まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
少し前の番号の【206】でも着目しました、「粋(いき)」の見た目の姿。
同義語の「瀟洒:しょうしゃ」「洒脱:しゃだつ」という言葉との明確な違いの垣根は未だに見つけられません。
ただ、ワードが別である以上、それぞれの唯一のテイストがあるのかもしれませんので、判明の際にはお知らせしたいと思います。
このたびは、ジュエリーで解釈する「粋」のテイストを作るものの正体を探っていきます。
これまで「ファッション」というのは、「曖昧な概念」のような形で随分蓋をされてきた部分があると思います。
それは、見た目のかっこよさを演出できるおしゃれな人のみが持つワザのように映っていました。
しかし、「身に纏う」という姿は同じ人間全員の共通事項であり、切っても切り離せないことであるのは間違いありません。
理論立てて解釈していけば、誰もがおしゃれになれる可能性があると見ています。
曖昧な感覚に捉えられがちなファッションコーデ、本当は理屈で解釈でき「粋」のテイストを作る要素が「共通事項」であると解いた
「レンタルジュエリー」も、元はジュエリー集めだけをひたすらしてきた結果の使い道を考えたところからの活動です。
集めるのは得意でも保管にとどまった自分という人間一人だけの限界、大勢の方に利用していただける道が開けたとこの活動自体を嬉しく思っております。
実際に、ジュエリー同士の組み合わせの3点セットで、①ネックレス②ブレス③リングの「粋」を目指してみました↓。

黄色みの部分は古さと傷み、本来敷居の高い高級ラインのあこや真珠なのに、日常的に親しみやすく付けられるのも古物の良さです。




それぞれの説明分の最後に共通事項を書き添えました。
このように、どの3点セットもある「共通」がありすっきり感やまとまりを感じるものに出来上がった1つの究極とも呼べるグループとなりました。
「共通」という概念が「おしゃれ」に通じるものであることの証明です。
あとがき

ジュエリー集めの本当の初期の頃というのは、このような事には気付きませんでした。
見方が狭かったとも言えるのかもしれません、1点ずつのアイテムの素敵さをそれぞれの枠で自ら囲んでしまっていたかのよう。。
その内、本当に多くのジュエリーに次々に出会い集めていく中で、全体コーデとしての「映り」を意識できるようになりました。
その「映り」が「粋」に映るというのは、まさにこのたびの「共通」が作り上げたものなのです。
ただ、「おしゃレベル」が高い方は、ちぐはぐなフォルムのジュエリーを寄せ集めても上手に装うことができることも。。
ただこれもです、必ずどこかに一見分からないような共通事項が潜んでいるはずなのです(^-^)。
