ファンシーツイード生地で作る組み立て式によるハンドバッグの側面パーツの縫い付けが二次元のミシンで可能なのか【289】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ドイツ製の高級ファンシーツイード生地で現在フラップ仕様のハンドバッグの製作を進行中。

マルチカラーのにぎやかさは、心躍るような楽しさがあります。

白ベースに原色含む綺麗な色が入っている生地なので、その多色がお洋服の無地にマッチし易かったりします。

このたびは、やや難関の場面になるだろうと身構える場所、「側面」パーツの縫い付け場面です。

この度の作り方というのは、表地と裏地をあらかじめ中表にして縫い合わせ、ひっくり返すことでプレート状のパーツを複数作り、それを合体してバッグに組み立てていくという作り方です。

側面にはカーブもありますし、なにしろミシンは二次元ですので、果たしてうまくできるのだろうかというところにやや不安がありました。

シミュレーションにより、側面パーツの形を今一度確認しながら型紙を作り直す

側面を取り付ける前の状態:ある意味貴重な場面です。ここへ、側面パーツをはめ込むイメージ。
マチは上側が狭い形なので、ストレートの場合上側が内側に折られるイメージ。

側面パーツをはめ込む時点で縫い代の始末が完全にされている状態にしますので、側面パーツ自体を1枚のプレートに完成しておきます。

表地と裏地を中表にして周囲1cmの縫い代で返し口を上辺として縫います。
ひっくり返します。
ひっくり返したらアイロンをかけて、返し口の上辺を1.5cmの縫い代で内側に折り込み縫い代を綺麗に隠します。
返し口である上辺を縫い閉じます。
本体への側面パーツの縫い付け:立体的なのでなかなか平面ミシンでは難しいです。
しっかり縫い合わさらずに裏地のピンクがはみ出したりしている部分がありまして、縫い直しを経ています。
例えばここ。カーブが急なので洗濯ばさみを外したとたんに位置が狂います。しつけ糸が必要でした。

ここからの学びは、①そもそも急カーブのデザインを避けること、そして、②急カーブ続行の場合は、仕付け糸で固定する必要ありというこの2つのポイントが挙げられます。

あとがき

側面を取り付けたら完成です。

もうほぼ完成に近いです。

今回はここまでです。

今回のようなデザインは、レザーではよくある形ですが、これを布で同じように作ろうとすると勝手が違います。

それに加えて扱いにくいファンシーツイード生地でやったことが最初にして非常にチャレンジあふれた製作になってしまったのでした(^_^;)。

一発で良い結果を出すということなど到底できることではないと実感。

もしかして、思い切って大きなサイズの方が、カーブも急にならずにゆるやかで行けるのかもしれません。

まだまだ課題は有りますが、とりあえず、側面取り付けは完了しました。

次回の記事【290】で完成のハンドバッグがご覧になれます。

是非【290】記事にもお立ち寄りどうぞ(^-^)。

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