手動で動かすカーブラインを盛り込む即興ミシン刺繍、直線専用の職業用ミシンの可能性を感じたうさぎのいる風景画【200】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ちょっとしたブレイクタイムに遊び感覚でミシン刺繍にトライしてみました。

ハンドメイドバッグ製作では、生地に馴染ませる糸カラーをバラエティー豊かに展開、上糸と下糸の色が違うことも当然であり、ボビンに巻いたカラフルな糸が余ることがあります↓。

下糸用のカラフルな糸の余り:次に同じ糸を使う良きめぐり合わせもありますが、残ることも。。

このたびは、こんな風に余ったボビンを職業用ミシン「JUKI:シュプール:TL25」モデルに上糸としてボビンごと設置しながら、刺繍をしてみたのです。

直線縫い専用、基本的には前後のみの動きのミシンでは、その他の動きは手腕に委ねられるところになります。

作図も無しの即興でうさぎさんが佇むのどかな風景画をマルチカラーでミシン刺繍、直線ミシンの横顔が覗き見れた

はぎれのセルヴィッチデニム:縦25cmx横35cmくらい。これをキャンパスだと思いながら進めていきます。
木を刺繍:幹は茶とベージュで立体感を作ってみる、メルヘンチックなこんもりした枝葉はカーブライン。
ウサギさんを描く:オフカラーのふんわり感をイメージ、目は黒で塗りつぶすようにミシンを動かしました。
デフォルメなお花:こちらも立体感を出すために、ピンクと紅色の二重枠でまあるいフラワーを演出。
完成した「うさぎのいる風景画」:ウサギさんが逆立ちなどとはいやはや、寝そべっている遠近法無視の構図。

あとがき

以前、「ヤフオク」だったかと思いますが、子供が考案した動物や風景をママがハンドメイドバッグに取り入れておられました。

優し気なほっこりした世界が素敵に広がっていました。

製作をする中で、技術を高めスタイリッシュに作り上げることは目指すべきところではあるのですが、そうしていくうちに忘れて手を付けじまいの点があるかもしれません。

それは、世界観の演出のためのアイデアのようなもの。

多くの方が同じように同じようなモデルのミシンを使う製作品はどうしても類似になるものです。

そうした中でも更なる差別化ということを考えますと、その作り手ならではの味わいやスタイルということになります。

あるメロディーを聴いて、このミュージシャンらしいなあと感じるということは音楽活動そのものにちゃんとスタイルが備わっているということなのでしょう。

ハンドメイドも音を紡ぐのと同、材料を組み立てて紡ぐ創造的な産物なのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください