まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
YOUTUBE動画のサイトに入ると、ここ最近動物の殺処分を守る広告が見られます。
生後3か月で飼い主から手放されて、ドリームボックスという名のガスボックスで殺されかけた子犬がとても印象的。
とてもかわいいお顔をしていて、絶望と恐怖に怯えていた。
その寸前で、チームに引き取られ、救助犬としてお仕事で活躍している現在のようです。
動物にも表情があり、気持ちがあるのです。
今回、お作りしますバッグのシリーズは、<動物シリーズ>。
動物の可愛さに癒されるような気持ちのように「心持ち」の面を重視した製作です。
キュンときて、かわいいと思ってもらえたら成功です。
動物シリーズの①、②、③でバッグのデザインは変えていきます。
今回は、①の犬のボディーバッグ。犬の顔のみで形作ったデザインで表情にスポットを当てます。
キュートな犬になるための要素(1):素材のふんわり感
この素材で作ること自体、触りたくなるような犬のイメージにつながるかと思いました。
キュートな犬になるための要素(2):立体的に動物を形作る手法
1枚の生地にアップリケで犬を縫い付けるのではなく、バッグそのものの立体構造を犬の顔の形にするところが特徴。
通常の表地の袋と裏地の袋を合体させるやり方ではこのような8角形の角を綺麗に出すことができません。
あらかじめ縫い代の始末を解決しておくというところがポイントです。
こうして、バッグのデザインそのものをまるごと犬の顔にすることが、立体的で迫力があり、何かきゅんと来る要素になるかと思います。
キュートな犬になるための要素(3):カワイイ目になるボタンをチョイス
目を表現するボタンの種類の選択も重要だと思います。
見たときに、あーっかわいい♡、と思うことは、目を見たときに強く感じるのでは?。
どんな目にすればキュンと来るのか。
そう思っていろいろシュミレーションした結果がこのボタン。
完成品の特徴としてお伝えしたい多角形の引用について
動物デザインをバッグに入れ込む時の案としてはいろいろ考えられます。
動物の柄の生地をそもそも選択、刺繍、アップリケがありますが、このバッグそのものを動物の顔で表現するという点は個性的です。
いろんな犬がいますので、今回のデザインがどんな犬であるかと聞かれると。。。
実は犬に関してはそれほど詳しくありません。
ただ、見たときに可愛いと思えるような自分の中のイメージの犬がここで生まれました。
耳が短くてお顔が広く、目が真ん丸で8角形。
かなりデフォルメされていますが、耳と本体を見ていただく通り、この8角形はひっくり返さずに縫い合わせて縫い代が隠れることができる多角形の1つです。
多角形をバッグ製作に取り入れていくということは、他の取っ手の付け根の部分のタブなどでも引用しています。
多角形はその他、アップリケのお花などにも利用することがあります。
あとがき
こんな感じで、動物シリーズ、残り2点やっていきたいと思います。
今回の犬は、人間がよく飼うなじみ深い動物です。
かわいらしさは、飼い主さんがとてもよく知っておられます。
そんなかわいい大切な家族の一員を思いながらの製作や着用は一層持つ意味が高まります。
次回は、うさぎになります。
うさぎは、私が好きな動物で、小動物にしては少し大きく、動作が比較的目で追いやすいのか、行動の可愛さがよくクローズアップされますね。
是非、ご期待くださいませ。