加する・・・裏地を縫い付ける際にこのチャンスを利用。
取っ手を一度外し、四方しか縫われていない状態に更に2本均等にステッチを追加。
長持ちなよれにくい取っ手に変身します。
④案:ポケットを追加する。・・・裏地の生地が余っていた場合の有効利用策も兼ねて、
ポケットをこの裏地取り付けのチャンスに設置します。
この図は②案バージョンですが、①案の「わ」の場合も同じで、1枚仕立ての状態の時に取り付けます。

そして、YOUTUBE動画では、ここまででしたが、まだ案があります↓。

⑤案:裏地を取り付ける時にショルダータブも取り付けてショルダーにする。

⑥案:裏地を取り付ける際に入り口にマジックテープを付ける。

⑦案:裏地を巾着型にアレンジしたデザインで取り付ける。

⑧案:入口にファスナーを設置する(ファスナーのサイド布は裏地で作る)。

⑨案:一度表地も一部縫い目を外し、ショルダータブを底にも付け、リュック仕様にする。

こんな風にアレンジしていくと、気が付けば、お出かけ用、場合によっては旅行用などとシーンが広がります。

ただのエコバッグでもここまで生まれ変わることができるのです。

あとがき

本来、たとえシンプルな単純なお品であってもユーザー様の使いやすさを考えた価値あるものであるべきなのですが、「非売品」となるとどうもそうはいかない事情が多々あります。

だからこそ、「無料」なのでしょう。

ただ、考え方によっては、リメイクのアイデアが生まれやすいものというのは、不完全なお品だからこそです。

よって、「ミシン道」なるものへ一歩踏み出していただくことで、こうして、自分の思うようなバッグにアレンジすることが可能であるということです。

是非ミシンの1台の所有をお勧めしたいと思います。

今後のサスティナブルを重視した未来には、昔から存在していながらも、「ミシン」は大変有効な機械ツールだと思います。

一番のポイントはとことんワガママに自分の思うように出来上がるということです。

外注やオーダー品もそうしていただけることもありますが、「対価」が付きます。

そういった予想外の出費や高額費用が本当にサスティナブルなのかを考えると、このミシン1台への自己投資が長い目で見てコスパのよいものであると思えて来ます。

ミシンの種類は私としては、デニムや帆布も可能な家庭用ミシンとコンパクトさが変わらない「職業用ミシン」をお勧めしたいと思います(^-^)。

まずはこれを認識、外注作業によってつくられたコンテンツは著作権が自分だけじゃないこと【1173】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「コンテンツビジネスによく効く、著作権のツボ:八代英輝 著」を読ませていただきました。

この本はある目的を持って手にしたものになります。

現在制作中のハンドメイドバッグの製作手法のコンテンツ制作をしています。

いずれ、多くの方にそのデザインと製作手法が私から著作権を解放した自由な商業利用可能なお品になってご利用できる共有型です。

こういったことは著作権の本来の自身の権利を守るという考え方と対極にあるスタイルであるし、せっかく自分が生み出したアイデアを手放すということは心理的にも躊躇するものです。

それが、私の場合このデザインや手法さえ広まれば、自分だけのものでなくても良いとの結論に至り、それを形にしていくことになりました。

同時に、こういった考え方も1つあるのだという、「自身の考えたことを手放すスタイル」もご提案できそうです。

そのきっかけは、自分で製作してもその完成品のバッグやリュックがあまり広まらなかったことのあきらめからでした。

ただ、あきらめるからやめるのではない、別のルートに舵を切ったという次第です。

これは、やめなかったことで実現できることだと思っています。

実際、今後も私自身も共有型なので利用させていただけるのです。

そして、これまでと同じように、ハンドメイドバッグも作り続けることもしていきます。

ただ、私だけのデザインやアイデアではなくなるということなのです。

コンテンツの冒頭では、著作権についての注意事項やルールに賭ける時間を多くとらせていただきました。

それくらい著作権が大事であり、その著作権に関するお話の部分だけでもコンテンツのユーザー様は、初めて認識する事項も出てくると思うのです。

その重要さ重くとらえ、今一度自分がお伝えする話の内容と照らし合わせるようなつもりで、いったん制作を止めて、学ぼうということになったのがこの本を手にとった理由です。

外注が含まれるコンテンツは著作権が複数存在することの認識

以前は、私もお恥ずかしながら著作権はシンプルに1つだけだと思っていました。

実は著作権の中にも枝分かれでいろんな種類があったのです。

私は著作権という言葉だけを使用して、ハンドメイドバッグの生地は生地製造メーカー様の著作権があるからそれぞれの生地について守るように。。。などというお話の仕方をしています。

確かに、この本を読む前に生地を一から自分で製造しない限り、少なくともハンドメイドバッグでは著作権が2つは存在するのです。

1つは、デザインの案を考え、手法を考えた自分が自明のものとして持たせていただける著作権、もう1つは、生地メーカー様の著作権です。

そんな風にいろんな材料があるとそれぞれの材料の種類ごとに著作権が別の権利者のものであることで、著作権の集まりでできているのがコンテンツなのです。

まずはこの認識が大切です。

よって、特に著作権の量が莫大な映画などは、違法コピーなどとんでもない複数の著作権の侵害をしているという見方をすると大変な罪なのです。

コンテンツのすべての著作権をフリーにすることの危険

私が現在制作、今後も作って行きたいハンドメイドバッグのコンテンツも、含まれるすべての著作権をフリーにすることがまずい、もしくは不可能です。

それは、上述の材料の生地はご提供はせずコンテンツご購入者様が独自で調達するので、責任はご本になるわけですが、そのほかにまだ著作権があるのです。

それは、そのコンテンツのソフト自体の著作権です。

これをフリーにしてしまうと、コンテンツをコピーして、転売が可能になり、中身無視のただのコンテンツというそのパッケージだけに価値を付けた商業利用が可能になってしまいます。

この辺りを、この本を読む前にも気にしていまして、最終的に転売禁止の判断をルールに設けました。

そうすると、私独自のルールがやはり必要になりますので、コンテンツ内でも、そこもじっくりご説明しています。

ということで、私が著作権フリーを謳っているのはある一部分の著作権だけなのです。

それは、自明の私に与えられた著作権である、「型紙、デザイン、手法などのハンドメイドバッグのある1つのデザインに関する商業利用の自由」だけで、その他は私がどうこう決められるものではない他者様の著作権なので、不可ということがほとんどなのです。

これを勘違いしてもらわないようにしっかりご説明に時間をかけるということになるのです。

その時に、著作権のどの部類の著作権なのかというのが今回の本の中で分かれば。。と思いました。

あとがき

「コンテンツビジネスによく効く、著作権のツボ:八代英輝 著」。

本の著者様は、お名前でピンとくると思います。テレビに多く出演されている方です。

その例もテレビなどのケースが多く、具体的で読みやすかったです。

ただ著作権の複雑さには重っ苦しいものがありました。

私のように必要に応じてという読み方ではないにしても、この世の中がいかに著作権で囲まれているのかが見えてきます。

だから、こうなんだね。。。という疑問などが紐解ける瞬間がありました。

テレビがそのままアーカイブでYOUTUBEで流せない理由などもあるのです。

ライブだと良いということも実際にライブ的にYOUTUBEで流されている番組だけは見つかることの答えが著作権にあったりします。

ご一読の価値は大いにあります。

著作権に関しては、当たり前くらいに意識するべきだと思いました。

私のハンドメイド分野では、著作権があまりに無視され過ぎていて、リメイクが最も顕著です。

この本の中のリメイクは主に映像のことであり、たくさん並んだ中の1か所という位置付けであったので、ハンドメイドのリメイクに関しては今後もっと勉強する必要があると思っています。

なぜなら、リメイクしたいからです。

リメイクしたいのに、商業利用がどうしても不可能なので、そこが壁です。

ちっとももったいない洋服をSDGsを意識しながら活かすことができないのです。

ただ、もったいないことだけに焦点を当てていてはいけないのもとても重要です。

作り手が一生懸命努力した証のお品を簡単に解体して違うものに作り変えてしまうことが、相手の気持ちを踏みにじった行為である。。。それがSDGsであるわけがありません。

むしろ権利を侵害した、対極にあるひどい行動になるのです。

洋服のメーカー様にリメイクして商業利用しても良いかを実際にお問合せしますと、答えは決まって「ノー」です。

なので、リメイクも単純に何かを作って売るという考え方では成り立たないし実現できません。

じゃあどうすればリメイクできるのか。。。

日々考えています。

物を大切に長く使えることで、サステイナブルな未来に大きく貢献できる「リメイク文化」のすすめ【1017】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

私も実は個人的にはとても多く行っている、「リメイク」。

洋服を利用したり、キーホルダーを利用したペンダントだったり。。。

それはそれは多くのリメイクを楽しんでいる一人です。

ところが、やはりリメイクというのは、元のお品を改造していて、製造メーカー様の商標権、著作権を侵害するということで、商業利用が不可です。

具体的には、youtubeアップとかこうしたブログでのアップも、商業利用の助長になるために控えてほしいという某ジーンズメーカーさんとの2019年の直接のお電話のやりとりでお話を聞いたという経験があります。

それ以降、今までアップしていたリメイクのお品が映った動画や記事は丸ごと削除致しました。

40投稿くらいその時点ではリメイク内容のものをアップしていましたので、とても残念で、かなり影響がありましたが、そんな生のお声を聞いてそのままでいられるはずはありません。

そうなんです。ネットでは当たり前のようにリメイクが楽しそうにアップされていますが、ああいったものは、実はあくまで、個人で楽しむ範囲内の領域を超えてはいけないのです。

ネットで掲載してしまうとそれを見た別の人が商業利用することの助長になりかねないということなのです。

そんな製造者様の生のお声を聞いてからというもの、とても気を付けています。

今までそういったことに無知であったことからその時点を境に、より著作権や商標権を意識するようになりました。とても貴重な経験です。

ただ、私もすべてにおいて完璧かと言いますと、リフォームだといってアップしたお直し動画や記事が製造業者様にとっては改造であり、リメイクだと判断される可能性がゼロでは無いということ。

そういった時は、何かしらのアプローチがあると聞きます。例えば、内容証明などでの通達ですね。

それはよほど侵害している場合でしょうが、侵害しているかどうかの判断が元の製造業者様にあるという点で、こちらがどうこう判断できることではないのです。

とはいえ、リメイクというものは、無限ですし、この先、物をたくさん持ちすぎずに大切に使っていく傾向が高まっていくと予想しています。

そんな環境の中では、新しくたやすく買い替えないとなると、今までのお品に、「飽き」や「損傷」があった場合に、お直しであるリフォームが出てきたり、違うお品へ作り変えるリメイクの出番があることが予想されます。

特にリメイクに関してはとても可能性を感じているわけです。

リメイクは長い目で見て、コスパの良い過去の購入だったことにもなるなどの素晴らしい「文化」であること

現在では、リメイクもまだまだニッチな分野なのかもしれません。

しかし、将来的には、広がると良いなあと思うことと、実際に広がりそうな予感はしています。

私の場合、リメイクは、主に布でできたアパレル商品になります。

機械とか乗り物のカスタムは、機械の分野なので苦手でさっぱりですので(^_^;)。

例えば、何か洋服を購入して、その洋服が洋服としては飽きてしまったけれども柄が素敵なのでもったいないと感じる場合自主リメイクを考えることがあります。

どんなものにも変身できる可能性を秘めているので別の使い方が思いつけばとても幸運です。そういった点でリメイクは無限です。

その時点で、捨ててしまうのか、継続して使っていくのかの分かれ道があります。

ただ、継続して姿を変えて使っていくことをしたくても、その技術がないと思いつくことさえないのかもしれません。

自分だけの範囲では無限過ぎるので、多くの人へ広めたい時に、商業利用を思いつくわけですが、これが簡単には出来ないのです。

洋服は特に、ブランドネームや品質表示にしっかりメーカー様の名前やブランド名が入っていますので、その権利が分かりやすいです。

ベタに商業利用を確認するには、メーカー様へ連絡を取って、何かしら商業利用する対価を支払うというものだと思いますが、対価を支払うからと申し出たとしても、そのような現金よりも、ブランドの威厳だったり地位だったり画重視されるからです。ですから、おそらく断られることがほとんどだと思います。

よほど大手企業様がタイアップとして企画としてロイヤリティを払うことを条件に可能な場合があるかもしれませんが、勝手に、断りもせずに、無料でリメイクしたものを販売ということを承認ということにはならないかと思います。

これが意外と理解している方が少ないかと思いますが、そういうものです。

ということは、広めるということのやり方の1つのアイデアのリメイク商品を作っての販売ということが不可能だということです。

とすると、どうしたら広めることができるのか。。。

これを今回考えました。

私の1つのアイデアとしましては、かなり間接的ですが、やはり個人様一人一人が自分でリメイク作業はするべきで、そこに作業の対価を発生させてはならないということで、リメイクにも使えるミシンの技術などを伝えていくことだということです。

そこには、対価は発生しても良いと思います。間接的であり、リメイクに結果的に活かせる技術ということですので。

長い道のりではありますが、リメイクの商業利用を助長せずに、一人一人が自分でリメイクできるような技術を身に着けるみたいなことを広めるということです。

特にリフォーム専門ではない私でも、ハンドメイドバッグを作ってきた時の何か一部の技術を活かして、今までは思いつかなかったようなお直しもできたことがありましたし、ミシンを使えるということが基盤になるかもしれませんね。

ということで、私のできる広め方としては、まずは、テクニック、裏技などの役に立つ細かい手法をおしみなくお伝えしていくことで、ミシンも、持っていることが当たり前なんてものになって行ければ。。。と思います。

1960年代辺りの手作りブーム以降、現在は、ミシンもの所有数は現象。家庭にミシンを置いていない家もある現在なのかもしれません。

けれども、今後は、大量生産してきた作り方が見直される方向になると、1つの物を長く使うということも重視したいものです。

あとがき

著作権、商標権の問題は難しいですね。

そんなに有名でないと埋もれて分からないところですが、これが有名になって人々に広く広まってきた時に大きな問題になるようです。

とりあえず、「正しい広め方」を意識していきたいと思います。

YOUTUBEとブログの採番をしてきて、今ここで感じる効果【711】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログとYOUTUBEは2018年から本格的にスタートしています。

正確には、YOUTUBEは2016年1月に登録して1年間程「アクセサリーの部屋」というジュエリーを紹介していく動画をアップしていました。

今思うと不思議なのですが、2020年7月にスタートした事業の本物志向のレンタルジュエリー」より4年程前から、ジュエリーに関しての発信をしていたのでした(^_^;)。

音声の小ささとカメラの画素が非常に悪くて現在は消してしまいましたがまさかその「アクセサリーの部屋」が現在のYOUTUBEの<ジュエリー>になるとは。。。といった不思議さです。

ブログは実際は、2018年3月に導入して早速記事をアップしていましたが、後からの見直し等で、消したりして、現在の一番古いブログは、2018年7月のものになります。

採番し始めたきっかけ

2019年の6月くらいですが、YOUTUBEのアップの内容を見直す機会があって、その時くらいに採番をし始めました。

この頃で100アップを越して、200アップへ向かっていた時でした。

採番には、少し労力を要しましたが、今ここでやっていこうと決意し、最初の動画から順に番号を付けていきました。

この数か月後くらいですね、YOUTUBE動画とブログを同じ番号で並行して、両方を同時進行していくということをし始めました。

一見難関そうなことですが、番号を同じにすることで、ルーティーン化して気楽にできるようになっていきました。

YOUTUBEをアップしたならば、必ず、その翌日はブログを同じ番号で書いて、その記事の中に動画を貼り付けるという作業を毎回繰り返しています。

今では、完全にルーティーン化しています。これをやらずして、その番号が完成しないというような感覚です。

ブログとYOUTUBEの内容を別々にするとどうしても偏りができますし、それぞれの内容が違うことで2倍の労力を使います。

ブログに偏る理由、YOUTUBEに偏る理由が特になかったので、私が思うに、SNSなどがいろいろある中で、長い目で見たときの大きな効果とか実りを期待できるのは、一瞬のものではなくてじんわりとしたものがよいと。

それは、自分のオウンメディアであるホームページ上にあるブログ記事と動画という新しい発信媒体の一番オーソドックスでメジャーなYOUTUBEの2つが中心で行こうという考え方です。

もともと、YOUTUBEとブログのタイトルには自分の記録メモのエクセルには番号を採番して控えてあったんです。

けれども、現在では、それをタイトルの一番後ろにも付けて、見ていただく人にも共有するというものです。

採番したことの効果

採番したことと共に効果が大きかったのは、YOUTUBEとブログを番号を並行していくことですね。

これがまず、スムーズで、ルーティーン化できたことに繋がります。

採番すると、過去に似た内容のアップがあった場合に、番号をお伝えしながらそれとの違いやそこからの発展、つながりなどをお伝え出来ますし、自分でも過去の記事や動画を見直すきっかけになります。

具体的には、タイトルを控えているメモをエクセル検索の機能(Ctrl+Fキー)で検索したりして、過去の動画の番号を呼び起こします。

そうして、スムーズにそういった作業が行えます。探す時間は大変無駄ですものね。

もしかして将来、YOUTUBEにそのような採番機能が付くのかもしれませんが、現在はないようです。

ブログの方も番号を採番するような視点では新しいアップデートは起こっていないです。

逆に採番などしない方がよい志向のブログもありますので、そのような事にはならなさそうと考えると、手動で自分がするかしないかがアップ数が増えてくると影響は大きいです。

現在は700アップを少し超えました。ゆくゆくは1,000を今年度末までに。。。などと目標を立てていましてアップの数というのが、自身では1つの目標になっています。

YOUTUBEの意向に沿うと自分の方針とずれる件

もしもyoutuberとしてやっていきたいならYOUTUBEが何を奨励しているかなどを研究してそれに沿うような動画を作ったりしていくのだと思います。

それこそ、アップの頻度なども必ずしも毎日が多く見られる結果になるとは限らないようで、少し間を空けた方が良いような感じがとてもします。

じゃあ、毎日アップしないのか。。。

この辺りが、自分の道を決めることが重要になってくる点だと思っています。

YOUTUBEをご利用させてはいただいているけれど、それに翻弄され過ぎて、再生回数を増やすために過激な内容になってしまったり、著作権侵害などをしてしまったりということがあります。

その道に乗ってしまうことが自分としては危険なことだと思っています。

本来の動画アップの目的が何なのか、YOUTUBERになることであれば、上述の傾向もあり得ますが、そうではないと立ち止まって考え直すことを途中でしました。

2019年5月くらいに、1,000人登録に急速に近づくことが出来まして、短い1か月程の期間で、1,000人達成。

その後も、この調子で行けば、もしかしたら、年内に1万人いける見込みだと錯覚した期間があったんです。

この急上昇の理由は、おそらく、「リメイク」。

この面白さが他にもそれをやっている人と関連付いたのかぐんぐん盛り上がっていきました。

盛り上がったといっても自分の今までと比べるとという程度のことですが。。

その頃、ふと冷静になり、「著作権の侵害」ということにも目を向けまして、YOUTUBEアップの自分のリメイク内容はすべてアウトだと自分で判断しました。

人から何か言われたわけでもないのに、自分でふとそう思ったというところがとても大きなターニングポイントで、これをきっかけにリメイクの動画を40アップほど削除したことで、YOUTUBEの実りへの道を自分で閉ざしたかと思います。

同時にブログ記事の方も同じで、それに並行した記事を同じように40記事ほどを削除しました。

そして、アップ数が減ったところから引き続き、また新たなスタートをしたわけです。

この時に何か自分で気づいて、著作権に関することで、リメイクしたジーンズのメーカーさんへ電話をかけたり、産業関係の機構さんへ問い合わせたりを丸1日使って行い、本当のことを知ることができたことの方が、むしろ良き「宝」となりました。

立ち止まらずに、そのままリメイク動画をアップしていったその結果何が生まれていたのかを考えると、おそらく、もっと動画が伸びるように、もしかしたら広告収入のことも計算しながらのバズる動画をアップしようとしたりなど、方向が別のところへ向かっていたかもしれません。

確かに、その2019年以来ほぼ現在も不思議なくらいそのままの登録者数で横ばいなことが、何かを物語っていまして、この人数も当時のリメイクの時から見てくださった方が大勢ということでそれはそれで、感謝です。

ここ最近では、事業の方を主軸に、YOUTUBE動画をうまく利用させていただいて、その実りにの何か影響してもらえるような感じにお世話になる外注様のように利用させていただいています。

youtuberなのか事業なのかの道

先ほども少し書きましたが、もともとYOUTUBERになりたいと思う等ということは一切思ったことがありません。

やはり、個人事業主である事業をしている私としては事業が実りを上げるげることが一番の目標です。

そうすると、YOUTUBEの利用の仕方の道がYOUTUBERを目指すことと事業利用するという2つに分かれているとすると、後者の事業利用をするという道を選びました。

けれどもYOUTUBERさんだって立派な事業であって、案件などをされていますので、事業なんですよね。

ということで言い方を変えてみます。

YOUTUBEを生業にしている道なのか、事業利用させていただく道なのかそんな2択ですかね。

この2つの違いは大きいと思いました。

それは自分自身の志向に沿った方を選択していくのが良いかと思います。

あの2019年の5月の1万人を目指すのかという時に前に道が分かれている岐路に一度立ったんだと思います。

そして、YOUTUBERとは別の道を歩いて現在まで来ていると思いました。

動画でも記事でも、自分の発信したいと思う素直な内容をそのままアップしたいというのがどうしてもぬぐえず、たくさん見られる動画、たくさん読まれる記事というのを狙ってしまうと、本来自分が発信したい内容とずれが起こることにとても懸念を抱いていて、自然な気持ちのおもむくままに発信内容を決めてきた結果今に至っております。

あとがき

YOUTUBEも「AI」がたくさん機能しているのかと思います。

よく、ショッピングで思うのは、一度購入したものと類似品をお勧めしてきます。

あれってAIの一番単純な機能だと思うのです。

「同じ」「似ている」という情報を言葉から拾って、関連付けるというもの。

しかし、実際一度購入したのに、そのすぐ後に同じようなものをお勧めされてももうこないだ購入したばかりなので必要ないことが多いのが現実です。

そういった人間のもっと奥深い心理がAIにはまだ導入しきれていない様子が見て取れます。

YOUTUBEも人の真似をすると同じような内容だから、関連付いて一緒に盛り上がるというのが一応ベースにあるのだと思います。

けれども、実際は、むしろ逆が私が重きを置きたいことでもあります。

「人と違う個性」「ごくまれなことの価値」、このようなことがAIでは判断が難しいのでしょうね。

YOUTUBEだと何か独自のスタイルで発信することが、あまり実りが無い結果になるような気がしています。

それでも動画は何か1つは今後もやっていきたいので、それだからこそ、YOUTUBEの関連付いたことに重きをおかれている現在の方針に対してはあまり夢中になれません。

そんな中、個性を出していって活躍されているアップ主様は素晴らしいと思います。

と、今回記事や動画アップに関してはいろいろ思うことがありまして、一度記事にしてみました。

あれこれ言ってもそこそこしか結果を出せていない主が多くを語れませんので、一度アップ数がいい区切りになった時に、このようなことを、この記事の続編のようにまたアップしたいと思います(^-^)。

ハンドメイド、安くても、とりあえず良質な商品の製造を目指す勧め【638】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近インテリアを兼ねた好みの薔薇柄の布の袋のようなバッグを入れ物目的で数点あちこちから購入しました。

どれもハンドメイドバッグのようで、結構昔のお品なのかなと思うようなレトロな雰囲気がありました。

そんな雰囲気と薔薇柄はバッチリ自分好みだったので良かったのですが、実際に入れ物として使っていくうちにとても不便さを感じてきます。

袋が一重仕立てなものは、中に入れた物があちこち移動して安定感の無い収納になる、取っ手が一重仕立てなことから、フックにかけているうちにねじれてねじれが戻らないなど。

ということで、今回、ハンドメイドバッグを作っている私が、ハンドメイドバッグを実際に使ってみた貴重な記録と体験となります。

こんな感じの超シンプルな一重仕立てのトートバッグです。袋のような感じです。これも作りがしっかりしていれば話は別ですが、ものすごく柔らかく、当初の布の状態にほぼ付加価値が加えられていないものです。ただ、柄の可愛さだったりでその点にのみ価値は感じました。

実際自分の物を作ることがなかなかない製造者自身の現状

ハンドメイドバッグを作るのであれば、自分で作ればよいのですが、これ、実際の話、なかなかその機会がないものなのです。

自分って結構二の次。商品で廃棄処分をするものが出てきた時などにやっと自分で使っています。

通常上手くできたものは、すべて商品として並べます。

今回、早急に入れ物がほしくて、好きなバラ柄の布バッグを探しました。

そして、なかなかなかったのですが、3-4点見つかり、収納をしていたのですが、結果見事に、数か月で使い勝手の悪さに解体。

柄がかわいいので、リメイク用に保管してあります。

リメイク場面のブログや動画のアップは、商標権の侵害になるので、当記事内で実際のリメイクの様子をアップすることはできませんが、すでに1点、一重仕立てのトートバッグから、メモ帳ホルダーというものへリメイク完了して、ものすごく使い勝手のよいポケットとして使っています。

こんな感じの形になりました。取っ手は、元の取っ手を活かし、中に接着芯を貼るということをしてよれよれにならぬような取っ手に仕立てました。もともとバッグの表面、後ろ面だった2枚の布の間には、ハード厚芯というごわっとした芯も挟み、布自体に接着芯も貼りました。そして、縦に柄の向きを見ながら折り返して輪にして広いポケットを作り両サイドを縫い付けて完成です。
ここへ、予定メモを日付順に入れます。そして、一番先頭の近日の予定メモを外に出して洗濯ばさみで留めます。

これ真似してみてください。かなり、使い勝手が良いです。

予定を見過ごすなんてことは決して起こらない万全対策となります。

ここから思うことは、結局、現実的にしっかり使えるものという点がヒントになります。

一重仕立てのトートバッグだっ時はいろんなものを入れれそうな気が一見しますが、実際は機能としては満足いくものではなかったということですね。

この「壁掛けメモホルダー」は、ブランドのうさぎのキャラクターのもので、とっても可愛いので、この生地は入手できないものなのです。

よってこういった別の形で購入時のコスパとか価値を残します。

使う側もせっかく購入したので、後々コスパの良い買い物をしたという結果を得たいものですものね。

あとがき

今回のリメイクに至った薔薇柄とうさぎのプリント生地でできたハンドメイドバッグ達は、リメイクしてでも使いたいと思った価値はあったわけです。

柄のレアさとか素敵さですね。

けれど、それもない商品というのは購入されないということも考えられるわけです。

たまたま私はリメイクが好きなので、手段としてそうしましたが、最初からリメイクしようとして購入することはまずありません。

やはり、入れ物として使う目的での購入になるので、リメイクなどをしない人であれば、最初から購入されないと考えると、製造者から見れば怖いことです。

販売価格が安い、高いにかかわらず、とにかく「良質:良い作り」というところにポイントを置いて意識することを製造するにあたってお勧めしたいと思います。

そろそろサシティナブルを本格的に意識していこうと決意して読み始めた本【606】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年「サスティナブル(永久持続性)」という言葉がかなり真実味を帯びてきました。

当初はそういう意識とか、考え方の領域から、実際に一流ブランドさんが、ビーガンレザーなどと謳い、本革である動物の革を使った商品をとりやめる、毛皮をもう作らないなど商品の根本の素材の見直しが至る所で行われ始めました。

ただ、ビーガンレザーというのは革の様相を少なからず残すことができるのでまずのステップとして入った領域だとは思うのですが、いわゆる、人工皮革とか合皮なんです。

結局、言葉の一人歩きで、ビーガンという言葉が正当な感じがしますが、以前にもブログでよくアップしてまいりました記事の中でも、合皮などは、劣化がとても早く、長持ちの物では決してないので、それが永久持続性なのか、という点に疑問が。。。

ということで、そんな疑問も何かの勘違いで、本革生産よりもはるかにそこに貢献しているものなのかもしれない、そんなあたりを自分で把握したいと思い、1冊の本を手にしました。

この本はかれこれ10年前に書かれた本なので、そこから、急速にここ数年でもっとサスティナブルが叫ばれてきていますが、まずは、とりあえず、読んでみようと思った次第です。

「GREEN FASHION グリーンファッション入門 サステイナブル社会を形成していくために:田中めぐみ 著」です。

まだほんの読み始めなのですが、読む前の時点での私のそういったグリーンファッションという分野に対して思うことなどをお伝えしたいと思います。

また、読み終わった後では新たな感想があるかと思いますので、それは後の記事として、今回は、その読む前の記事ということになりますね。

本革の無駄をとても感じたエピソード

かなり前のことですが、やはり高級感があるということで、ナイロンバッグなのだけれど持ち手が本革レザーであるバッグを使っていたことがあります。

ところが、ナイロン生地は1枚仕立ての簡単な作りなので、いずれ、角のマチの部分がすれて、間もなく穴が開いてきました。

そうして、そのバッグも終了の時期かと思いきや、取っ手が恐ろしいくらいに何ともないという状況がありました。

その時に、「非常にバランスの悪いバッグだ」と思いました。

1つの商品の中で消耗度の違う材料を組み合わせてあるので、片方がダメになって変え時である一方で、もう片方のパーツはまだまだ使える。。。

ここに非常に無駄があります。

つまり、本革、お品が良すぎるんです。

もしくは、ナイロンの生地の仕立てが手を抜き過ぎている。。

いずれの考え方もできました。

こういう商品は、その場のかっこよさとか、商業用の売上を重視したその場しのぎの点が否めません。

このことに関しては、何かとても気分が良くない経験をしたことを覚えています。

それっきりそこのメーカーのバッグは卒業です。

このことは、後の自分のハンドメイドバッグ製作にも教訓として活かしています。

本革レザーと生地との組み合わせが後々、使っていく中で満足できるものになるのかどうか。

その場の高級感だけでは、いずれ、長い目で見たらそれっきりの商品になってしまうのでは。。

これをよく考えます。やはり、末永く使われる商品でありたいですので。

すべて本革レザー:黒

本革のバッグを1点作った時の値段というのは、ノーブランドが作ると3万円程度の価値しか付かないと聞きます。

これが、一流ブランドであると、そのブランディングが大半の価値を占めて、20万にも30万にもなるということです。

そう考えると非常に良質過ぎる素材の意味が分からなくなります。

更に思うのは、そこまでの良質な素材のデザインのバッグをずっと使い続けるのかどうか。

大半は途中で飽きたりして手放すことが多いです。

なかなかずーっと使い続けていくってないですものね。

結果コスパが悪い商品だったことになってしまうのです。

そうすると、それ相応の適度な良質さで長持ちする良い作りとのバランスでできた商品の方が無駄がないのかもしれません。

本当の意味でコスパの良い商品を追求することも、サスティナブルへの関心なのかもしれません。

もうすでに存在している過去の本革レザー商品を大切にする考え方(リサイクル・リユース)

もともとビンテージ好きの私としては、過去の本革レザーのバッグなどはとても魅力で、良いお品が今後もまだまだ見つかると思っています。

ただ、過去の物の中にも、流行があって一癖あったり、現在では何か不格好だったりする点を補う対策がないとなかなか受け入れられません。やはりカッコイイのがファッションです。

それが、リフォームだったりリメイクだったりします。

お品というのは一流ブランドのものだったり、名が知れていないメーカーさんのお品であったとしてもそれはそれで間違いなく自社ブランドなので商標権、著作権があるのですね。

そうすると、なかなか簡単に、リフォームにしても、もちろんリメイクなどということは違うものに作り変えてしまうわけですから、侵害をしてしまって問題になるという壁があります。

この壁何とかならないものかと常に思っています。

洋服にしても、例えば、とても良質な洋服を作っていた某メーカーさんが倒産してしまい、過去の在庫が残ったその在庫自体は、「破産管財人」という人物だったり会社だったりに権利があるようです。

しかし、実際の話、それは、その時の在庫だった商品に関してです。

私も詳しくは分かりませんが、確かに「在庫」は破産管財人に権利が渡されるにしても、商品自体のデザインだったり、過去の人手に渡ったりして現存する商品の「著作権」ということになると、これは、永久にデザインしたデザイナーさん個人に厳密にはあるのではないかと思うんです。

違いますかねえ。その会社の社員だったのだから、その会社のもので、最終的に破産管財人の権利なのでしょうか。詳しいことが分かりません。

過去に購入したいろんな人が手持ちで持っている商品だけれども、着ないからヤフオクやメルカリで販売するような古着もうーんとそれ以上に残っているのかもしれません。

伝統ある老舗メーカーであればあるほど、その莫大な量の資産たるものが存在します。

過去のままの姿で今後人の手に渡るということだけだと、もともと使われずに残った、売れずに残ったわけですから、なかなか入手したい人が現れず、厳しいものになります。

それを、もっと柔軟に、リメイク、リフォームして違うお品に変えることで、それなら着れそうだ、このアイテムに変身したなら、こっちなら持ちたいなど幅が広がると思うんです。

現在著作権などの垣根は強固なもので、解放されていないのがほとんどだと思いますので、そういう作り変え、大幅な手直しをすることがただただ「違反」になってしまいます。

洋服の古着のリフォーム、リメイクについて

私も過去に、YOUTUBEとかブログでリメイクをアップしていましたが、それさえ、禁止事項なんですね。

自分で使う範囲内や身近な人に無料であげるだけということでも、YOUTUBEアップこそが広告収入が付きますので、思いっきり商業利用になります。

そして、ブログにしても、無料ですが、そういったことを助長するとのことで、あるジーンズメーカーさんが、ブランドの侵害であるから阻止したい意向を直接お電話でお聞きしたことがあります(私の方から問い合わせたことに対する返答です)。

なので、なかなか、最初の製造主が著作権を解放するということが難しい点なんですね。

このことは、長い時間をかけて研究していきたいと思っています。

リメイクができると、うんとやれることが開けてくると思えてなりません。

リメイクをOKにしてくれるブランドメーカーさんとか、製造業者さんなどが増えてくるとよいと思いました。

あくまで、作り手の意志なので、リメイクしたい側の人がどうこう希望したって、当の権利者が首を縦に振っていただかなければ実現しないことですものね。

あとがき

リメイクは、一から洋服を作ることより、入り口としては、はるかに簡単には入れますので、多くのリメイク者は現れそうです。

その分、著作権の解放をする人はほとんどいないという現状ですよね。

シャネルの創始者の、ココ・シャネルなんかは、意外と、著作権に関しては寛大だったようで、コピー商品がその分多く出回った時期があったようですが、そんなこと以上に有名になったという大きな財産を得ました。

真似されていくことに逆らわず、解放することこそが結局は自分自身の事業のメリットになり、益になるというココ・シャネル見方がある意味正しかったと言えます。

ニコニコのマークの、「スマイリーフェイス」なども、著作者が最初から著作権を放棄したからあんなに誰もが知るマークになったと言えます。

けれど、その中でも別の面で問題もあるかとは思いますので、一理あるという言い方がよいでしょうね。

そのように極端なまでに全面的にフリーにしなくても、リメイクさせてもらえる何か手立てはないものかと思っています。

ということで、サスティナブルの今後を考える時に、既に存在している過去の古き良いお品を使いやすい、もしくは素敵にアレンジできる、リメイク、リフォームの分野への開放については、私も注目していきたいと思っております。