まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
5点同時進行のミニボストンリュックの製作中です。
デザインが全く同じで生地違いという条件の同時進行の効率性がどのようなものなのかを確認する目的もあります。
各パーツを同じタイミングで作っていく進行の様子はこのようです↓。

このような進行の中で、この取っ手の続きの作業である「取っ手付け根カバー」の製作場面を写しました。
オクタゴン型の8角がシャープに美しく出るためにはどうすればよいかをしっかりと考えた回となります。
取っ手の付け根カバーはオクタゴン、硬めてしっかり折り込み事前の単独ステッチで部品のように整えた出来上がりのシャープさ





このクリアなラインが、見た目の取っ手の美しさの一部となることが間違いないと思いました。

このたびは8角形タイプですが、偶数の角の多角形はその他「四角」「六角」なども時々取り入れています。
奇数の「三角」「五角」は縫い代が隠せないので優れたパーツにはならないのです。
こうした必然が「なぜ8角形である必要があるのか」などの完成品に見る理由の部分になっていくのです。
あとがき

このたび改めて理解したことは「ハード薄芯」の役割。
ただ風合いをしっかり出すということのみならず、細かいパーツのはっきりしたラインも出してくれる「縁(ふち)の役割」のようなことです。
随分と重要なポジション、「不織布」の素晴らしさを見た回でした。
そして、縫い代1つの正確さは、先の細いペンを使用した実線というちょったしたことでも出来上りに効果を上げるということです(^-^)。

