一見類似のような真っ黒なお洋服も実は1点ずつまたとない宝なのだ、黒同士で組み合わせるコーデにおける奥行きや立体感の出し方【1317】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々YouTubeでワードローブを紹介されている動画を拝見するのですが、セレブ、モデル、など有名な方の投稿がほとんどです。

たくさんのお洋服や、たくさんの靴の配置のそのぱっと見の華やかさが際立ちます。

なかなか「お隣さん」のような現実的なクローゼットの中身は拝見できる機会がありません。

ということで、まずは、お隣さん代表みたいな形で私が黒コーデ主体のワードローブを作ってきたことから黒同士のコーデの秘訣をお伝えしたいと思います。

古着といっても、多くがアルマーニとオーダーメイド品で集めてあるところが拘りです。

扁平になりがちな黒同士のコーデの工夫、立体感、奥行き、凹凸感をもって装うための5つのポイントのご提案

黒コーデは組み合わせることで扁平になりがちです。

せっかく上下に分かれていても一繋ぎなイメージであったり、また、一繋ぎのアイテムであっても喪服のイメージになることも。。

そこで、私からお送りできます5つの立体感を出して装いを楽しく心躍るものにできるポイントをご紹介したいと思います。

あくまで、私が自分の経験からお伝えする我流のメソッドですので、そこは悪しからず(^-^)

これらはどれも黒のお洋服アイテムです。

<立体感ある黒コーデ①>そのアイテム自体にすでに凹凸感が表れている

こちらは、手作り品の衣装のようなワンピース。
最初から袖先のスパンコールやリブ、そして左身頃の薔薇のお花のフリルで3次元的な仕立て。
アシンメトリーが基調のデザインです。

ここに更に小物を利用、ベルトでウエストを絞り身体のラインに凹凸感を出していきます。

あとは、ロングネックレスを素敵に飾るのも良いでしょう。

とにかく、元々装飾された立体感あるアイテムなので半分はコーデが出来上がっているという点で実現しやすいアイテムです。

<立体感ある黒コーデ②>上下の片方に柄を持ってくる

上下ともアルマーニの古着。
ブラウスは無地のスエード調の素材。スカートは銀ラメのドットが柄になっています。

ブラウスののっぺりとした黒無地に対し、スカートにドットが散りばめられたことでバランスがとれました。

ブラウスが上質であることも、このスカートの華やかさが引き立ててくれるとも見ています。

<立体感ある黒コーデ③>トーンダウンした黒を持ってくる

カットソーはミッソーニ。ブラックデニムはアルマーニ。

カットソーもジャガードの糸の種類の切り替えによって約半分がグレーのように目に映ります。

デニムパンツはデニムの中ではブラックですが、色としてはグレー。

黒からトーンダウンしたこのデニムのグレー色。

同じようにグレーのように映る部分のあるカットソーとリンクして相性が良いです。

<立体感ある黒コーデ④>異素材の上下で組み合わせる

再び同じカットソーが登場。実はこの組み合わせが実際の私のワードローブ内で決めたコンビ。
スカートは「Sayuri」というブランドの羊革。

③では、トーンダウンしたグレーと合わせたこのミッソーニのカットソーですが、今度は同じ黒で合わせました。

レザーは、たとえ真っ黒でも光に当たると、目に映る色が黒からライトに映る特徴があります。

この視覚的効果を利用し、本革レザーという「異素材」をベロアのカットソーに対して組み合わせます。

そうすることで同じ黒なのに色の違いがあるかのように目に映り、それは立体感が生まれたことになります。

<立体感ある黒コーデ⑤>ベストを持ってくる

ベストは「Gizenne」というブランド、羊革です。
パンツは、「MAGENTA」というブランドで牛革。
レザーパンツなのにダブル仕立てであるところが洒落ています。

「ベスト」というアイテム自体が今後注目されそうな気配を感じています。

先日の新聞の中にも掲載のスーツのジャケットのノースリーブバージョンのようにベスト仕立てを着用するご紹介がありました。

かつてベストは紳士服のアイテムでした。

しかもジャケットと必ずセットになっていて、中にその輪郭のほとんどが隠されていた着方だったのです。

今後の新しい着方としては、かつてはジャケットの中に隠れていた袖のホールのラインや、前ボタンをあえてオープンにし、そこからインナーのシャツやカットソーがのぞく立体感を演出ということができそうです。

実は、ベストは自身もとても気に入っているアイテム。

全体のお洋服の数の中のベストの割合はかなりのもの。ベストを意識して集めてきました。

その他のベストの使い方は、キャミソール風なワンピースの肩から飛び出すブラジャーのひもなどをベストで覆い、難なくキャミワンピもリゾート着とは違った着方ができると見ています。

あとがき

黒という色は色の中では最強です。

そして、著名人があえて黒のTシャツを着るなどそのパワーの意味をこめた解釈が感じられる着方もよくされます。

きつくなり過ぎたり、近寄りがたかったりも時にはあるかもしれませんが、それも黒のパワーの結果です。

今回はいろんな黒の解釈の中で1つ、立体感を出していくという工夫をし、コーデを素敵に粋に装えるヒントになればと5つの例でお伝えしました。

1つ1つのアイテムに役割がちゃんとあるものがワードローブに取り込まれると、必ず出番があると思います。

お洋服を購入してそのままということのコスパの悪さや意味の無さは避けたいところです。

無駄を排除しコスパの良いライフスタイルを見直すきっかけにもなればと思っております(^-^)。

衝動的なお買い物の際に冷静に確認できるワードローブノートの持ち歩き【1177】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

街をぶらりと歩く中でお洋服を衝動的に購入することもあります。

リアル店舗でなくても、ネットサーフィン中のお買い物でも同様です。

今回は「サスティナブル」を意識するワードローブ作りのお話になります。

クローゼットの片隅に一度も着用する出番のない洋服を購入してしまわないように、どれも出番があり、組み合わせのベストコンビな相手のある洋服のラインナップこそがコスパの良いお買い物です。

洋服の廃棄を減らし環境に十分考慮した「衣」のスタイルが、サスティナブルな向き合い方の一歩にでもなればと思います。

洋服に愛着がわくのは、購入時の価格を始めとするそのアイテムの情報を知ること

このような、1アイテムのお洋服について、5つの情報をメモします↓。

洋服1アイテムの記録:洋服だけでなくてもジュエリーや靴などの小物も同様。

購入したらすぐにメモしておくと、まだ情報がホットですので正確に記録が残ります。

これは、おしゃれなミニノートやメモ帳でも楽しいですし、デジタルの形でも修正がしやすくて良いですね。

①アイテム:ワンピース、セーターなど。

②購入時の値段:ネットの場合は送料込みの支払い金額が良いでしょう。結局いくら投資したかのコスパを見る時には送料が含まれた方が良いです。

③ブランド名:ほとんどの洋服にはブランドネームが縫い付けてありますが、まれに、オーダーメイドとか自作品のハンドメイド品には何も付いていない時があります。そんな時には、「手編み」とか「オーダーメイド」などと記すとブランドと同等の見方ができます。

④混率:毛/100%であれば、真冬なのか春先のまだ少し寒い季節なのかなど、着用季節の判別には有効です。

⑤購入先:お店の名前とか、メルカリなどのサイトの名前、さらには、ヤフオクなどのハンドルネーム(古着屋さん名)などまで記録しておく意味は後々あると思います。

こうして、すべての詳細を把握しきれない自身のワードローブのアイテム1点ずつを記録していくことで、末永く着用していく気持ちになればと思うのです。

それで、この記録は、1アイテムずつなので、ワードローブ全体をまるでクローゼットを開けて見渡したかのように分かる表が1ページくらいのコンパクトなサイズでほしいですね。

ここからが、私が現在も実際にやっていることになります↓。

着用の際の偏りを無くし、どのアイテムも出番のある俯瞰した表作り

季節ごとにグループを分けますが、1ページ内です。
そして、全体の洋服の数が分かりやすいように番号を付けています。

私の場合なのですが、洋服コーデを上下のセットで決めてしまいます。

これと同じタイプの人をYOUTUBEで拝見しましたので、「いらっしゃるんだー(喜)♪」と共感したものです。

私のワードローブ表-洋服、アクセサリー編(YOUTUBE動画内には登場しないクリップ)
:エクセルシートを使って一目でわかるラインナップ。
非常に洋服の数は少ないです。1-16までの16セットのみ。

セットとは言え、ワンピースだと1アイテムで1セットです。

季節ごとにマーカーがの色を変えています。

YouTube動画内では、3季節の、冬、春/秋、夏とお話させていただきましたが、今よく見たら4シーズンに分けていました<m(__)m>。

上のグレーから順に、真冬、梅春/晩秋、春/秋、夏ですが、途中のブルーとピンクは曖昧です。

真冬、真夏意外といった感じですので、動画内でそれをまとめて、春/秋とお話させていただいているのです。

こうして、もうこれ以上は購入しないとか、ここが1つ不足していて購入を希望したりと一目見て分かるものになります。

写真などでも良いのですが、あくまで言葉での表現のスタイルということで今回はご紹介しました。

私がいかに「アルマーニ」様を好んで着ているかが一目見て分かりますね(^_^;)。

すべて、1点残らず古着になります。

洋服以外のアイテムの表もあります

靴やバッグの欄が映りませんでしたが、この後、別でスクショしました↓。

私のワードローブ表-靴、バッグ編:靴は洋服1セットに対してほぼ1点、バッグは4点のみを共通で洋服に合わせます。

靴は、現在で13足程。どれも本革です。そして、驚きのすべてUSEDの購入です。

全部のワードローブで16セットのだいたい1セットごとに靴を当てはめた購入の仕方で集めた13足。

ここにウォーキング用のスニーカーや仕事着のジャージスタイル用のバレエシューズなどは入れていません。

すべてお出かけ着用の16セットに合わせるシューズになります。

ところで、バッグの欄に「使用」と記載がありますね。

少し余談ですが、これは、使用していくバッグなのです。

私はハンドメイドバッグ業をしている者でもあり、バッグというアイテムに関しては特別な思いもあります。

よって、過去のヴィンテージ物をコレクションのみで保管しているバッグが別にあります。

集めているだけのバッグ:使用する方よりも多いのが驚きです。
30年以上保管のアイテムも多く、どれもヴィンテージ級ですが、劣化にはかなり悩み、
そこを越えて現在の一生物で行けそうな状態までになりました。
あと、大きなポーチを改造していたりするものも少しあります。
そうでもしないと30年以上良い状態で持ち続けていくことは、
たとえハイブランドでも難しいと私は思っています。

ということで、洋服以外のアイテムも、実はすべて一覧表にしていました。

こうすることで、現在の持ち物を把握しやすくなりました。

頭で記憶しているだけだと忘れてしまうアイテムもあるので、忘れてしまうから重視していないのではないかというと、必要な時にはあってほしい色であったりすることも。。

よって、この際、隅々まで把握するのが良いのです。

そして、出番が少な目だったアイテムもこの表によって出番を増やすということも購入のお値段のコスパが良かったことにつながると思います。

あとがき

サスティなブルなライフスタイルも、何か無理をしてやっていくのではなくて、日常の当たり前を見直しながら楽しくやっていくことが自然です。

洋服は環境に悪く影響する日用品の上位に来ています。

今、私も、在庫の残るようなハンドメイドバッグを製作してゴミだけを出しているのではないのかということを本気で見直しています。

必要なところへ末永くコスパ良く使ってもらえるお品なら意味があります。

そんな感じで、自身の役割は本当に製造していくことなのか、それとも別の役割があるのかということさえも考えました。

そもそも、作ることが後にどういう未来があるのかまで想像するという作り手の責任は大きいと思うのです。

洋服ハンガーが1つ余った時にしたこと-それに見合う洋服を選んでハンガーを全部使う【938】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

とてもインテリア好きな私ピクチャレスクですが、洋服ハンガーにも少々拘りがあります。

木製のブラウンカラーにかかった洋服で気分が2倍にアップ。

好きな木製を洋服と絡めることで、一掃ワードローブが楽しくなり、ハンガー自体も楽しんでいます。

今回、ハンガーが1本余り、そんなところからのスターとのある動きをお伝えしたいと思います。

1本余ったハンガー、そのまま保管かそれとも。。。

トップス用のハンガーが1つ余りました。

もともと、洋服に合うハンガーをいかにお得にあてがっていくかということで、セット購入などをした結果なのですが、1本だけトップス用のハンガーが余りました。

アウター用のハンガーはトップス用のハンガーより少し厚みがあり、違う種類です。

写真の手前のものが余ったハンガーで、この時にどうするかを一瞬考えます。

そして、出した直観的な答えは。。。

「このハンガーに合う洋服を買う」でした。

本来主役である洋服にハンガーをあてがうのに、なんと、この時は、ハンガーが主役。

こんな考え方も面白いものです。

そして、1つの答えへたどり着きます。

「長袖のワンピースだ」。

年間のお出かけ着は全部で10着程度。

その少ない中であと1つだけ追加するとしたら。。。

ということで考えた結果が、長袖のワンピースでした。

割合としては、スラックス型のパンツが大半を占めていて、スカートが1点だけ、真冬の羊革のフレアースカートです。

あとは、エンポリオアルマーニ、アルマーニコレツィオーニのジーンズがそれぞれブルーとチャコールで1本ずつです。

夏にはミディ丈のスカートも。

そこへあと1つとして、すでにあるビンテージワンピースの半袖の仲間として、長袖のビンテージワンピースというのがしっくりと来ました。

現在探し中であるので、まだ結果がご報告できていませんが、とてもワクワクしています。

不思議なのが、主役でなかったはずなのに、心躍ること。

なので、結果の満足度は、どういった経緯で洋服を買うことになったかが関係ないのかもしれません。

ハンガーが空いていたのを埋めたいがために探した洋服探しがこんなに楽しいものだとは思いませんでした(^-^)。

あとがき

その探し中の長袖ワンピースは、すでに持っている半袖のワンピースの素材であるちりめんと同じにすることでこだわりが濃厚になるのもいいなあと思いながら、逆に、ちりめんのようなテイストとは違ったヴィンテージの良さみたいなのも発見できればとセットアップタイプにも目を向けています。

それほど慌てずに、渾身の1点を見つけたいと思います(^-^)。

グレーと黒だけのワードローブに合わせていく靴のすすめ【844】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、自分のワードローブを来年分決めましたのでご紹介したいと思います。

最初から決めてしまうの?という驚きが聞こえそうですが、基本、ジャージスタイル。

ほんの時々のお出かけの時に迷わずスムーズに決められるよう、数点のみの外出着の集まりです。

今回は、ブランドをアルマーニに統一。アルマーニコレツィオーニ、エンポリオアルマーニ、ジョルジオアルマーニの3つのどれかばかり。

アルマーニは立体裁断とのことで、非常にデザインが良く、ニットなども素材が細口で良質です。

そして、私がハンドメイドバッグでも取り入れているジャガードも多く見つかります。

そんなアルマーニ類を古着市場で見つけたものの集まりです。

色は黒とグレーしか登場しないところも拘り。

グレイッシュなワードローブを作ってみました。

数少ないミニマムなグレイッシュワードローブ:ALLアルマーニの古着x8セット。

細かい季節ごとの上下セットのご紹介

これまでもずっと、もう上下の組み合わせを決めてお洋服を着てきました。

着回しということは差が出てしまうのでやっていないんです。

少し個性的ですかねぇ。

自分としてはこれが一番納得した着方になります。

ワンピースだとそれ1枚ですよね。

あの感覚です。

では、季節ごとにご紹介していきますね。

納得したものだけを厳選ということで、季節ごとの配分とか偏りがありますが、それも結局気持ちに従ったものとして、無理矢理妥協で選ばなかったということになります。

真冬(12月-2月):真冬が実は一番期間としては長いのかもしれませんが、これしか見つからず1セットのみ。しかも何かのハプニングで、チャコールグレーと聞いていたのが濃紺であったセーター。しかしお品はとても良いです。エンポリオアルマーニ。パンツもエンポリオアルマーニのチャコールグレーのスラックスです。
梅春(3月-4月)/晩秋(10月-11月):季節を順に進めてご紹介してまいりますね。梅春と晩秋は真反対の季節なので共通といった考え方でミニマムにしています。グリーングレーの7分丈セーターはアルマーニコレツィオーニ、薄いブルージーンズはエンポリオアルマーニ。このジーンズかなりレア。アルマーニの中でジーンズというのは、多くが「アルマーニジーンズ」というブランドのラインです。エンポリオアルマーニとしてジーンズを作っているのがレアなんですね。しかも人気の薄ブルー色。これは、グリーングレーという難しめのトップスのセーターに合うアイテムを探しての結論になります。
春(5月)/秋(10月):こういった定番のブラウスもあると良いです。しわが寄りにくいアイロンかけなくてよいものが好み(^_^;)。黒のブラウスはジョルジオアルマーニ。昔のものだとは思いますが、何ら古臭さを感じない古着です。パンツはワイドでエンポリオアルマーニ。黒ベースです。白のボタニカルな柄入り。アップで寄ってみますね↓。
とてもこっています。幾何柄のジャガードに、ボタニカルな木の葉のプリントです。こういったジャガードも取り入れていることが多いのもアルマーニの特徴。私のハンドメイドバッグの生地選びのジャガードの豊富さにリンクすることもあり、このブランドが好きです。
初夏(6月)/初秋(9月):上はグレージュといったような色のサマーセーター。ジョルジオアルマーニです。下は、アルマーニコレツィオーニのブラックジーンズ。ブラックジーンズはとても大人っぽくて合わせやすいです。裾のラインをテーパード寄りに自分でお直ししています。上述のようにアルマーニコレツィオーニもジーンズを作ることが比較的珍しいです。お仕事着のスラックスが多い中、希にデニムがあることがあります。
初夏(6月)/初秋(9月):上はエンポリオアルマーニのドレスライクなTシャツ。ずっしりと思いもので、袖口などがエレガントにまとめてあります。パンツも同じエンポリオアルマーニのゴムウエスト。少し大きいです。トップスをインして、特徴あるベルトで飾ろうかと思っています。パンツは裏無しで薄手。実際は写真で映る色よりももっとベージュがかっています。
初夏(6月)/初秋(9月):Tシャツとスタイリッシュなスカートという異色の組み合わせ。Tシャツはネオンカラーのスパンコールロゴ付きのエンポリオアルマーニ。スカートもエンポリオアルマーニ。Tシャツxデニムというよくある装いのイメージから脱して、新しい組み合わせを作っていきたく思いついたコンビ。気取らなくて素敵になりそう♪。
Tシャツのロゴ部分に寄ってみました。スパンコールがネオンカラーでとても目を引きます。黒に映えますね。上にすでに、同じ季節用に黒のTシャツが無地で出てきているので、今度は色を入れてみました。このカラーによって靴とか小物が決めやすくなるんです。
盛夏(7月-8月):上はジョルジオアルマーニのグレーのタンクトップ。ボトムはエンポリオアルマーニの紺のジャガードのスラックス。パンツの柄が分かりにくいですね。寄ってみます↓。
ボタニカル柄です。非常にエレガントな世界観。紺難しいですけれど、こうして柄が入っていると幾分か合わせやすくなるのかもしれません。
盛夏(7月-8月):上は、アルマーニコレツィオーニのノースリーブブラウス。下はエンポリオアルマーニのロングタイトスカート。

以上の全体では、8セットをご紹介しました。

1年分でたった8セットです。たまにしか着ないとはいえ、これだけの数少ないミニマムなワードローブであることに驚かれるかもしれません。

古着も簡単ではない、なかなか納得いくものが見つからない中、更に、上下をぴたりと組み合わせていく、、その途中段階が私にとってはとても貴重な時間です。

今回ワンピースが入りませんでした。

アルマーニの中でワンピースとなるととてもかしこまったものが多いので、今回は、あまりピンと来たものが見つかりませんでした。

パンツが大半を占めましたね(^_^;)。

では、次に、いよいよ本題の、パンプスを合わせていくということを数例ご紹介したいと思います。

グレイッシュな洋服に靴を合わせていくポイント

では、2点の洋服に対して靴を決めてみます。

持ち合わせの12足の靴:圧倒的に黒が多いです。
このセットに合う靴の候補3つ。:結構候補は多そうです。一番無難なのは、黒の透かし。季節感もあり、とんがったシャープ感(ユアクリス)もTシャツによく合います。2つ目の候補は赤。Tシャツのマルチカラーの中の少ない部分の色とのリンクの赤(ポリーニ)。マルチカラーの場合は、少ない面積の部分とのリンクの方がバランスが良いです。3つ目(ブティックオーサキ)は、柄の形のリンクです。これが一番思いつきにくいかも。Tシャツの柄のとがった感じと靴の柄のとがった感じを合わせています。
ランセルのパンプスのグレーを持ってきました。色が縦にグレー1色でIの字のように並びます。この単調な感じに、ジュエリーのパールなどをブラウスのフリル周辺に多重に装うと素敵になります。あえて余計な色を足さないタイプのコーデですね。この場合今度はバッグなどをパープルやあずき色など少し変化のある色で装えば、全体としてはなかなか華やかになります。
3つ目。おまけです。YOUTUBE動画の中には出てきていない当ブログで追加したコーデです。こういったレンガ茶の靴(リーガル)もややクセがありますが、黒っぽい強い色との相性があります。ここで靴を差し色にしたのだけれど、関連付けとしては、ネックレスにこういったオレンジ系の色の鼈甲、琥珀、カーネリアンなどの良質な天然石の存在感ある色を、そして、ベルトやバッグを同じようなオレンジ茶で意識してみるとぼやっとした無彩色コーデがうんと変わってきます。あとの2つの靴は、ただの黒ではなく切替でグレーが入っていたり(ヨシノヤ)、ビーズ装飾で色がツートンみたいになっていたり(グッチ)で靴が立体的に映る様相です。こういったものは、すごくこの上下セットのようなものには効果が出ると思います。ただただ黒いパンプスを合わせるよりも是非、1クセあるようなデザインのパンプスを活躍させると良いです。

以上が靴の当てはめ方の例でした。

ご参考になるところがあれば幸いです(^-^)。

あとがき

今回、この記事を書いていて思いました。

人のワードローブもあれこれ見てみたい。。。

何か編集社のようなこと、他人のワードローブをのぞき見させてもらって、私も参考になる学びがあるとともに、私からも何かお伝えすることができたら。。。

そんなことを思ってしまいました。

何かの形で実現できるといいです。まずは、身近な家族や友人からやってみたいですね(^-^)。

全10着以内でそろえるALLビンテージのALLシーズンワードローブ【729】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ季節が変わってきました。

この記事を書いている現在は、暑い夏の残暑が消えつつある秋の入り口。

お洋服もノースリーブからそろそろ袖付きに移行し始める頃です。

今回は、私の例ではありますが、ALLビンテージ服でそろえたとってもミニマムなワードローブのご紹介をさせていただき、ビンテージ服のすっきりとした数とか、そろえ方などの例としてお話させていただきたいと思います。

仕事着がある場合、ALLシーズン10着以内可能

私の場合、個人事業主をさせていただいておりまして、お仕事スタイルがジャージです。

よって、引き出しにたたんで収納のジャージの上下が基本的な毎日の装いなので、クローゼット内にあるハンガーにかけた洋服というのはすべてお出かけ着。

ALLビンテージ古着の7着:左から、1①Givy(レナウンルック)、②Teresa Vanburen(センソユニコ)、③Parcecue Mode(パスクモード)、④不明、⑤INED(フランドル)、⑥Homme et Femme、⑦ARTESANIA by BEAMS BOY(ビームス)

そうしますと、ALLシーズンでは、計7着のみに現在はなっています。

春と秋を共通にすると、3シーズン分として、1シーズンに2-3着ということです。

冬だけは結構長いので、3着にして、後は2着ずつというのが現在。

すべて古着になります。

かれこれここ10年以上になりますが、新品の洋服を購入したことがありません。

古着の良さというものを知ると、もう新品に目が向かなくなってしまうようです。

以前は、ハイブランドの古着2ブランド程のお気に入りをひたすら集めて着ていました。

ブランドを絞ることでテイストも良い感じで、らしさも統一して気持ちが良いものですが、問題点も出てきたんです。

ブランドにこだわることで色や柄が好みの物が簡単には見つからない点です。

その結果、結局、得意でない紺色の購入に至るなどの結果、あまり出番がなかったなどということがありました。

そういった経験から、現在はブランドを気にせず、品物の良さを見るようにしています。

時にはノーブランドと呼ばれるようなみんなが知らないようなメーカーさんのお品もありますが、ノーブランドというのはただの呼び名に過ぎません

必ず、どの洋服にも立派なブランドネームが付いているわけで、それは列記としたブランドである証なのです。

このように私自身は自分の洋服の見つけ方が以前から発展してきました。

ブランド名にとらわれない、本当に良い作りの物を自分の目で見て、判断して購入するということに至っています。

有名ブランドさんの作る物なので間違いがないという考え方も正解です。

確かに名が知れたブランドのお品が悪いということはほとんどなく、その名のもとに、それにふさわしい仕事がなされているのも事実です。

けれども、そうでない光の当たらなかったお品の中にもきらりと光るお洒落さなどを見つけることができたときの喜びというものは、新しい発見をしたようで、とても貴重。

ビンテージ道の到達点には、こんな喜びがあるようです。

ビンテージ服の魅力

ここで、古着がなぜそこまで魅力的なのか。

これをお伝えします。

まずは、古き良き味わいがあるということです。

現在の古着と呼ぶようなビンテージ物では1980年-1990年代のものがそれにふさわしい経年です。

ただ心配しているのは、今後、ファストファッション全盛期のお品が古着になった時に数は多いけれども古き良き味わいがあるかというと、その点がクエスチョンですね。

そして、話戻します。次には、古着の魅力として、1点物ということですね。

個性がこよなく発揮できそうな他と被りようのない品数の少なさです。

同じお品を探そうと思うとなかなか見つけにくい点が逆に、それしかないという価値になります。

けれども、上述のように、ファストファッションであふれかえる古着市場になってしまった場合、それも似たものがたくさんある市場になるのかと思うと、本来の古着の魅力がどこかへ行ってしまう懸念がありますね。

こんな魅力を持ったビンテージ物を渾身の1着ずつとして丁寧に慎重に選んでいくわけです。

これがなかなか難易度が高いというかレベルの高いことです。

ファストファッションは簡単でした。

失敗してもまた購入し直せばよいほどの格安で、同じ物があふれかえった状況だったからです。

けれども、その難しさが、いわば、「ビンテージ道」とも呼べるビンテージのコーデの技術を高めていける奥深い趣味の道であるかと思います。

あとがき

一部のトップ企業を残しては、今後、同じデザインを大量生産として作る構造がなかなか成り立たなくなり、購入側も今までと洋服の見つけ方を変えていくことをお勧めしたいと思っています。

渾身の1着を丁寧に選んでいく洋服の選び方をしながら、もうすでに作られている古きお品の中からも選んでいくことで、これまでは無駄であった誰の目にも触れられなかった在庫のようなお品をどんどん減らしていく。

購入者である私達も、自分自身のコーデの技術も以前より高めていくことでお洒落な着こなしの人になっていく楽しく新たなる道をご提案したいと思いました(^-^)。

黒よりも優しく暖か味がある茶色、コーデが難しく敬遠しがちならば差し色カラーに使ったらよい【261】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

黒や紺と並び、ダークな色といえば、茶色。

自身が思う印象は、ファッションコーデにおいては、人気がない色であると。

なぜ、人気がないのかというのが、古着の中でも、靴やバッグと共に茶色はかなり良い状態で手放されていることが多いと感じるからです。

裏を返せば、「コーデの機会があまりなかった、出番があまりなかった」からこその良い状態で残ったということなのではないかと予測しています。

確かに茶のコーデは難易度が高いです。

特に茶のお洋服を中心に茶1色でまとめるというのは、田舎っぽくなりがちでクールとかかっこよさとはかけ離れた装いになってしまうものなのです。

黒1色だと素敵なのに同じように茶が当てはまらないのも、黒の色の最強パワーに寄るところが大きいです。

ただ、マイルドな茶の良さも必ずあります。

このたびは、この茶の良さを探す研究を兼ねまして、茶の使い方の1つ、「差し色に使う」という方法をご紹介したいと思います。

差し色なら、茶が主役なわけではないですので、難易度がうんと下がるのではないかと考えます。

茶を脇役にすることでかっこよく完成される茶系コーデ

「茶をメインにせずに脇役に使うのみにする」という方法があります。

その前に、まずは、茶をメインにしてしまって「おばあさん」ぽくなっているコーデの写真をご覧ください。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
トップス:「ベネトン」様の半袖Tシャツ(茶) ボトム:「ボルボネーゼ」様のうずら柄ゴムパンツ(茶系)。

「ボルボネーゼ」というブランドが好きで、たまたま見つけたゴムパンツのこのブランドをお部屋着にしていたことがあります。

質の良さが抜群、うずら柄も上品でこのまま外へも出られます。

それにしても、地味です(^_^;)。

もう1セット、これを上下逆にしたようなコーデ。

こちらも室内の部屋着として着用していた組み合わせです。

トップスにまた「ボルボネーゼ」が登場します↓。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
トップス:「ボルボネーゼ」様のうずら柄のTシャツ。 ボトム:日本製のノーブランドのニットゴムパンツ(茶)。

やはり、ボルボネーゼのあのうずら柄には、色としては、茶がなじむので、地味と分かっていながらも茶を合わせました。

このいかにもカントリーな印象から、外出着として茶のセーターや茶のコーデュロイのパンツなどと置き換えれば、同じような印象になってしまうに決まっています。

よって、茶はメインに持ってこない方が良いということをここからまず読み取ります。

そして、小物でアクセントをつける役割にするだけにとどめるということが1つの案です。

ということは、茶が小物であるということで洋服は、それが引き立つ色がよいことになります。

そうすると、お勧めはオフベージュ系です。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
「エンポリオアルマーニ」様のウール100%セーター(オフベージュ)。

こんな感じの色は無彩色っぽいため、このアイテムだけではぼーっとした面白味のないものであり、差し色を求めるようになります。

そこへ茶色の出番です。

小物でキュッと引き締め、遠目で見た時に所々の小物使いにアクセントのあるコーデにするという方法です。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
「カネマツ」様のスエードパンプス(茶)。

1つに、靴を茶色にするということがあります。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
「クリスチャンディオールスポーツ」様の本革型押しベルト(茶)。

ベルトもコーデの真ん中位置にあり、非常に視線がいく部分です。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
左:スモーキークォーツ(天然石)のロングネックレス 右:スモーキークォーツ(天然石)のブレス。

トップスの近くに配置となる、ネックレスやブレスは、やはりこちらも視線が行く部分で、ここに茶色を使うことをしてみます。

このネックレス、ブレスの天然石であるスモーキークォーツは地味な石なので、こういう時に活躍できるアクセサリーになることで出番があるということになります。

このオフベージュのセーターの色ですが、あまり黄色寄りになりすぎるとあのボルボネーゼのような印象になってしまうので、ベージュのトーンは「オフカラーの範囲内」であることが大切です。

限りなく、白に近いベージュであること、これは田舎っぽくならない大切なポイントになります。

オフベージュにスパイスのように茶を加えたベタな差し色の使い方。

ここで、茶色は確かに複数使われていますが、あくまでも主役はベージュなのです。

次にもう1点茶系コーデをメインに茶を使わない方法で組んでみました↓。

カーキ茶のパンプスを差し色にしたセットアップコーデ:パンツスーツは「エンポリオアルマーニ」製。

セットアップの格子の中に使われる茶色や背景のツイルの素材自体がカーキ寄りで、グリーンを含むような茶色です。

チョコ茶よりもカーキ茶がよく合うみたいでした。

こうして見てみますと、2例とも茶色はベージュの差し色に使うことが一番やりやすいということが分かります。

あとがき

茶色は、本来とてもシックで上品なカラーだったのです。

是非、黒プラス1のカラーとして、茶色にも一度注目してみてくださいませ。

今回例としてはアップさせていただいていませんが、茶ベースの柄物に差し色の茶をなじませてしまうというのも立派な差し色だと思います。

ただ、茶系の柄物は、一歩間違うとカントリー調に寄ってしまうので分かりやすく取り入れやすい無地ライクをまずはご紹介したわけです。

カラーでいうと、差し色にしやすいのが、黒、茶、紺、赤なのです。

どれも「強い色=影響力のある色」ということができます。

カラーの意味や役割を考えながら素敵なかっこいいコーデになるよう是非ともの正解なアイテムを選択していかれますよう(^-^)。

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