まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
「ポロシャツ」の定義は、「襟付きであること」「主にニット製であること」「胸元ボタンがあること」など本来広範囲のお洋服アイテム。
しかし、多くの方はあの「かのこ」というぶつぶつの凹凸感ある素材こそがポロシャツらしいと考えているのではないでしょうか。
そんな現実を鑑み、そこにユニークなヒントを得ます。
多くのイメージとのギャップで、ポロシャツ以外を作ること、そんな発想から過去に半月型ボディーバッグを製作、投稿は【106】が該当です。
このたびは、その時のはぎれを利用したミニポーチ3点セット作りです。
サイズ感が分かり易いよう、「コスメケース3点セット」と名付けています。
これまでも何度か製作してまいりました同じデザインの3点。
このたびならではのポイントは、表地のかのこボーダー生地に対する裏地の選び方になります。
黒白ボーダーなのだから、黒無地が合うのはまず1つのアイデアとしては良いと思います。
ところが実際は黒がはぎれでこの時はなく、違う切り口から選んでみた裏地、是非はぎれ製作のアイデアの引き出しにいかがでしょうか。
ストライプは向きを変えればボーダー柄になる、柄の向きを変えることで相性良き表地と裏地になったカノコボーダーのポーチ

元は、先染めストライプ生地だった裏地、向きを表地と同じボーダーにそろえることでポーチが整います。











あとがき

表地に関しては、ポロシャツを解体したのではなく、原反の生地からのカットで生地屋様で新品購入したことをお伝えしておきます。
このような生地も見つかるものなのです(「大塚屋」様にて購入)。
裏地の生地は、投稿の【244】で古着ジーンズの「スレキ:ポケット袋」を新たに作るというリフォームを行った時の残布、元はワゴンのはぎれコーナーで見つけた生地です。
まさかこのような組み合わせをするとは当初は計画にはなかったこと、ここがはぎれ製作の面白いところ。
本製作のバッグの時の表地と裏地の組み合わせとは違う2案のようなもの、この組み合わせの無限の可能性を感じる感覚が非常に楽しいのです。
ストライプ柄は使う方向を変え、ボーダー向きに使うということもできるということです。
その他、市松ジャガードも向きを変えればダイヤ柄になり、幾何柄の生地とのコンビに組み合わせやすくなるなど、向きを変えて使うだけで可能性が広がるのです(^-^)。
