まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
かつては、経理部としてある時間帯のみ外回りのお仕事がありました。
書類の授受のお仕事は、貿易の輸入品のお品物に対して支払いの手続きのスタート場面であり、数か月後に実際に会社の口座から引き落としがあります。
淡々と流れに沿ったお仕事ではありますが非常に重要な場面であると言えます。
当然天候には無関係に期日が来ますので、雨の日も雪の日もその書類の到着のタイミングに合わせて必ず銀行様へ出向かねばなりません。
ということで、悪い天候の際にも対応できるようにと、幾度か書類バッグを自作したものでした。
そのような経験をハンドメイド事業活動で役立てたのです。
このたびのバッグ製作に引用するスタイル、「外表」の作り方は、未知のファスナー付きデザインに挑戦する際には、イメージを実現しやすい方法です。
「外表」式で製作したナイロンビジネスバッグをご紹介したいと思います。
堅いシーンに利用のグレーのナイロンビジネスバッグ、一方で内部の小花柄の華やかさがお仕事時間を楽しく盛り立てる

表地も裏地もはっ水効果のある生地同士で雨対策を最強にしていきます。
はっ水加工生地の花柄は豊富ではありませんので、この生地との出会いが貴重でした。

内蔵する作業は比較的簡単、コツは観音開き折りのアイロンを生地の方と「ソフト厚芯」とを別々でしっかりかけることです。
ボンドは必要無し、比較的挟み込みやすくスムーズに進めることができます。


理由は、一番右のように縫い代部分で混み合う出来上がりのラインのすっきりさを考慮したもの。
出来上がりのラインを優先した判断ではあるのですが、元の接着芯が貼ってあることは重要になります。



実際の、外回り中の電話はたくさんありましたのでこうした外ポケットにスマホを入れて持ち歩くことは正解です。
しかし、取り出しやすさとしてはこのたびのファスナーの廃止の方が現実的でした。

ファスナーの在庫を使用したくてあえて2本使いにしただけですので、お勧めは「両開きファスナー」です。



あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.08.04からおよそ5年後の2025.06.23にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。
この後、黒2点を製作したのが2021年1月と3月。
このデザインは、ナイロンオックスのみに特化した製作をしたことがより伝わり易かったかと。。
世の中の流れはおそらく、書類を持ち歩く外回りという仕事スタイルが廃止の方向に向かうのではないかと考えております。
よって、このデザインはその後廃版へ。
ボックス枠をくり抜いてファスナーを当てはめる設置の仕方は引き続きどこかに引用したいと考えております。
デザインの廃止もかえって前向きなもの、未来へ時が流れるに伴いバッグの製作も変遷があって当然の事ではないかと(^-^)。
