まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたびは、14ozのセルヴィッチデニム生地の1反のストックから、コントラストが素敵な裏地チェックも配しながら蓋付きのボックスを製作してみました。
あくまで研究製作であり、十分に完成されたものではありません。
この中で課題を見出し、その後の製作への良きステップとして繋げたい、完成したものの不十分な点を掘り起こしてみる回です。
その後の製作というのは、基本バッグですので、インテリア色のある雑貨品としてのこのたびの蓋付きボックスも、バッグの時の作りを引用して作りました。
木箱をベースとして、布をカットしてボンドで貼り付ける「カルトナージュ」とは違う構造です。
14ozデニムで立派な箱を作り上げたい、裏地はキルト仕立てにするべき・表地に強固なハード芯を貼るべきなどのタラレバ作品

セルヴィッチデニムは一般的な濃紺、チェックはネイビーxイエロミックスのコントラスト効果がすっきりと出る相性の良い組み合わせです。

細長く使うためには一繋ぎで縦裁断なのか横向き裁断してハギ目付きで繋げるのかをジャッジすることが多いです。
このたびは、ボックス枠のマチの部分の1周を1か所で繋げる2枚で足りました。
横向き裁断の方が地の目が縦に美しく流れることと、生地を有効に使えることが多いです。


深さが無いだけでバッグと同じ作り方でイメージが湧きやすかったです。





あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.11.12からおよそ5年後の2025.10.01にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。
その後、ハンドメイドバッグにおいても裏地には必ずキルトをかけるようになった2025年。
この時のあまりにも際立った裏地の「浮き」は実はバッグでも起きていることなのだと分かり易く教えてくれた姿でした。
キルトをかけて重みを付けると落ち着きと重厚感でこの「浮き」は解消されると顧みました。
あとは、ボックスらしい硬さなのですが、やはり「ハード芯」が必要だと実感。
不織布芯よりももっと帽子の「鍔:つば」程の硬さの特別な芯地が必要だと思いました。
最後に1つ素敵な♪アイデアを。。プレゼントをこうしたボックスの中に入れて、梱包材みたいに活用することです。
それはまるで、いにしえの人々が考えたあのソフトクリームの台の役割のコーンさえも美味しくいただけるという「価値」のようなものです(^-^)。
