まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ハンドメイドバッグ活動の中で、裁断によってどうしても出来る切り落とし。
この残布は「はぎれ」として小さな入れ物の製作に活用することにしています。
限られた面積という厳しい条件、もしかして巷では「ミニミニポーチ」という存在なのかもしれません。
そこにも価値を入れるために「専用ケース」という役割を伴う「コスメケース3点セット」として、3点それぞれが違ったフォルムで用途が広がるよう工夫。
「コスメケース」はあくまでも仮名称、ユーザー様の自由な使い道の選択があるのです。
このたびは、ここまで幾種類かのはぎれで製作してまいりました「コスメケース3点セット」の作りの良さを、このたびの新たなはぎれ製作と共に掘り起こしお伝えする回です。
出来上りには決して見える箇所ではないと思いますが、触って比べれば歴然、小さいのに丈夫で逞しく生き生きとしたポーチなのだと喜んでいただけることを願いながらの完成です。
①接着芯全面貼り②マジックテープ裏の当て芯③裏地付き、3つの逞しさを備えたミニミニポーチはメインバッグと同じ構造



過去の投稿の【91】でナップサックを初めて製作した時のメイン製作のはぎれとなります。
ワンピースやブラウスに仕立てられる服地の中の服地と見られ、バッグにすること自体がレアケース。
やはりメイン製作時も同じように裏地が見つからず表地のこの生地を共通で採用していました。


あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.11.03からおよそ5年後の2025.09.22にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。
こうして、小さいケースの製作でもメイン製作と平等に見るようになりました。
これは過去の拙い製作からの教訓です。
はぎれ製作だからと手を緩めてしまい、追求を途中で諦めてしまったりして、出来上がったものはどれもいびつでした。
「全く価値がない!」と危機感すら覚えるほどのものだったのです。
技術のみならず伝え方も上手くは無かったと言えますが、上手く伝達できないことも元々誇れる作りをしていなからです。
このたびのような見えない部分の構造などは、何らかの形でユーザー様へ最終的に伝わることが大切、製作に込めた「思い」は無駄にしてはならないと思うのです。
くれぐれも念を押したいのは、「労力」ではなく「思い」の方であるということ、「労力」の方は何食わぬ涼しい表情で、いとも簡単に作り上げたかのような誤解を招いても大したことはないのです。
