まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ペンダントはそのペンダントトップがスポットライトを浴びることがほとんど。
ただ、立派なペンダントトップに対してバランスが不安な華奢なチェーンが糸の用なペンダントを見てがっかりすることも多いです。
入手のほとんどのペンダントトップ附随のチェーンは、チェーンの極細さに不満でその後交換することが多いです。
実はチェーンこそ、本来地金をたくさん使うアイテムであり、実際のペンダントの重さ全体に占めるチェーンの割合が大きくなるべきなのです。
そうして、貫禄があるペンダントになっていくそのチェーンをただのパーツととらえるのか、それとも重要なデザインの1つととらえるのかという問題提起が浮かびました。
このたびは後者の見方をし、ロングチェーンを例に、チェーンの役割をお伝えしたいと思います。
一見細身な「角あずきデザイン」のチェーンがずっしりと重い感触から感じられる存在感
極太の線径の喜平チェーンとは違ったものになりますので、ペンダントトップが軽いプレートタイプであれば、10g前後の重さで十分ずっしり感が感じられます。
K18ものの中ではレアなロング丈であることがこのチェーンの特徴の1つ。
だいたい、40-50cm辺りが中心で、60cmもそこそこといったところですが、70cm以上になるといよいよ希少な分野に入っていきます。
88cmという長さはおへそ辺りまで来ます。
丈1つでレア感があるというのも18金ならではです。
そして、ぱっと見、それほど太くないようにも思えますが、持つとずっしりと重い。
このことは、丈の影響だけではありません。
チェーンの輪の1つ1つを作る材料の地金のあずき型の輪の「線径」がいかに太いかということの証です。
線径のしっかりしたチェーンはそれ自体の重さの価値がありますし、すぐに結ばってしまうという悩みが解消できます。
そして、当然切れにくいということになります。
ロングチェーンの使い道の例
まず88cmともなると、半分の44cmで2連なので、2連使いができて、そのままチェーンだけの2連ネックレスのデザインで粋に使えるということも装いの幅の広がりに役立ちます。
使いまわしが利くという持っていたいアイテムの1つとなります。
単純にロングの長さのシングル使いでペンダントトップが揺れる躍動感も素晴らしい。
このことはあまり想像しづらいかもしれませんが、40-50cmだと首のところで落ち着いてペンダントトップが静かに座っているような状態が多いです。
しかし、このロングタイプだと、トップが座るのではなく立って活動しているような雰囲気ですので、よく揺らめきます。
そうしますと着用時の動きに合わせた「美しさ」に加え、「抜け感」のお洋服の装いともうまくコンビネーションされるかと思います。
あとがき
個人的趣味でも、ロングチェーンは好み。
40-50cmよりも60cm以上の地金のチェーンには注目しております。
平均2mm以上が望むチェーンの太さです。
まだまだチェーンの存在感はペンダントトップとのコンビとなると、脇役になりがちです。
しかし、ペンダントトップを素敵に見せていくのもチェーンにその役割があるのです。
一度ペンダントチェーンに目を向けてみて下さいませ。
特にその価値をロングチェーンで分かりやすく実感していただけるかと思います(^-^)。