まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
いよいよ入園をひかえた季節になってまいりました。
ママやパパが子供の入園の準備をせねばなりません。
そんな中の準備の1つ、入園グッズです。
私がハンドメイドでお作りすることでささやかなお手伝いが出来ればと思います(^-^)。
入園グッズ5点セットの中でポイントとなる製作部分
入園グッズは、①通園サブバッグ、②上履き入れ、③着替え入れ、④お弁当袋、⑤コップ袋と、この5アイテムが一般的です。
このアイテムの中で、作る私側から見ますと、大きく2種の作りに分かれるかと考えます。
①と②はトートバッグの作り、③-⑤は巾着袋の作りです。
ということで、作業的に効率よく行っていくには、③-⑤は同時進行していくことが効率的です。
作り方が同じで、生地や糸の色も同じであれば、同時に縫っていった方が効率が高まるようです。
さて、今回の中で私自身も勉強になり工夫した点は、巾着袋のひも通しの入り口付近の縫い代始末です。


ということで、当然サイドの途中までが三つ折りで、途中から2つ折りに変わる切り替わりの部分があいまいになりますが、その部分は、表から見たときは中側に隠れます。
この後の表地と裏地の口の横線を縫い合わせた後にも両開きの後、中側に折り込んでステッチの作業があります。
この部分は、YOUTUBE動画でどうぞ。
この部分もあってこその、1枚目の写真の出来上がりとなるわけです。
入園グッズの決まった定形のデザインの中にもらしさを出した個性的なデザイン部分
今回は、ある程度サイズも形も決まったものをその通りに仕上げていくタイプの作業ではありましたが、その中でも、バッグ屋である私がある個性を出してみた点があります。
それは、この5点の中で一番持ち歩いたり、メインに使っていくのではと思われる①通園サブバッグ。
このアイテムは、この5点の中で唯一バッグらしいものです。あとの4点は袋と呼ばれる部類になるかと思うんです。
そこで、この通園サブバッグにキルトでデザインをしてみました。
まず女の子用は、パッチワークボーダーにしてのキルト芯を使用してボーダーキルトにしました。
そして、男の子用は、キルト芯を使用して、バイヤスキルトをたたきました。
一般に売られている既製品のキルト布は、ダイヤ型。
全体にはかかっているけれど、どうしてもデメリットが。。。
元々の生地にキルトを機械でかけていくので、その生地を型紙通りに裁断した時点でキルトの途中にハサミを入れてしまうことになります。
仕方のないことなのですが、この時点で結構ほつれの心配が出てくるものになります。
それが全体に関して言えることなので、これは仕方がないけれどデメリット。
今回の私のキルトは、ハンドメイドならではの利点。
裁断後にキルトをかけるので、必ず、最初と最後が返し縫いで固定されます。
よって、ほどけてくる可能性が少ないわけです。
丈夫なキルトといえるでしょう。
しかも、一般的なダイヤキルトではない個性あるキルトです。
今回この点が私ならではのハンドメイドキルトをかけたという売りとなります。


完成レビュー


ピンクの方は途中着替え袋のサイズを間違えて、新しい生地で作り直したり紆余曲折が。。
黒の方は、2度目となるので、慣れて、巾着型3点を同時進行でスムーズに製作できました。
もともと難しいアイテムではないのだけれど、このように勢ぞろいするとかなりのものです。
どちらかというと、おそらく、巾着袋の形の方が奥が深いです。いろいろやり方があるということです。
トート型の①②はだいたいどの人も同じ作り方になるかと思います。巾着よりも作りが単純です。
ところで、今回の女の子用につけたフリルですけれど、まだまだ私もうまくなっていかねばなりません。
ちょっと宙に浮いた感じでしたので、これだという断固としたコツなどが確立できてないので、今後フリルシリーズなどをしていって集中的に研究して技術を磨いていきたいと思います。

あとがき
入園グッズは、私達のハンドメイドの業者などが作る時に、生地がかわいくてもキャラクターのものや商標登録してあるものを避けねば、違反になってしまい罰せられてしまいます。
ということで、もし、ミッキーとかキティー、プリント物のかわいらしいお花とか数々の素敵な園児らしい生地はあるんです。
でもそれは、家族の一員のママやパパが作ってこそ持てるものなので、商業用となってお代金をいただくとなるとやはり作ってあげたくても作ってあげることができません。
依頼者と製作者と両方が罰せられますのでね。
なので、オーダーメイドにしてもそういうことが起きてくるかと思いますので、基本オーダーは受け付けていないんです。
オーダーだとどうしてもキャラものの依頼をしたくなると思いますので、いっそのこと廃止しているわけです。
今回の2柄はそれにはあたりません。
生地に商標登録はないようですので、販売してまいりたいと思います。
プリント物はどうしてもほとんどが生地の耳に英語で社名が入っているんです。
こんな事情もありますが、その分デザインで工夫してお作りしてまいりたい次第です。
ありがとうございました。
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今回の2セットも出品して販売致しております。
