まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
エキゾチックな雰囲気のネックレスに出会いました。
地金だけ作られてはいるものの、ボリュームもあり、2連で華やかなネックレスになります。
よく、シルバー925で作られるデザインのような感じがします。
それが、PT850製ということで、ご注目のお品かもしれません。
初めて目にした切子(きりこ)デザインのネックレス
ビンテージジュエリーの中の人気のアイテムの1つに、切子(きりこ)デザインがあるかと思います。
江戸切子などとガラス工芸分野では芸術的なお品とされています。
切子(きりこ)は、切り子と真ん中にりを入れてもよいようです。
要するに、立方体のとがったパーツのことで、これをつなげて、ネックレスやブレスに作られていますので、宝石関係でも切子があったのですね。
当然、立方体なわけですから、中身がつまっている兼ね合いで、ずっしりと重みのあるものに仕上がるみたいです。
現在の地金の高騰の環境では、1つのお品にここまでたっぷり地金を使うわけにはいかないと、あまり積極的には作られないことを考えると、1つのお品を作るのに、地金を多く使うことができたビンテージジュエリーならではのアイテムとなります。
いろいろなカットの角度などで、ダイヤ型みたいだったり、四角柱みたいだったりその中でもカットのデザインに種類があります。

今回のネックレスは、ある意味2倍の魅力。
切子とのコンビのレースみたいな透かしもとっても綺麗なのです。
おそらく、切子だけだと重すぎるのかもしれないのを、実際の重さと、更に、見かけの印象の重みを軽くしてくれているのが、透かしパーツの効果だと思います。
これを黒のワンピースに装ったら。。。などと考えるとイメージがとてもわきやすい1品です。
黒だけでなく、おそらく、すべてのどの色にも、どんな柄にも上手くなじむような万能さも予想できます。
ここに使われているダルマ板にも驚きました。厚みがあって大きいです。
ダルマ板とか引き輪パーツは、全体のバランスを考えて、お品の重さとかボリュームでサイズを選ぶことになっています。
お品に比例したダルマ板パーツが付けてあるということはお品に見合ったパーツがちゃんと考えられているということで、良いお品ということができます。
パーツの使い方、選び方にもそういった意味合いがあります。
あとがき
2連ネックレスは、遠目で見ると濃く映りますので、より素敵になることが多いですよね。
プラチナ製という部分がクールな印象で、とてもカッコイイです。
イエローゴールドでも華やかになるかと思いますが、シルバー925への挑戦状を持ったようなPT850製のお品でした。
