まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
2020年12月の途中から5点同時製作してきたコンパクトサイズのリュック、ついにこのたび最後の1点が完成しました。
このたびは、検証も兼ねていた「効率」がじっくり型のハンドメイドでもどのくらいのものだったかの手応えを綴りまとめたいと思います。
また、その後も少しの間製作した「外表」の作り方の限界をこのタイミングでも感じたことで、今後の製作スタイルの見直しのきっかけになったことも大きかったです。
ここまで複数を同じ作りで作ればそう感じずにはいられなかったという環境、この時点では思わしい結果ではなくても、その後には非常に役に立っていくことになりました。
では、まずは「外表」の縫い合わせのカーブの箇所を中心に重なりの限界を視覚的にお伝えすることから始めてまいりたいと思います。
生地違い同デザイン及び同生地別デザインを盛り込んだ複数リュック製作を終えて。。じっくり型のハンドメイドにも効率はある


右下の写真のずれは、重なりとしてではなく、元のひっくり返し前の「中表」のステッチが正確ではなかったということだと解析。
よって、最初の段階の「中表」でも正確な位置を縫うこと、後半の「外表」でもきちんと重なることという2段階で初めてぴったりと重なるということです。
これでも今までの中ではしっかりできた方、そもそもこの仕様自体が成功率が低い難関を伴うものでした。







共通パーツは同生地はもちろんのこと、別生地であっても同時進行で進捗度が高まった感触を得ました。
共通パーツ以外の独自パーツは一転集中で確実に仕上げていく方が結果的に一気に仕上がっていくという感触を得ました。
あとがき

およそ1か月の期間、こうしてバッグ作りの検証結果が得られました。
ただ、複数同時製作は滅多にない「1点物」スタイル、実際は1点ずつを丁寧に数日で仕上げていくスタイルです。
だからこそ、こうしたプチ量産的な感触を得ておくこともハンドメイドバッグ道においては貴重な体験でした。
そして時は2025年。。当ブログ記事は最初の投稿の2021.01.10からおよそ5年後の2025.12.01に、ブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。
今は2025年なのです。
この2021年初頭のことを思い出しながら非常に懐かしく綴り直しをさせていただきました。
2025年では、そもそも「外表」は廃止、「中表」のみで最後まで作っていく伝統的な方法に落ち着いています。
そして最後に。。このたび使用の生地はどれもイタリア製、素晴らしいおしゃれな生地ばかりでした。
にもかかわらず、技術が不足し未熟な段階であることの素材に追いついていないずれが何とももどかしかった製作でした。
せっかくの素敵な生地が立派なバッグになり切れなかったことに対して、詫びたいような気持ちがありました。




























































