まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
現在、エコバッグの「切餅:きりもち」と名付けた紙袋型のデザインの仕様を徹底し高める研究中です。
このデザインは、デジタルコンテンツにまとめるデザインなのです。
作りやすく納得していただけるようにと徹底的に改良を重ね、寸法に関しても見直しているところです。
これまでは、本体の縦の長さを縫い代込みで52.5cmと設定していましたので、狭い幅のよくある110cm周辺の生地では、横が60cmあるこのデザインは縦に並べて生地に配置することになります。
そうしますと、52.5cmx2倍=105cmと、用尺はわずかに1mを越えます。
5cm単位でもカットしていただける生地屋様なら問題ないのですが、これを50cm単位購入がルールのネット購入の場合にははみ出すのです。
おそらく生地をネットで購入するケースは多いと思いますし、実際に余分はそれほど付けてはくれないピッタリのカットです。
このたびは、用尺を1mにするためのはみ出した2.5cmカットをし、出来上がりの縦の長さが先日の完成の【1211】の投稿のお品と比べてどんなふうに違うのかを比較した回になります。
以前から、よく5cm以上の変更でなければ目に見えて分からないということをお話させていただいてきました。
仮説としては、あまり変化はないというものになります。
生地を替え、2.5cm短くした寸法の型紙で作ったエコバッグがなぜか反対に長く感じる理由は、生地の種類の違いによる底の沈みだった
クールなカーキグレー色のヘリンボン柄です。
では、【1211】の投稿でご紹介のグリーン色との比較に進みます↓。
グリーンの方が幅が広く感じるのは理由があります。
少しややこしいお話なのですが、サイドの縫い代が2.5cmなのに1.5cmと間違えて作ってしまい、両サイド分で2cm広く仕上がったのがグリーンの方です。
ここまで縫い代を広くとる理由は、ゴブラン織りなどの厚手生地にも対応できるようなものであるためです。
2.5cm短い方が長く見えるなんてとても不思議。
生地の性質の違いにより、この度の素材の方が底が重く沈む性質で長く見えるのだと思います。
そのことを除外しても、このたびの2.5cm短くしたことは問題がないと見ました。
あとがき
当ブログ記事は、最初の投稿の2023.02.03からおよそ1年後の2024.11.04に、ブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルからすべて見直しここまでを綴り直してまいりました。
実は、未だにコンテンツが完成しておらず、まだ見直しする箇所があるのです。
このような単純なデザインでもまだ見直す仕様があるところに深みがあります。
一番最近では、この2024年秋で、四角いハギ目カバータブの大きさを大きくするという型紙変更をしています(理由は確実にステッチが美しく縫い付けられるため)。
デジタルコンテンツの制作では、その場面を撮影済みですから、その点は差し替えが起こるのです。
まだまだ新しい仕様変更が起こっていることから急ぎ過ぎないで完成された状態を目指すことを意識しています。
デジタルコンテンツは有料ですが、パッと見て真似して作ることとは必ず別物と言うほどのノウハウを盛り込みます。
安心していただき、金額に見合う価値があると思っていただければと思います(^-^)。