まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ゴブラン織りという生地は私が思うにとても広く浸透した人気の生地であると思います。
ハンドメイドバッグにも多く利用されているようです。
今回は、1点ハンドメイドバッグが完成したのですが、ゴブラン織りであるがゆえにボツになってしまったある理由があり、そのお話をさせていただきたいと思います。
今回不完全に出来上がってしまった原因
ハンドメイドバッグに1点ずつ名前を付けています。
広く知れ渡り親しみを感じてもらえるようになりたいという願いを込めています。
バニティ型の「卵焼き」を今回ゴブラン織と呼ばれるようなインテリアジャカードという名称の生地で製作しました。
1度すでに巾着型のバッグを製作した過去があり、重なりの多いバニティ型を作ることは過去にあきらめて巾着型にしたことからの再度の挑戦です。


実はこれは失敗となりました。
その理由が、一番分厚く重なる場所に針が通らなかったことです。
その部分のみハード薄芯を入れないなどをしたらぎりぎり縫えたかもしれませんが、フルに入れています。
当然だったかもしれませんが、ここで限界を迎えてしまいました。

ゴブラン織生地について
今回使用のゴブラン織の生地は、ネットで同じ生地で作ったハンドメイド品を拝見したことが2度あるので、人気の柄なのだと思いました。
そして、ゴブラン織自体も人気が高く、広く知れ渡っている生地だと思います。
日本ではもうほとんどゴブラン織りを製造していないように思えます。
どんどん中国製が増えて、とても幅広くいろんな柄が展開されていったように思いますが、私がチョイスしたい植物柄や幾何柄はほとんどゴブラン生地では見つけることができません。
なかなか見つからない中いいなと思ったのがこの今回のに元気な明るい生地。スペイン製です。
もともとインテリア目的の生地で、敷物(ドイリーやマットなど)、クッションカバー、ベッドカバー、椅子カバーなどに作られるようなごわついた感じがあります。
人気の理由は、バッグに作ると丈夫くてレザー相当の頑丈さが得られるところだと思います。
けれども、芯地を幾重かにしてミルフィーユのような仕立てにする私の作り方は限界があり、あまりゴブラン生地との相性はなさそうです。
芯地を入れないバッグをどうしても作りたくないのです(^_^;)。
どちらかというとゴブラン織りはバサッとしていてカジュアルなので、そういう親しみやすさも人気なのだと思っています。
このチョイスは遡ること2年前の余り生地なので、1点すでに2019年に製作しました。
ゴブラン織りも数が豊富だとは言えません。
やはりかなり縮小した製造になっているのだと考えられますのでより貴重な素材なのかも。
今回のような重なる部分が多い部分が少しでもあるデザインにはゴブランは難しいですね。
トートバッグのような袋と袋の合体のような構造であれば、可能だと思いますが、入り口がパカット開いたようなものだと思います。
細かい機能をなかなか付けにくいと思うのです。
今後ゴブランは選んでいかないと思いますが、ゴブラン風なもっと中肉な素材であれば目を向けたいと思います。
ゴブラン織はある意味丈夫さが完璧すぎるのかも(^_^;)。
あとがき
今回もYOUTUBE動画貼りますね。
ありがとうございました。
引き続き「卵焼き」を連続製作していきます。
いろんな素材で同じデザインの違いをどうぞお楽しみくださいませ。

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