まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたびから、新たな生地でバニティーバッグを作っていきます。
ただ、新たな生地とは言え過去に2度のバッグ製作に使用した残布。
何年越しかにはなりましたが、【20】では巾着ショルダーバッグを、【115】ではキルトがけのクラッチバッグを製作してまいりました。
このたびのバニティーバッグ【401】でこの生地は終了です。
製作の進捗度が裁断までに留まったこのたびは、美しいマルチトロピカル柄の表地の入手エピソードをお伝えする回にしたいと思います。
当ブログ記事は、最初の投稿の2021.02.22からおよそ5年後の2026.02.09にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。
2026年から見た5年前の生地選びの方針の違いも含めながら、それでも決して色褪せない生地入手時の記憶に残るストーリーをお伝えできればと思います。
ハワイアン柄という分野に傾向し過ぎないニュートラルなテイスト、ガーゼのマルチトロピカル柄は反の最後を拝受した貴重な素材


生地屋様の店舗での購入だった表地と裏地ですが、表地は反の最後でした。
1点のバッグ作りには1m以上は多過ぎるのですが、最後ということでそのまま拝受、あまりの美しさにうっとりとしたものです。
その後同じこのトロピカル柄を見かけませんでしたので、最初の2019年の出会いは貴重でした。
@¥2,500/mというなかなか高額な生地だったのでした。
たくさんの染色カラーが使われ、ぼやけた曖昧さはその景色の中に連れ込まれそうな神秘的な柄でした。
ハワイアン柄にも似た草木柄ではあるのですが、皆がイメージするハワイアン柄にも寄り過ぎていない独立したようなところに良い意味での普遍性を感じました。
この美しい柄を表地の方に使ったということは、このたびを含む全3点のバッグ製作に共通するところでした。
2026年では、こうした柄生地は裏地に選択する方針に切り替わっています。
どんなに高額でどんなに美しい柄物でも、「表地が無地・裏地が柄」という配置を固定したのです。
それは、趣味嗜好との関わりにおいて、柄は好みが分散するというユーザー様目線に立つようになったところが大きかったです。
作り手は素敵な柄だとワクワクしても、それも作り手の趣味嗜好に過ぎない。。万人には共通ではないという俯瞰した見方からです。
よって高額でも柄物はすべて裏地になるという極端な選択は、実は「生地すべてをフラットに見ている」というメッセージでもあるのです。
反対に、どんなにお買い得に入手できた低価格の生地であっても、その生地の質が優れていると見なした場合も同様。
価格に翻弄されないで高級生地同様に扱うスタンスは同時にお伝えしたい向き合い方です。
あとがき

ただ、ゴブラン織・椅子材・金華山織など明らかに極厚で表地に使わない手はないような生地は希に柄を表地に持ってくることがあります。
2026年現在で100セット強の表地と裏地のコンビの中で、表地に柄物を選択した割合は1割程度あります。
さて、このたびのこの美しいトロピカル柄のバニティーバッグ、完成は後の投稿の【412】でご覧いただけます(^-^)。

