まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
本来、宝石と呼ばれるお品というのは、長く持ち続け、その状態が永久的であるところに魅力があり、価値があると言われています。
よって、「コスパ」を考えた時に、大切に扱うということが価値の持続につながるということになります。
そういったことも考えると、モース硬度の値が小さい宝石は、持続的にならない可能性がある1つのデメリットになると思います。
それでも、その美しさゆえに、少し取り入れることもあったりして、逆にそれが現在の価値であったりもするかもしれません。
ん-、価値観による大変難しいところです。
このたびは、今まで一度も当「本物志向のレンタルジュエリー」に取り入れたことがない採用にためらったジュエリーを3つ挙げ、なぜなのかの理由の深い所をお伝えします。
あまり前向きではない捉え方ではあるのですが、こういった気持ちも持っていないとたくさんの中から至極のお品物を選ぶことができないのです。
繊細過ぎるエメラルド・クセの強い蝶のモチーフ・透明では通用しなかった証なるブラックダイヤモンド、どうしてもその背景を知ると難し過ぎる
まずは、エメラルド↓。
古くから愛でられてきた美しい石なのだと思います。
手を加えずに良い状態で発掘されることがなかなか難しく、それはこのエメラルドの元の性質にあるようです。
割れやすく、内部にヒビやインクルージョンが入ることがほとんど。
宝石になる頃にはあれこれ処理なるものがなされるのが基本なのです。
その処理の効果は、永久ではないことに対して落胆、せっかく高額なジュエリーを入手しても本来の宝石の良さである「一生物」が実現できない場合があるということになります。
そうすると長い目で見た価値は薄く、いずれある時期には手放すことになりかねません。
次に、バタフライモチーフ↓。
蝶がトンボ・カタツムリのモチーフと同じような仲間に思えて、身に着けて歩くものに対してミスマッチを感じてしまいます(あくまで自身の感覚ですので)。
バタフライモチーフ好きには信じられないことでしょうが、蝶の代わりに「リボン」へ眼を向けてしまうのです。
最後は、ブラックダイヤモンド↓。
透明で披露することのできない事情を踏まえたような黒い色付けのダイヤモンド。
やはり透明にはかないません、透明はとても純粋にその良質である証を真っ白な色で見せてくれているからです。
ただ、そうと分かってはいても、よほどデザインが素敵なブラックダイヤモンドは1つは採用してみようかとも考えていますので、全く否定的でもありません。
同じ黒の他のストーンよりも輝く黒色ということで際立った美しさはあるかと思います。
あとがき
このたびは、「採用してない」ジュエリーのご紹介でしたが、「採用したい」ジュエリーもあります。
これも後のブログ記事で取り上げていきたいと思います。
後者の方が内容としては前向きに感じます。
このたびは、自身の趣味嗜好も入る理由付きの事情をお話致しました。
今後のジュエリー選び、ジュエリー探しにヒントになれば大変光栄でございます。
手にした瞬間の気持ち、その後のふと眺めた時の心地、これを大切にしてくださいませ。
気持ちを整えるような素晴らしいパワーこそ本当のジュエリーの実力だと思います(^-^)。