ライスパール(淡水真珠)の3連ロングネックレスのクラスプ組み換え後【519】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近お直し屋さんにお願いしたお直しの中に、ライスパールのロングネックレスの3連段差違いがあります。

これを受け取りまして、今回ご紹介させていただきますね。

段差の3連のライスパールが自作案

一番長い連で95cm。ここまでロングのライスパール製が珍しいようです。

ライスパールはビンテージ物にも多くありますが、同じ長さで連になっているタイプが多いです。

実は、こちらも最初はそういうお品だったのですが、粒のそろいが割と整っていたので、まずは、私が釣り糸に通して自分で、解体して組み直してみました。

そうして、このような華やかな感じに面積が広がりました。

ただ、私の腕があまりなくて(^_^;)、このたび、長さの配分が不ぞろいだったのを整えるのを兼ねて、組み直しをプロのリフォーム屋さんへお願いしました。

天然石の珠も長さなどを常に測りながら通していくことをしないと均一、一定の間隔だったりにならないので、ある程度の道具が必要です。

そして、留め具のシルバークラスプについては、今までは、実はメッキのものだったのです。

取り換える前のメッキのクラスプ:これはこれで大変お洒落ですが、残念なことに、メッキです。SILVERの刻印がないので925ではないので価値がありません(という考え方をしています)。よって、別のクラスプに交換してもらいました。
バラの彫りのシルバークラスプ:前のクラスプと比べると結構素朴な作りですが、とても感じが良いです。
「SILVER」と刻印があるシルバークラスプは、シルバー925のことです。なかなか、925製で3連用のクラスプが少ないようです。

クラスプにも、シングル、ダブル、トリプルとあって、今回は3連なのでトリプルを必要としていました。

お店は、「genuine」さんという天然石の連売りのお店でお世話になりました。

あまりない中、薔薇の彫りが素敵なトリプルが見つかって満足しています。

あとがき

少し、シルバークラスプについてのお話です。

真珠には決まってシルバークラスプが使われる理由があります。

カチャッと柔軟に閉まる、はめ込むなどの対応ができる地金素材がシルバー925がダントツなのです。

これを、K18WGなどのクラスプで取り付けると、シルバー925程の機能が働かず、曖昧な留め方になって落としてしまったりなど、シルバーにかなう他の地金がないとのこと。

もちろん、メッキクラスプも、ものの見事に、使っているうちにだんだんカチャッという音がしなくなり、いずれ、機能が薄れ、留めにくくなったりした経験があります。

なので、真珠にはシルバークラスプがあてがわれている理由はずばりそこです。

高級感を出すためとか、真珠のレベルに合わせて、K18YGなども付けられているお品もありますが、実際の着用を考えると、真珠にはやはりシルバーなのです。

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