あとがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたびは、1つ前の【44】の投稿の後半の作業を含めたミニボストンショルダーバッグの完成をお届けします。
元々敷居を低くチャレンジしやすいようにと、ファスナーを含む複雑な構造を単純に解釈、あらかじめ「中表」ですべて縫い代をしまい込み解決した状態のプレートを組み立てるのみでよいという作り方。
そのメリットは形がはっきりと表れてくれることであり、反対に課題もありました。
素材の扱いやすさとしてはサッカーは◎、アイロンでの折り曲げがスムーズなことに助けられて無事完成に至ることができたのです。
ファスナーが取り付けられたボストン型の様々な角度から見たフォルムにもご注目いただければと思います。
ボストンバッグのシンプルな解釈、ファスナー含む口布パーツと本体パーツのみで出来ている完全密閉の優れたモデル
ボストン型やバニティなどの立体感あるバッグは2019年で主に挑戦しました。
当ブログ記事は、最初の投稿の2019.09.04からおよそ5年半後の2025.02.14にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。
技術がまだ未熟な段階の2019年では、難しそうなデザインにチャレンジしやすいようにと、自分なりの手法を考えました。
それが、あらかじめ「中表」で縫い代を隠したパーツを次に「外表」で合体するのみという作り方です。
こうした作り方をもってこのたびのミニボストンショルダーバッグが完成されたのだと見ていただければと思います。




あとがき
その後のボストン型の変遷としては、底のラインを直角からカーブに改良し、ラインをクリアにしたのが2022年頃、その後ボストン型自体を廃止しました。
廃止とは言え、この時のミニボストン製作が現在への経路としては重要な1過程であることは確か。
2025年でもしボストン型をまた作るとしたら。。で想像してみます↓。
まず、取っ手はこのように取り付けるのは美しくないので底から伸びる「支柱」に、ミニサイズは作らずに大きめに作ると思います。
また底のカーブラインはやはり2022年の改良通りカーブが入っていることは正解。
そして、底の重なりは、重ねずに表地と裏地それぞれを別に内側に折り込んでの縫い代始末という新しいアイデアでガタつくこのたびのような重なりを解消。
末永いハンドメイドバッグ道、過去の製作体験はどう活かされるのかは分かりませんので、難関にも足を踏み入れておくことは無駄ではないと信じています(^-^)。
