まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
地金の中でも一番短い年月で色が変化してしまう、「sterling silver:スターリングシルバー」通称925。
大切にジュエリーボックスの中に保管していただけなのにどんどん色が黒ずんでゆきます。
これは、天然の銀特有の現象で、空気中に含まれる硫黄とジュエリーの銀の反応により「硫化」という化学反応が起こり、身に着けていなくても保管しておくだけで変色してしまうという厄介な性質があるため。
数年そのままの保管で、はや銀製ではないとも思うほどの真っ黒になった経験も。。

このたびは、そんな悲運の925を受け入れながら、しっかりと925の黒ずみを落とし切りたい場合に有効なある強力な液を実践と共にご紹介したいと思います。
マーカサイトや緻密な透かしジュエリーの見違えるようなお手入れに有効、ものの5秒以内に劇的変化のクリーニング液
漬け込みを忘れてほったらかしなどというお洗濯とはわけが違うということをまずはお伝えしたいと思います。
短い秒単位で素早く行う慎重かつ集中力が大切な作業となりますことを肝に銘じてご利用よろしくお願いします。

非常に化学的ないかにも危険な匂いと共に緊張感が走ります。


ものすごい威力なので、3秒で十分、後の2秒は上げ下げの時間と水道まで持っていく秒数に充てるべきであると判断。
引き揚げたら、素早くお水で綺麗に液を洗い流すことも5秒ルール内、部分的に液が付いているからです。


考えてもみてください、ここまで強力な液がこの容器をもいずれ打ち破る威力を持っていることが否めません。
説明書の1年間の有効の意味は、この容器の耐久性もあるのです。
ほったらかして、数年後に容器を突き破り、外へ液がはみ出し他の大切な品物に影響を与えませぬよう、しっかりと管理してお使いくださればと。
あとは、頻繁に使用するものではないということ、平らなフォルムのジュエリーならば、布磨きが素材自体に優しいと考えます。
あとがき

ジュエリーの中ではシルバー925は一番お手入れの頻度が多く管理が大変な地金であると思いました。
一方で、銀製の魅力として、地金の自由度(金やプラチナに比べ1000度以下という比較的低めの温度で解ける性質)が数々の美しいデザインを豊かにする可能性を秘めると解釈しています。
素敵な細工に魅せられシルバー925ジュエリーを手された際に、その後のお手入れも必ず伴うという「管理面」もイメージしてジュエリーご購入をご検討されますよう。
そして、最も相性ある素敵なジュエリーとの出会いにたどり着いていかれますよう(^-^)。
