貴重な年代物のお土産物のオニキスネックレス、メッキ留め具からお品物レベルに相応しいSV925への交換【226】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年前後でブームになった「パワーストーン」。

この時にこれまで目にしたことが無かったたくさんの天然石に魅了され触れてきました。

そんな中では、人気のストーンの1つだと感じた「オニキス」。

元は同じ鉱物、枝分かれ的に別の石となっている「メノウ」とは兄弟のようなもの、筋の入り方の違いで見分けるのです。

石屋様での新品の連の購入もありながら、同時に古いおみやげ物でも探すようになり、古物からもストーンの名前を探っていくこともあり、世の中にはこんなにたくさんのストーンの種類があるのだと驚いたものです。

そんな楽しいパワーストーンライフでは、自作も少しですが出来るようになり、よくあるシリコンゴムではなく留め具をちゃんと設置し、「パワストーン」という括りから「ジュエリー」へ寄せていったのです。

オニキスのショートネックレス:おみやげ物の箱に入ったおそらく昭和のお品。留め具がメッキのゴールド。

このたびは、この素敵な32面カットのオニキスネックレスの留め具をSV925に交換していくリフォームです。

ここまで素敵な本体に対してメッキとは味気ない、抜け感あるカジュアルコーデであってもせめてシルバー925は付けたいという判断からでした。

お土産物の素敵なオニキス32面カットのネックレス、メッキの留め具ではお品物レベルに相応しくないと925に交換した

ジュエリー用の道具:左から「ビーズリーマー」「ニッパー」「ヤットコ」「ペンチ」。右2つは同じ役割を使い分け。

まずは、これまでのゴールドメッキの留め具を外します↓。

ニッパーの使い方:パーツの根元の通し糸(この場合は細いワイヤー)をパチンとカットして外しました。
グラデーション配置の珠:小さい珠は首元へ、大きな珠は先端付近へという配置はUの字ラインを作ります。

もし、これがすべて同じ珠のサイズであればラウンドラインになるのでその違いがあります。

こうしたお土産物だからこそのUの字ライン、問屋様で購入の場合は1連売りなのですべて同じサイズなのです。

用意したテグスと925パーツ:テグスは14号が太め、8号がノーマルといった線径の感覚です。8号を利用。

ゴマのようなつぶし玉x2個もシルバー925製という拘り。

ネックレスの組み立て(前半):左上から右下へ流れます。つぶし玉を最初に通し、次に引き輪を設置。
ネックレスの組み立て(後半):元の配置通りグラデーション配置。最後はつぶし玉→ダルマ板の順に設置で完了。
留め具交換終了:すっきりとしました。これでオニキスの32面カットのレベルに見合う留め具になりました。
留め具の交換前と交換後:パッと見て分かりませんが、お品物全体の存在感は劇的変化だと思います。

このような簡単な表を作ってみました↓。

<留め具の材質><バランスの良いネックレス>
メッキコスチュームジュエリー
シルバー925美しい珠の天然石

↑こんな風に考えるようになりました。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.09.28からおよそ5年後の2025.08.16にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

こうした天然石の連は、925以上のK18YG/WGやPT850の留め具でも作ってみた過去がありましたが、世間の反応というのも大切で、その価値は理解されることはありませんでした。

どれだけ私が美しいと価値を置いても、お金に交換する価値として地金の重さで判断されるジュエリーの辛口な現実があるようなのです。

「レンタルジュエリー」の事業者として、このことは受け入れざるを得ませんでしたし、確かに連物ネックレスはややクセが強く装いにくさもあります。

それでも美しい物を素直に美しいと言いたいからと、当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップからは廃止した天然石の連物ネックレスやブレスもこうしてブログ記事ではご紹介しています(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

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