まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
2019年頃からです、製作したバッグに名前を付けるということをし始めました。
より愛着がわくように、デザインが広まるようにという願いを込めて。。
決まって和風な食べ物に片寄せて名付けた中で、1点だけ和風では決めることが出来なかったデザインがありました。
それは、マチ付きの支柱が配されるクラシックなビジネスバッグで、「テリーヌ」と言う名のバッグです。
あのおしゃれなゼラチンを使った色彩豊かな「テリーヌ」というフレンチのコースで引用される「前菜」。
当ブログ記事は、最初の投稿の2021.1.21からおよそ5年後の2025.12.12にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。
2025年では「テリーヌ」は廃版、一番の理由は外回り用の実体験からのアイデアだったこのA4横の形は、働き方の変化やデジタル化への加速と共に自然な形で過去のものに思えてきたからでした。
とは言え、このデザインはこれまで製作したものはすべて完売、製作の手応えとしては十分なバッグであったことが、当ハンドメイドバッグ活動の中の歴史としては誇れるものとなったのでした。
では、このたびはまだ完成に至らない途中の段階までの進捗度ながら、ロックテイストを感じる黒無地と赤のタータンチェックを組み合わせてパーツを作った姿をお伝えしてまいります。
パンクロックのイメージの黒x赤タータン、ビジネスバッグの表地と裏地への引用は自由かつ心躍るお仕事シーンを展開してくれる



お洋服でも、黒セーターや黒ジャケットに赤タータンチェックのパンツを合わせるロックの衣装を思い浮かべます。
その他イギリスのイメージもあり、古典的な「ド」が付くほどのクラシックさがあります。
この赤のタータンに黒以上に相性の良い色はまずないでしょう、たった1つの組み合わせを決めるとどうしてもこう組み合わせたくなるものです。



前半の進捗度はここまででおよそ3分の1程度、この後「中表」で表地パーツと裏地パーツを合体、その後「外表」で組み立てて完成していくのです。
バッグ自体の完成は、後の投稿の【347】でご覧いただけます。
あとがき

黒無地の内部に広がる華やかな柄、こんな風に表地が無地を軸にするこという考え方は2025年では徹底するようになっています。
懐かしい経理部としての外回り仕事の2-3時間。。あの時間にはたくさんのコミュニケーションがありました。
大切な書類入れという機能のバッグを持ちながら、一人の人間が関わる出来事のドラマチックなワンシーンになることを願います(^-^)。

