まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ここ最近複数のサイズ違いでインテリア収納袋をどんどん作っています。
その中で、おおよそ4種のサイズ展開で手持ちの生地が当てはまってくるというお話を前回致しました。
今回は、そのサイズの呼び名である、「大、中、小、ミニ」の4種の内の「大」を巾着袋で製作しました。
この大きなサイズを生地を有効に使いながら出来上がるその生地巾にスポットを当ててみたいと思います。
シックな黒xゴールドのバイカラーのインテリア巾着袋
まずは、出来上がった収納袋を見てみるとしましょう。



今回生地巾を記載致しました。ここが今回のポイントです。138cm、140cmといずれも巾が大きいですよね。
生地巾と型紙の関係の解説
では、今回の「大」であるビッグなサイズの型紙を見てみますね。

この横の長さに注目していただきたいと思います。
やはり、当然ながら、横に2枚並べて裁断することができると、縦の長さの50cmの分量を余すところなく綺麗に使えます。
今回、はぎれすら出てきませんでした。
それができるのも、この生地巾のおかげなのです。「ダブル巾」、とか「広巾」と呼ばれる140cm周辺の幅です。
途中の120cmなどの幅もたまにありますが、その生地では、この「大」は不足になるので生地が有効に使えないから、1つ下の段階の「中」になるであろうということです。
裁断も、周りに少しばかり余裕は必要です。
67.5cmx2=135cm。ここへ余裕の隙間を見込んだら、表地の138cm、裏地の140cmはいずれも対応できるということになります。
ここまでの生地巾というのは、多いのがインテリア生地の部類で、カーテン地とかシーツやカバー作りのための生地の分野に多く見られるということです。
ほんのたまに服地であっても140cm巾くらいのものを見かけることもありますが、希です。
日本製の生地だと多くが、108cm-112cm辺りのものが多いかと。
そんな事情の中で見つかった140cm級の幅の生地というのは貴重で、結局、その貴重な生地で作ることができたビッグなサイズの完成品というのも貴重だということになりそうです。
あとがき
まだ当面、このように、「大、中、小、ミニ」に当てはめて、どんどん製作していくつもりです。
生地の収集は、古い物で2019年の夏くらいのものがまだストックとしては有りますが、多くは、2020年に一気に集めました。
いつも同じ生地屋さんへ出向いていましたが、コロナ禍もあって、2020年というのは、大きく調達先を広げました。
ネットで、東京の、かの有名な日暮里界隈の生地屋さんも知ることができましたし、YOUTUBEなどでもコメントさせていただいたりして生地屋さんがどんな人達なのかも少し見ることもできました。
実際に目で確かめるとなると、1日楽しめそうな日暮里ですが、私が好きな「ふくれ」はネットで見させていただく限りはあまりなさそうだと。
日暮里のお店以外でもネットできらりと光るようなお店を見つけました。
その中で、衣装生地の生地屋さんとか、ニット専門の生地屋さんにフクレ加工の生地が見つかりました。
フクレ=ニットという見方をすると凹凸感ある生地が見つけやすいのかもしれません。埋もれていて目立ってはいないんだけど、実は想像以上にもっとあるのかもしれません。
まるで埋蔵品ですね(^_^;)。
今は、フクレ生地も集めるのは現在は、いったんやめて、手持ちの生地から作ることに集中しています。
そして、6月くらいからは、本格的に「コンテンツ」製作をしていくつもりです。
この2022年の1年は、今までの生地のストックの一掃とコンテンツ化製作をしていくことになります。
これまで研究しながら作ってきた「餅巾着」もそうなのですが、その他のデザインもいずれは、すべてコンテンツ化で良いのでは。。と思い始めています。
とにかくどんどん作りながら考えもまとめていきたいと思います(^-^)。
