こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
黒やグレーと並び、ダークな色といえば、茶色。
私が思う印象は、ファッションコーデにおいては、人気がない色なのかなあなんて思います。
なぜ、そう思うかと言いますと、古着の中でも、靴やバッグと共に、茶色は、かなり良い状態で手放されていることが多いと感じるんです。
結論的なことですが、確かに、茶のコーデってとても難しいです。
特に茶1色でまとめる場合です。
黒1色だとかっこよく決まることが多いのに、同じように茶でそれを行うとどんよりして、生き生きした印象ではなく、顔も老けて見えてしまう。。。
これは、茶の色が持つ弱点とでもいう部でしょうね。
しかし、コーデの仕方を工夫すれば、茶色もうまく着ることがでると思いますので、そのあたりを私なりの意見として、お伝えしたいと思います。
まず、茶という色のイメージを黒と比べてみます
では、茶がなぜ老けた感じや今一つ決まらないのかを考えてみます。
まず、茶色と聞いて連想する物を挙げてみましょうか。
・枯れ木
・チョコレート
・土
・岩
・コーヒー
などが思い浮かびます。
茶色はどちらかというと、落ち着いているとか安定感などの印象が強く、言ってみれば、つまらないとも言えます。
一方黒は、ダークながら、極限というか思い切った先端のような位置づけなので、シャープな感じや、とことんなクール感がファッションとしては、簡単な、使いやすい色で、おしゃれ度がもともと高い色目であるといえましょう。
一方茶色は、簡単ではないですね。そして使いやすくも決してありません。
何か一工夫しなければならないようです。
しかし、私は、色としては、インテリアには、茶色を取り入れていて、茶系の部屋のテイストに統一しています。
やはり、安定感、落ち着き、飽きがこない、重厚感あり、ということで、友人からも部屋を見て、シックだという声を多々もらっているんです。
そうです、茶は、インテリアなどには、とてもいい要素なカラーであるといえます。
しかし、ファッションである場合は、インパクトが弱いというか、かっこよさを表現するには、茶はマイルド過ぎるのです。
茶のコーデのコツは、茶を脇役にすることにあり
サブタイトルを思い切ってしまいましたが、これは1つの良い方法です。
そう、茶をメインにせずに、脇役に使うのみにするという方法があります。
その前に、茶を脇役ではなく、メインにしているようなコーデの写真をご覧ください。

私は、ボルボネーゼというブランドが好きで、茶系のうずら柄がブランドイメージなので、バッグや財布や洋服もこの柄です。
質の良さがとても好きで、うずら柄も今、あまり、みんなが着ていないということで、かえっていいなあと思い部屋着に着ているコーデです。このまま外へ出られます。
上の写真は、動きやすいゴムパンツ。
トップスはベネトンのもので、ベネトンって結構歴史があるブランドで、良質です。
外出にはやはり、とても地味になるので、室内着として活用して居るコーデです。
それにしても、地味ですよね。
もう1セット、これを上下逆にしたようなコーデ。こちらも室内の部屋着として着用中です。

やはり、ボルボネーゼのあのうずら柄には、色としては、茶がなじむので、パンツを地味とはわかっていて、茶をコーデしたんです。
黒でもいいのでしょうが、ちょっと黒のパンツが浮くでしょうね。
ということで、これを外出着として、茶のセーターや、茶のコーデュロイのパンツなどと置き換えれば、同じような印象になってしまいます。
よって、茶はメインに持ってこずに、小物でアクセントをつける役割にするということが1つの案です。
ということは、茶が小物であるということで洋服は、それが引き立つ色がいいわけです。
そうすると、クリーミーな薄いベージュ系がよいでしょう。

こんな感じの色です。無彩色っぽくて、もちろんこのアイテムだけでは、ぼーっとした面白味のないものです。
そこへ、茶色の小物でキュッと引き締め、遠目で見た時にアクセントのあるコーデにするという方法です。

1つに、靴を茶色にするということがあります。

ベルトもコーデの真ん中にあり、非常に視線がいく部分です。

トップスの近くに配置となる、ネックレスやブレスは、やはり、視線が行く部分で、ここに茶色を使うことが効果的です。
このネックレス、ブレスの天然石であるスモーキークォーツも、地味な石なので、こういう時に活躍できるアクセサリーになることで出番があるということになります。
このオフベージュのセーターの色ですが、あまり、黄色寄りになりすぎると、あのボルボネーゼのような印象になってしまうので、ベージュのトーンが大切です。
限りなく、白に近いベージュであること、これは、大切なポイントになるかもしれません。
このベージュが白ではいけないのか、黒はどうなのか、ということについて。
まだ、白は同じような考え方でよいでしょうが、小物の茶色の色のトーンをチョコ茶より薄いクリーミーな茶色にした方がマッチするかと思います。
黒は、色がパンと2つに割れるコーデになるので、黒の位置などが難しいように思います。
フェンディはその点黒と茶をうまい具合になじませてコンビにしていて、テクニックが感じられ、かっこいいとは思います。
しかし、一番合わせやすいのは、オフベージュ+茶でしょうね。

あとがき
茶色は、とてもシックで上品なので、コーデに取り入れるとおしゃれ度はアップするかと思います。
ただ、黒のようには完成しにくいので、工夫が必要ということです。
是非、黒プラス1のカラーとして、茶色にも一度注目してみてくださいね。
では、YOUTUBE動画を貼りますので、こちらもよろしければご視聴どうぞ(^-^)。
