まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたび、1点のコンパクトなボストンリュックが完成しました。
リュックにハンドバッグ用の取っ手がフルに2個付いている点が珍しいことと、そもそもボストンバッグにショルダーが付いてリュックになる意外性が特徴です。
このたびは、後半の製作過程の様子と、総まとめとしてこの製作について振り返る回と致します。
素材に最も合うデザインの見極めの甘さ、柔らかなマルチフクレジャガードが強固であるべきボストンリュックのラインを崩した











このたびのストレッチフクレジャガードという繊細な服地での思い切ったバッグの製作は、非常に大切な学びを得ました。
そもそもこのボストンバッグ型との相性は良くなかったかと思うのです。
こうした柔らかい生地は、しっかりハード芯を貼ってもラインの出方に限界がありました。
ボストン型のカーブのラインの見た目のシャープさは思いの他重要だったのでした。
あとがき

当ブログ記事は最初の投稿の2020.12.07からおよそ5年後の2025.10.26にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。
2025年では迷うことなく、この美しい生地は巾着型のナップサックで製作すると思います。
一期一会の生地。。しかし、もしももう一度この生地に出会えることがあったならば、是非納得する巾着型で作りたい。。そのように思う現在です。

こうして、体感としてデザインと生地との相性を得ていきました。
とにかく柄がうっとりするような生地はそのままの状態に近い方が美しい、切り刻むことさえじっくり検討するべきだという学びです。

