通常はたやすく披露しない型紙を撮影、綺麗な自然なラインを出すために改良した未完成の型紙の試行錯誤の様子【332】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回、とても重要な型紙変更を致しました。

「おにぎり」デザインのハンドメイドバッグの底周辺のサイドのラインが反ってしまって綺麗にできていないのです。

これをまっすぐにするためには型紙を見直す必要があると、型紙のラインを変える検討をします。

結論からは、この度の型紙ではバッグを完成することさえできませんでした。

とはいえ、何もしなかったことはなく、以前のラインは未熟なものであったことは間違いないということです。

このたびは、試行錯誤の途中ながら、貴重な型紙の写真を撮り、この記録を苦い記録として残したいと思います(汗)。

以前の沿ってしまったサイドのラインを型紙で検証

以前に製作した、サイドが反ってしまった様子。それほどひどくはないですが、生地が余分です。
反り返って出来上がる理由を、底から上がっていくラインがゆるやかすぎると説きます。

なかなか、ここからカーブを急にすることが解決方法だとは思いつきにくいので、しっかり現実的に底の丸いカーブに型紙を当ててラインを描きます。

このように底パーツを当ててカーブの角度をそのまま写し取りました。
そして、直線部分は延長するというようなことをして完成します。

これで仮型紙として一度サンプルを作るということをやってみます。

このような急カーブの型紙になりましたが、急すぎるかもしれません。すごく個性的なラインです。

今回は、なんとなく底パーツにカーブのラインを当てただけですので未知です。

一応、この型紙で裁断して可能な限り作っていくのです。

使用の生地はニットを表地に、マルチカラーボーダーが美しいブルー系の生地をちりめんの裏地と合わせた

<表地>ジャカードニット。ポリエステル/60%、綿/30%、アクリル/10%、日本製。
<裏地>ちりめん。ポリエステル/100%、日本製。

ブルーx黄色中心のマルチカラーが爽やかです。

以前に裏地にも利用したことがありましたが、今回はこのマルチカラーボーダーが主役となります。

あとがき

結果的には、この型紙修正も作り上げることさえできませんでしたが、ラインがおかしい時には、3次元に当ててみて、その出来上がりの形になるには平面ではどんな形で描けばよいのか。。ということを正確に素直にやって行けばヒントが見つかると思います。

お洋服で立体裁断というものを映像で見させていただいたことがありますが、ボディーに当てながらそのまま紙に作図しておられました。

それに類似のことをやっているつもりではあるものの現実答えは見つかっておりません。

ただ、デザインの不格好さは型紙を変更していくという視点と、物理的な学び(この作図でこの立体が出来上がるという経験)が重要で、ここが難易度が高いと思います。

少し苦手な分野です(汗)。

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