まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ダイヤモンドがよくカラット「carat:ct」で測られます。
時々、プロの方は、「キャラット」と発音されることも多いです。
この「ct」が大きいと輝きが大きいというイメージですが、正確には重さなのです。
当然重さがあるものは、ボリュームがありよく輝きますので、連動してはいるものの重さなのだということがなかなかピンときません。
カラットが、もう1つ同じジュエリー用語で存在しまして、18金などの金に関して使われる「karat:k」です。
「kt」の方は金の純度を表す単位なのです。
kだけで刻印されることがほとんどなので、実はkaratの略であったことも初耳かもしれません。
この同じカラットというカタカナは、音(おと)が同じではありますが、英語の綴りが違うということからも別物です。
重さの事は質量と呼ぶのが正確な言い方
1ct=0.2gです。
こうして、ある単位を1の場合という条件を整えた表示が質量となるわけです。
1粒がいかにカラット数が小さいかが分かってきます。
1ctを満たすには、相当な輝きがないといけないということです。
カラットの「音」を混合しないために、質量のctをキャラットと発音する
ということで、1ct(カラット)の方は質量、1k(カラット)の方は18金の純度を表すという全く別の内容であるということです。
それが、縁あってか同じ音(おと)なので、よく、ctの方は、「キャラット」とあえて違いを強調されて呼ばれることが多いようです。
こんなややこしいミラクルがあったのです、間違えやすいですね(^_^;)。
だからこそ、初見の内にこの2つを同時に覚えるということをお勧めしたいです。
あとがき
「18カラット:18karat」とと読めるのですね。
あくまで私見にはなりますが、ct(キャラット)が大きいと素敵なお品なのかという点に対して思うことがあります。
もともと希少価値の高いダイヤモンドなどは、当然数字が高ければ、優れた立派なお品だということにされてはいます。
しかし、デザインの素敵さを一番に重視しますと、必ずしもct数が大きいものが一番かというと、そうでもございません。
1ctにも満たないダイヤモンドであっても、華やかさがあり素敵なデザインであるものは豊富です。
このような考え方を持っているのも、ベースに「カラット:ct」についての知識なしでは生まれないことでした。
とりあえず、ジュエリーを集めていく方はこうしたことを知ることは、後に本当に良いジュエリーを見極めるための「引き出し」になると思います。