まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
以前にこんな誤購入がありました。
「紫色です」との記載をネットで購入のバッグ、実際届いた見た目のカラーは、「紺」だったのです。

ただ、せめて「青紫」もしくは「青味の紫」など親切な表現をしていただくべきです。
多くの方が「紫」と聞いてイメージするのはあの葡萄色(赤味の紫)ではないでしょうか。
ネットの画像の映りで青っぽく映っていたことを追求せずに、「紫」という言葉のイメージのみで一番右のイメージで購入してしまったのでした。
こうしたカラーニュアンスの行き違いは、ネット通販主流の現在では多々起こり得る重要な課題。
マーケティングの本の一説によれば、購入というのは高い確率で「カラー」が決め手になるとのこと。
このたびは、そもそも販売する側の親切さの重要性を追求、主に販売業者様へ向けた目線で綴っていきます。
厳しい指摘をするようですが、誤購入を起こした原因は情報不足、販売側の「怠慢」に他ならないということをよく見直していただきたいのです。
そのように踏み込んだメッセージを送る以上、私も1つのご提案をご用意。
同じ色でも複数のカラーの違いに呼び名を付けました。
それを、ベージュの例で前半、茶色の例で後半にご紹介してまいりたいと思います。
微妙なカラーのトーンの違いも言葉1つでイメージできる、ベージュの5色展開と茶色の4色展開をそれぞれ区別した色の名前
まずは、ベージュから始めてまいります。
そもそも「グレージュ」という呼び名が近年登場していますが、あれこそ紛らわしい表現でどのようにも解釈できてしまうワード。
元の目的が、広い範囲の色でオフカラーを売り出す商業的な意図があったと思えてなりません。
本当にユーザー様に寄り添った提示の仕方は曖昧な表現を避けたはっきりとした表現なのです。



上述のように「グレージュ」という呼び名に対してなぜ異議があるかと申しますと、該当が①②⑤を中心に複数に当てはまってしまうからです。
1のみが頭にカラーが無い呼び名の違いがありますが、白っぽいけれど僅かにグレーイッシュなものも①オフベージュで良いかと。
③イエローベージュ④グリーンベージュ⑤モカベージュは、かつての定番コートる「バーバリー」様の「トレンチコート」に登場していたカラー。
冬から春に切り替わるタイミングで出るお洋服の新商品の春物にはこれらの複数のベージュが登場していると思います。
続きまして、後半の茶色に移りたいと思います↓。



同じ木製でもここまでカラー展開がありますが、頭に濃厚に現れる色が付くことで分かり易く区別できると思います。
「茶色」と一言記載で、後は画像で判断といっても、具体性と安心感、そして最終的には信頼を得ていく未来が見込まれます。
あとがき

ネットの画像は当てにならないとも言われますが、そうでもないと思うこともあります。
例えば、説明欄に「黒」だとはっきり謳ってあった生地が、画像をどう見ても紺色の部分が光の加減で映る場合、紺である可能性があります。
黒の光の当たり方と紺の光の当たり方の違いは多くの体験も必要かもしれません。
ですから部分的に映ったカラーも手がかりになることがあるのです。
販売側が悪気が無く間違えている上述のようなケース、ネットの古着屋様で多発した過去があります。
一番気を付けてほしいポイントなのにそういった間違いが起こってしまっている現実があったのです。
【256】の投稿ではグレーにも色の展開があるということを「アルマーニ」様のお洋服を例にご紹介をさせていただいております。
そちらにもお立ち寄りいただければと思いますし、先ほどの濃紺と黒に関しては【147】でその見分け方なども実体験から解説しています。
購入の決め手のカラー、届いてみたらちゃんとその通りだったという当たり前ながら良きゴールにたどりつけますよう、心より願っております(^-^)。
