まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
2015年くらいから、心境の変化があり、これまでもゆっくり集めてきたジュエリーの収集のスピードアップがありました。
その中で、「シャネル」ブランドのプラスチックやメッキのコスチュームジュエリーの魅力にはまっていました。
プラスチックの良さとして、どんな色も実現できることは、元のカラーが主体となる限られたカラーの天然石にはない魅力。
まるで「おもちゃ」のようだと貴金属マニアの方からは思われるかもしれません。
ところが、18金やプラチナの貴金属の方も好んでおりまして、不思議なことにこのシャネルのプラスチックが貴金属に同等のレベルであると感じていたのです。
これは、いわゆる「ブランディング」の力だと言えます。
元々、創業者の「ガブリエル・シャネル(通称ココ・シャネル)」様がもくろんだことであり、プラスチックが本物の宝石に勝つ戦略の結果なのです。
このたびは、「シャネル」様のプラスチックやメッキである工業製品のずば抜けた作りのレベルと突出したオシャレ度をとことん集めた複数のアイテムで感じていただければと思います。
すべてどれも「シャネル」製でございます。
集める時にも着せ替えを意識した「数」と「カラー」と「形」
一番上のペンダントに対して最低でも1点ずつはピッタリなアイテムを、ブレス/バングル、リングそれぞれで置いています。
更に、もっと違うアイテムも合うものがローテーションしていく日替わりで可能。
ただ、ペンダントチェーンのゴールド色やシルバー色もきちんと揃えるとそれほどすべてに合うとは限らず、その着せ替えを選ぶ面白さがあります。
リングに関してはほとんど詳しいことが分からずごめんなさい。
それでも「シャネル」様のお品物です。
もう一度上の方で登場したお写真を見ながら1セットコーデを解説致します↓。
1つ、組み合わせをご紹介しますと、一番右上のペンダントトップの四角いフォルム、パステルカラーは、2段目のピンクのスクエアなバングルとベストマッチです。
形が合うということが遠目で見てかっこよく映ります。
また、そこへ合わせるリングは一番左下のリングです。
オーロラが混じるシルバーカラーはペンダントの金属部分とリンク。
そして、平打ちリング型というのは正面から見て四角く映るのです。
こうして、着せ替えを独自の解釈で楽しめる点がメリットです。
あとがき
実は、この収集は、リングとブレスの一部は過去に少しだけ自分で集めていた時代に付けたことがありました。
しかし、2020年7月以降、「本物志向のレンタルジュエリー」の事業開始以降は事業の商品として献上し私は付けることをやめさせていただきました。
素敵なジュエリーはすべてレンタルへ寄贈ということで、お客様の為のジュエリーのラインナップ作りという立場に私の役割は変わったのです。
しかし、その後なのですが、2022年の後半からは、こうしたコスチュームジュエリーも当ジュエリーレンタルの中ではすべて廃止。
理由は貴金属類に特化したレベルアップの為です。
確かに、上述のようにかつてはブランディングの力が地金に匹敵すると思っていました。
しかし、プラスチックは消耗します。
丁寧にお客様が使ってくれたうちに幕を閉じることにしたのです。
今後は本格的に「宝石」と「地金」コンビの「ジュエリー」に特化し、「本物志向のレンタルジュエリー」を継続してまいります。
ますます私の出番は、うっとりするような美しく高級な貴金属のコーデをセット組することへまっすぐに向かいます。
ただ、創始者の「ガブリエル・シャネル」様がもくろんだ「ブランディング」の力はものすごいと思いましたし、大変良き学びになりました。
その通り、18金とシャネルプラリングを組み合わせて同等のレベルに考えて違和感がない時代がありましたので、シャネル様の魔法にうまくかかっていたのです。
その後、事業活動を続けていく中で、自分のフィルターに通した「本物」とは何かを考えたときに、プラスチックは除外となりました。
それは私が生み出したブランドではないからだということです。
シャネル様にはかないません、ものすごい方だと思っています。
現在毎日事業活動をコツコツとする住まい兼事務所は、数年前に何度も前を通りながらその外観や作りを見物し、シャネル様が帽子屋さんを営んだかつてのメゾン開設前の時代、あのイメージで「メゾン」という名前の建物でお仕事させていただいております。
ここで努力できることすらありがたいことだとそう思いながら。。