デニムに宝石のようなミックス生地を組み合わせた意外、セルヴィッチデニム製のビッグなヘルメットバッグの信頼感を持てる横顔【462】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

セルヴィッチデニムのようなごつごつしたカジュアル感たっぷりの素材でエレガントなバッグが作れるのか。。

このことは、当バッグの製作においては長年のテーマでありカギを握るのは丁寧なお仕立てに加え、裏地の選択にあります。

一度デニムに対する固定観念を取っ払ったところからのスタート、エレガントとは対極に考えがちなカジュアルテイストを敢えてエレガントに寄せる方針で製作しています。

このたびは、3点連続製作のトート型ヘルメットバッグの2点目が完成しました。

「ジェットヘルメット」から「オフロードヘルメット」まですべてサイズのヘルメットをカバーするようなたっぷり容量です。

融通が利く折り畳みになる点にもご注目いただければと思います。

あまり見ない底面でもひそかに支柱がぴたりと重なり合っていた。。内部が高貴な美しさを放つエレガントなデニムヘルメットバッグ

使用生地:表地(濃紺)-セルヴィッチデニム(14oz)、綿/100%、日本製。裏地(暖色系ミックス)-モールベロア、ポリエステル/100%、日本製。
前後の支柱の底での重なり:内部はこのように支柱の両端を待ち針で固定してぴったりと重ねておきました。
完成品の支柱ベルトの底の合致:ぴったりと合いました。良質さを感じる1つの重要な場所です。
内部のダイヤキルト裏地:7cmのダイヤキルト裏地はこのように美しく配されました。際立つ元の生地の美しさ。
ヘルメットバッグ(裏地はモールベロア)完成:<サイズ>縦36cmx横41/72cmxマチ30cm。
十文字状の留め具を使用した時のフォルム:畳まれたサイドが突き出さない正方形のような状態です。

ジェットヘルメット入れとしてはこの使い方で十分。

30cmのマチの迫力:市販ではここまでのマチはなかなか見つからず。ハンドメイドならではの強味と言えます。
斜め上の角度から:そこに置いているだけのかっこよさも併せて演出できるようなバッグでありたいと思います。

あとがき

超ビッグバッグですので、製作には時間がかかります。

こうしたバッグを販売する際に、サイズの違いによる価格の反映は尤もだと思うのです。

コンパクトなバッグは面積が狭く、あっという間に作業が進むことがあり、その点は作り手とユーザー様との価値観のギャップがある点かもしれません。

生地の広さは、その後のアレンジへのポテンシャルを残すもの、このビッグヘルメットバッグも「仕立て直し」によって別のデザインにもある程度変更が見込めます。

多種多様なニーズや経年後の気持ちの変化を大切にすると、「仕立て直し」という文化も自然とあり得ることなのではないかと。

だからこそ最もミニマムですっきりとしたデザインはそんな可能性を残すのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

一度本気で購入しそうになって後で「ヒヤリ」、ダイヤモンドのカラーは透明こそ一番正直な姿であり妙なマルチカラーは隠すための処理【461】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

元は、個人的なジュエリーの収集時代がありまして、一番最初は集めてきたそのままを事業活動へ献上したところから始めています。

収集時代は、カラーストーンを好んでいたので、無色透明なダイヤモンドには大変疎かったという時期がありました。

そのような未熟な時期に、カラーの入った「マルチカラーダイヤモンド」が謳われたジュエリーを見つけたことがありました。

処理による染色のカラフルダイヤモンドは欠点をカラーで隠していることの証明、無色透明こそがダイヤモンドというストーンの価値

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淡いマルチカラーのフローラルなネックレス、非常に美しかったので購入を検討するところまで気持ちが高まっていました。

そのような時に、ふと冷静になって新しい知識を入れるという行動をしたことで、すべてがひも解けていきました。

「基本的にダイヤモンドは無色透明、たまに数粒程度でピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドもあるがそれ以外は処理された染色である」と。。

この情報のおかげで、購入へ進むことはありませんでした。

ジュエリーには隠れたメッセージがあるということです。

無色透明こそ偽りのないダイヤモンドの姿であり、染色しなければいけないほどの欠点がある低レベルのお品だという解釈になるのです。

それをそこそこ高額な金額で購入する気持ちには、結果的にはなりませんでした。

では、ここからは上述のエピソードのようなジュエリーに関するメッセージの読み解き方のようなことを、実体験から3項目挙げてまいりたいと思います。

ジュエリー選びや判断の時の引き出しになれば幸いです。

「ブラックダイヤモンド」や「ブラウンダイヤモンド」も無色透明のレベルとは雲泥の差

ダイヤモンドの「無色透明」の素直さとは対極に、真っ黒にされてしまった「ブラックダイヤモンド」や茶色に均一化された「ブラウンダイヤモンド」は敵わない存在であることが分かります。

少しブラウンがかったベージュ程度のブラウンダイヤモンドなのか、それとも茶色とはっきりと分かるカラーなのかではまだ前者の方が好感。

ブラックダイヤモンドのボタンカット一連ネックレス、かつては随分な賑わいを見せてくれたものでしたが、何十万もかけて入手する価値など本当は無いのかもしれません。

とにかくダイヤモンドにカラーが明らかに施されている姿は、隠したい欠点がどこかにあったからそうせざるをえなかったと解釈します。

コスチュームジュエリー感覚でセンスの良いデザインに落とし込まれたブラックやブラウンダイヤモンドならば、第2・第3の収集としてはあっても良いかと。

しかし、渾身の1点として一番に選ぶということは決してお勧めしません。

スモーキークォーツの本来の天然色は、カーキグリーンがかったドブのような色

巷ではスモーキークォーツはそれほど珍しいストーンではないのですが、量産的な安価なお品は茶色が明るくて綺麗過ぎるのです。

「これが本当のスモーキークォーツの天然の姿です」と入手したペンダントトップは、それはそれはダークなカーキがかった茶色をしていました。

写真に写しても上手く映らないほどのダークカラー、これこそが美しく見せるために明るいカラーへ処理が成された人工的なお品物との違いです。

極端に表現すれば、決して見栄えの良くない姿こそ「本物」とも言えるのです。

リングに乗っているストーンが天然石なのかイミテーションなのかの判断

手間がかかるリングのストーンを止める台作り。。このような作業を丁寧に誠心誠意作られるということに見合うのが、天然の宝石であるという解釈がベース。

例えば、イミテーションストーンが18金やプラチナのリング台に乗ることはどうしても理屈が合わないと言えます。

手間をかけられることこそ高級に紐付き、「本物の宝石+高級地金」というコンビの一方で、「イミテーション石+メッキ」が腑に落ちる組み合わせなのです。

あとがき

以上、実体験や見聞からのダイヤモンドを始めジュエリーに対する読み解き方です。

きっかけはやはり冒頭のマルチカラーのダイヤモンドネックレス。。あれこそ究極の体験でした。

ダイヤモンドの中で、希なる物質の入り混じりや結晶構造の歪みによってカラーが自然に入る「ピンク」「ブルー」「イエロー」はこれも天然色。

しかし、それらはほとんど透明に近いような淡いカラーなので、染色処理とは一線を画します。

ジュエリーに「処理」は付き物、無色透明でもある程度は処理なることはされているのが実状です。

だからこそ複雑なのですが、「宝石」の範囲を超えた程の極端なカラー処理は、胡散臭い方向へ行ってしまう1つの境界線であると捉えてはいかがでしょうか。

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書き手:ピクチャレスク

14ozセルヴィッチデニムのヘルメットバッグの裏地は美しきミックスモール生地、大きな面積の中の7cmダイヤキルトの緻密さ【460】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ミックスカラーがまるで宝石のよう美しいモール生地、このたび3点連続製作のビッグヘルメットバッグの2点目の裏地に取り入れてみました。

まだ完成には至っていませんが、前半のダイヤキルトをかけた場面をご紹介したいと思います。

ヘルメットバッグ自体の完成は、後の投稿の【462】でご覧いただけます。

デニム濃紺に相性良きイエロー系ミックスモール、ビッグヘルメットバッグの面積から見る7cmダイヤキルトの1マスのサイズの許容

使用生地:表地(濃紺)-セルヴィッチデニム(14oz)、綿/100%、日本製。裏地(暖色系ミックス)-モールベロア、ポリエステル/100%、日本製。
生地ズーム:セルヴィッチデニムはかなり緻密な作りをしていることが分かります。モールはカラーが豊富で綺麗。

3点の裏地をそれぞれ変えることで、共通の表地デニム生地の濃紺に施すステッチ糸の色もそれぞれ変えていきます。

このたびの裏地のモール生地に合う、オレンジ色のステッチ糸を選んでいます↓。

柱ベルトの底での位置合わせ:きちんと繋がるように合致することを徹底すると美しく仕上がります。

コツとしては、待ち針を端っこではなく、このベルトの左右を先に留めること、ベルト自体には針も通りにくいですし、左右で動かぬよう固めるという意味の位置です。

事前の内陸部の待ち針:これでもまだ不足しているといった感覚、縁だけの待ち針では皺やたるみが起こります。
7cmダイヤキルトステッチ:接着芯・キルト芯(中綿タイプ)・ハード薄芯の多重構造でしっかりと固定。
7cmのダイヤキルト完成:バッグ本体の面積が大きいので7cmダイヤキルトがたくさん出ています。
7cmダイヤキルトのズーム:途中で内陸部にも待ち針を平均的に打つという徹底により、皺やたるみを回避。
裏面:作図は裏面で行います。角を直角二等辺三角形に底辺を最初に引きスタート、7cmの平行移動で作図。

このたびは、ここまでの進捗度、表地には支柱ベルトを取り付け、裏地には7cmのダイヤキルトをかけ終わったところまで進んだということになります。

あとがき

ヘルメットバッグには、ポケットは付けないことにしましたので、裏地にキルトがかかればこの先はスムーズ。

この後は、Dカンとナスカンタブを合計4箇所付けて、表地と裏地を合体して完成という流れです。

カジュアルなイメージのセルヴィッチデニムですが、創造的な姿のバッグになれば裏地1つで表情も変わるということです。

1点目は黄色系小花柄でかわいいヘルメットバッグに、今回はどちらかと言うとユニセックスですが共通するところは、エレガントさです。

こうして複数のアプローチでヘルメットバッグを仕立ててまいります(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

「出番が多いジュエリー」という括りではレベルの差は無関係、18金とメッキ・天然石とカラーガラスも同等に「出番」が多い喜びは同じ【453】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

事業活動名の「本物」は高級地金+宝石質のストーンの本格派ジュエリーであることを意味しています。

ただ、それはユーザー様のニーズを汲み取ったレベルの高さを追求したもので、元々高級・格安など関係なく「コーデ」は対等の概念だと思っております。

このたびは、価格による高級さやレベルとは無関係に、ジュエリー集めの最もミニマムな3視点を「出番の多いジュエリー」としてまとめてみました。

たくさんジュエリーを持ちたい人・最低限で良い人両者無関係、ミニマムな3つのジュエリーアイテムを「出番の多さ」のみにフォーカス

①地金のみ

類似のボタニカルな地金ブレス:左側が本物・右側が模造的なコスチュームジュエリーという配置。

比較しやすく類似のアイテムを掲載してみました。

そもそも地金のみで出来たジュエリーはお洋服に合わせやすく出番が多いものです。

特にストーンなどの綺麗な色が入っていないことで、かえって悩みも少ないのです。

デザインの雰囲気としては、このようなボタニカルな雰囲気は同じテイストの花柄ワンピースなどに相性が良いと思います。

②無彩色ストーン

同じデザインのダブルリングのパール:左は本物のあこや真珠。右のイミテーションも非常に良くできたもの。

リングにとどまらず、ブレスやネックレスに関してもパールは使いやすいアイテムです。

お手持ちのジュエリーの中の1つに入れておくと、出番は多いと思います。

③カラーストーン

そっくりなフラワーリングですが、右側は合成石のイミテーション。かえって左側の本物が胡散臭く感じるほど。

カラーストーンは差し色に有効ですし、左側のように多色使いのマルチカラーの方がより柔軟です。

下に貼りますYouTube動画と①-③の項目は同じですが、当ブログでは切り口をもう1つ本物とイミテーションとで比較した点をお楽しみいただけたかと思います。

本物と偽物の存在は確かにはっきりと区分けされているものの、何ら変わらない対等な点が「コーデ」なのです。

どちらでも揃える場合には、このたびご紹介したような出番の多い①地金のみ②無彩色ストーン③カラーストーンの引き出しを開けてみてくださいませ。

あとがき

このたびの本物・偽物の比較で、見た目には本物が本物らしく映るのかさえ分からなくなるほど偽物の作りも優れていると感じたのではないでしょうか。

もし、お手元には本物は所有しない場合でも、当「本物志向のレンタルジュエリー」には取り揃えてございます。

本物を付けたい時にこそ、3点で勢揃いしているそのまま1セットごとご利用いただけます。

こんなところにも、レンタルジュエリーの意義を見出しています(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

小花柄中綿キルトで内部がプロテクト、縮めばジェットヘルメット用に広がればオフロードヘルメット用に展開する14ozデニムバッグ【445】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび1点のヘルメットバッグが完成、裏地が小花柄の中綿ダイヤキルトでふんわりヘルメットをプロテクト、表地は14ozの濃紺デニムで黄色いステッチで完成しました。

続く2点は、表地のみ共通で、ステッチの色が変わり、裏地が変わるということで同じモデルでも違いが表せる1点物志向として比較してお楽しみ下さいませ。

このたびは、初めて作った超ビッグヘルメットバッグであり、支柱の底での重なりが不十分な点は次回への課題です。

デニムに可愛らしい小花柄を肉厚なカーテン地から選んだ生地のバランスも感じていただけると良いです。

1点で「ジェット」「オフロード」双方のヘルメットのサイズの違いにも十分対応できる、14ozデニムのトートバッグ型ヘルメットバッグ

使用生地:表地(濃紺)-セルヴィッチデニム(14オンス程度)、綿/100%、日本製。裏地(小花柄)- 2級遮光プリントカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。
Dカンタブの厚みの限界:最初共布の14ozデニムでトライしたものの針が折れるほどの硬さで断念、ちりめんへ。

たまたま持ち合わせのちりめんが濃紺であったことで、濃紺というカラーが決め手になり代替としました。

特殊な入り口の留め具構造:巷のトートバッグでは見つからない構造。ヘルメットが飛び出さないように十文字。
ビッグヘルメットバッグ完成(14ozセルヴィッチデニム):<サイズ>縦36cmx横41/72cmxマチ30cm。

3点中1点目のこのたびにしか無い部分は、①裏地が黄色系の小花柄②5cmのダイヤキルト③ステッチの糸の色がライトイエローという差別化は価値としました。

オフロードヘルメット対応の広げた使い方:サイズの横が72cmに広がりゆったりと収納できる設計です。

このサイズを知るために、予めインスタグラムでオフロードヘルメットの持ち主様にお聞きしましたデータです、ありがとうございました<m(__)m>。

支柱ベルトの底での重なりの課題:このたびは意識しておらずずれています。今後はここをぴったりと合わせます。
お洋服とのコーデ例:同じ濃紺デニムスタイルでイメージ。

あとがき

実際にバイカーであった14年間のヘルメット事情を知る者が、理想としたバッグはかなり現実的なものです。

アメリカンバイカーでしたので、小ぶりなジェットヘルメットしかこれまで着用はさせていただいてまいりませんでした。

ただヘルメット着用及び収納体験は十分に活かすことができ、さらに大きなヘルメットがあることも知っていました。

バイカーにとって、場所を要するヘルメットの収納は結構な悩みなのです。

このような実体験から、様々なヘルメットにも柔軟に対応できるゆったりサイズのバッグのお役目を願ったものでした。

続く2点目と3点目の完成は間に別の投稿がたくさん入ってしまいますが、【462】と【637】でご覧いただけます(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ヘルメットバッグの裏地に配する小花柄肉厚カーテン地のダイヤキルト、もはやそこにはカーテンの面影はなく新しい形に活かされた【443】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

3点のセルヴィッチデニム製ヘルメットバッグを連続製作中。

間に他の投稿番号が挟み込まれますが、1点目のキルト裏地が黄色の小花柄のヘルメットバッグは、【445】で完成します。

3点はそれぞれ裏地の種類・キルトのサイズも違うことで、裏地が変わるとどんな感じ方の違いがあるのかという「おしゃれ度」を見るというもの。

ヘルメットを大切に収納できるクッション性は、中綿キルトの存在を安定的に共通にしますので、その違いを機能以外のファッション性で3展開してみます。

1点目の裏地の黄色系の小花柄には、5cmのダイヤキルトをかけ、その後の2点目・3点目をダイヤキルトを大きいサイズにしてみます。

「粗い」と感じるのはどこが境界線なのか。。とはいえビッグヘルメットバッグに3cmなどと細かいキルトは時間がかかり過ぎますので最低ラインを5cmと設定しています。

広い面積の中綿入りダイヤキルトシートを作る時のコツ、作図後の待ち針を内陸部にも均等に刺すことで「皺・タック・たるみ」の解消へ

30cm程度の小さなパーツではなかなか気付かないこと、それはキルトをかけることで起こる「皺・タック・たるみ」です。

少しずつなので起こり始めでちょうど終了できるのが30cm程度のコンパクトなパーツ、このたびはその2倍もの面積を要する大きな裏地パーツです。

縁のみに打つことが多い待ち針を、内陸部にも全体に配分良く均等に打つことで、四方からの固定の力が役に立つということを体感しています。

中綿キルトの裁断:接着芯貼り済みの裏地本体パーツを当ててカットします。中綿キルトは反購入した時のもの。
中綿の上に載せるハード薄芯:下から順に裏地の裏面・接着芯・中綿・ハード薄芯の順と実に4層のシート。
シャープペンによる作図:その後ボールペンの方が書き易いと気付きました。右下の角から作図スタート。

直角二等辺三角形を決めた寸法でその底辺から作図スタートとなります。

あとは、横へ5cmずつ平行移動、反対側からも同じように作図することで、結果ダイヤキルトになります。

ボックスキルト(正方形)を90度傾けた正ダイヤ(菱形)です↓。

キルト作図完了:両端の出来上がりの柄合わせノウハウはまだ得られていません。これはダイヤ向きの課題です。

写真が無くて申し訳ないのですが、この作図後の1マスずつに均等になるくらい緻密に待ち針を打つと良いです。

ミシンによるキルトがけ:待ち針は外さずにそのままミシンがけを推奨します。

1本ずつミシンを区切らない効率化を求め横移動もやってみましたが、1本ずつ途切った方が安定的だと感じます。

裏地中綿ダイヤキルトの完成:パーツ2枚共5cmのダイヤキルトがかかりました。非常に美しいものです。
ズーム①:部分的にタックが寄りそうな危ない点はまだ不慣れな証拠です。なんとかアイロンで調整しました。
ズーム②:更に近寄ってみました。キルトステッチの糸調子も大切、美しい糸目になりますよう。

あとがき

キルトをかけてしまうと、元はカーテン地であった面影はどこへやら。。新しいシートが生まれたかのようで新鮮です。

手間をかけて美しい物を作る覚悟も必要、同じようにハンドメイドキルトをかける方の成功を願います。

「内陸部の待ち針」これは非常に大切なものなのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

特化型の春夏ワードローブ作りでおしゃれ度と充実感を高めたい、上下セットアップで組み合わせたちりめんブランドコーデ【439】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

波のようなうねりの織柄「縮緬:ちりめん」素材。

これまでバッグ作りにも引用してまいりました中で感じた、緻密な織りによる強度と美しさがあります。

バッグの表地にはとろみ生地は使いにくく、エコバッグの一重仕立てで畳める様式で引用するか裏地に利用するかのどちらかがこれまでの引用でした。

今後は、とろみ生地でも可能な「ハード薄芯」を裏面に貼ったキルト仕立てで表地にも引用したバッグも作っていこうとしています。

ところで、とろみ生地であることが大いに役立つのは、動きやすいお洋服が本来一番向いていると考えています。

このたびは、ちりめんに特化したお洋服ブランド「詩仙堂:しせんどう」様を知ったことで、特化型のちりめんワードローブを春夏向けにご紹介したいと思います。

自由に上下を決めながら楽しくセットアップを自作の5セット、すべてはちりめんに特化した1ブランドのみでワードローブが完成できた

縮緬に特化したブランド:「詩仙堂:HITOSHI TAMURA」様のもの。このたびはこのブランドのみで5セットを考案。

同じブランド内で上下を組み合わせることができるバラエティーが素晴らしいと思います。

①グレー無地+エンジ系柄:素敵な和柄のパッチワーク風スカートにライトグレーを合わせてみました。
②黒無地+イエロー系柄:柄が和に寄り過ぎていない洋の要素があることで合わせやすくなっています。
③モノトーン柄+黒無地:今度は上下が逆の配置で柄のトップスに無地のスカート。フリルが良き演出。
④赤系柄+黒無地:まだ登場していない定番の黒パンツを配置、トップスの柄は「唐花:からはな」ですね。
⑤黒無地+白無地:上下共無地という組み合わせもあるとより豊かに。王道のモノトーンコーデです。

以上、全5セットを自分で組み合わせてみました。

なかなか1ブランド特化でこうして上下を組み合わせることなどできないものです。

「詩仙堂」様のコンセプトの中に、「コーデの組みやすさ」が入っているのであろうと想像したものです。

あとがき

すべてはポリエステル/100%均一で乾きやすく日本製に徹底。こうした特化型はかえって豊かさを感じるのです。

縮緬のエコバッグを作った時の持ち手を横向きに裁断したことで、実際に重い物を入れてバッグを持ち上げると支柱が伸び肩へのタッチの優しさを感じました。

お洋服も、活動的な動きのあるシーン(旅行など)では着心地が非常に良く、少ない数しか持参しなくても乾きやすさがフォローしてくれるのです。

こんな感じで、ある1つの項目「素材」に特化したワードローブは、元々「縮緬:ちりめん」に特化されていたブランド「詩仙堂」様のおかげでそれほど苦労も無く5セットも作ることができたのです。

「5」という数字は月-金までの通勤に等しく、セットアップのように上下が同じであっても毎日違う装いが可能。

更に、時々雰囲気の違うシャッフルを試してみることで、また新しいコーデが生まれます。

「絞り込み」「特化」というのは乏しいものではなく、反対に豊かなものだという不思議現象をここで感じていただいたのではないでしょうか(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

デニムバッグがカジュアルであると感じる1つの原因、デニムステッチの乱れの起こりは、生地の織り密度の頑強さにある【437】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

本格派セルヴィッチデニム14oz生地で、3点連続でビッグヘルメットバッグを製作中。

同じ表地に対してステッチの黄色を濃淡で区別、裏地の中綿キルト仕様はサイズを変えながら印象の違いを客観的な目線で見ながら研究します。

まだ途中の段階ですが、1点目の完成品は【445】でご覧いただけます。

このたびは、1点目の支柱ベルトやDカンタブに4本ステッチを入れていくパーツ作りの段階です。

その中で、本格派セルヴィッチデニムならではのステッチの整いが難しい課題が浮上しましたのでお伝えしたいと思います。

おそらく、完全には解決し切れない仕方なさがあり、デニムの織構造の目詰まりによる頑強さが、ステッチの向きさえ狂わせるということがあるという見解です。

糸目があちこちゆがむ原因はデニムの織密度の高さにある、糸調子整いのその先のもう1つの悩みは仕方の無さとして受け止めた

長さ1.9mの支柱ベルト作り:共布のセルヴィッチデニム14ozで観音開き折りで作ります。4本ステッチは黄色。

その後の2点もステッチの黄色の濃淡を変えますが、1点目はレモン寄りな黄色を選択しました。

その理由は、裏地の小花柄の中にあるレモン色の黄色にリンクさせるためです。

表地のセルヴィッチデニムは3点共通の濃紺です。

支柱ベルトの4本ステッチの完成:糸調子は合わせても糸目の歪みが見られる点はエレガントになりにくい点。

この観音開きはデニム生地が4枚重なるので更に頑強さが高まるのです。

これを避けるために観音開き折りにせず薄く縫い付ける方法もありますが、迫力は無くなるので貫きました。

4本ステッチの俯瞰:その後外脇のみの二重ステッチは、4本とも均一に揃えた方が綺麗に映ると思いました。

濃紺に黄色は補色的であり、ステッチが際立ちますので、もっとステッチの幅を均一にすることも課題です。

糸目の歪みのズーム:地の目に沿ったステッチなのか横向きなのかでもステッチの出方が違うものです。

この結果からは、地の目に沿った縦向きが歪みやすいことが分かります。

地の目に対して垂直(横向き)ならばステッチが整うことから、綾の向きにいざなわれるような動きが起こるというようなことでしょうか。

あとがき

デニムバッグを製作するのも職業用ミシンで行っていますので、デニム専用のミシンでこうした糸目の歪みは解決されていくのではないかと思います。

デニムのみに特化せず対極のとろみ服地でも作りたいというスタイルでは、職業用ミシンが中間的、このたびは限界を目の当たりにしているのです。

「丈夫に作りたい→重ねると糸目が乱れる」と「糸目を整えたい→薄っぺらな仕様が求められる」というジレンマを感じました。

書き手:ピクチャレスク

セルヴィッチデニムとカーテン地で作るビッグサイズのヘルメットバッグ、存分な容量がある価値と大切に守られる中綿キルトの価値【435】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2004年から2018年までのおよそ15年間、街乗りバイカーとしてやってきました。

この期間は、会社員時代に並行するものだったと後から振り返ることができました。

バイクを降りた2018年は個人事業主スタートの年、人生のすべてを事業に傾けていくという決意をしたのです。

それでも、過去の実体験を事業のバッグ作りに活かせたのかもしれません。

自動二輪の免許を取得の1995年3月当時は、本試験に長蛇の列のおよそ50名が並んでいました。

その時のバイクへの多くの方々の熱を思えば、現在ではバイカー様はかなりニッチな存在になっていったのではないかと思います。

ただ、ニッチな存在だからこそ巷にはなかなか見つけられないヘルメットバッグを望ましい形で作る意味があると考えました。

全3点を同じモデルで共通製作、セルヴィッチデニムを表地に作るヘルメットバッグの裏地は3点共別ですべてが中綿キルトです。

3点は、裏地の違いを楽しみキルトのサイズも変えます。

1点目の完成は、後の投稿の【445】でご覧いただけます。

ジェットヘルメット以上に大きいオフロードヘルメットに照準、セルヴィッチデニム製のヘルメットバッグのキルト裏地は意外な小花柄

使用生地:表地(濃紺)-セルヴィッチデニム(14オンス程度)、綿/100%、日本製。裏地(小花柄)-
2級遮光プリントカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。
生地のズーム:デニムの織構造がいかに目の詰まった硬い素材なのかが分かります。カーテン地の裏地の方は肉厚。

デニムに花柄というコンビは、メンズライクな雰囲気からの逸脱と広がりです。

裏地には共通にダイヤキルトをかけながら、キルトのサイズの違いによって高級感・おしゃれ度・役割が違うのかについても3点の製作で研究していくことになります。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.03.10からおよそ5年後の2026.03.15にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

裏地にここまで全面的にダイヤキルトをかけるということの始まりは、このクッション性を高めるヘルメットバッグ製作からがスタートだったと振り返ります。

その後、中綿までの大袈裟な厚みは必要がないヘルメットバッグ以外のバッグでは、「ソフト厚芯」「ハード薄芯」で対応していきました。

2026年現在では、すべてのバッグ製作にキルトをかけるスタイルまでになったのです。

バッグを1日の中の数時間で仕上げてしまうような製作は2026年ではありません。

何日もかけながらの製作で出来上がったバッグが、数時間で出来上がったバッグとどう違うのかという点はユーザー様の見方に委ねることになります。

ただ、作り手側の経緯としては、数時間で出来上がってしまうバッグの時代は随分作りも粗かったと記憶しています。

あの機能・この機能と必要な部分を高め、丁寧な作りを追求していった結果であり、どうしても4-5日かかってしまうというものです(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

「外表」のバニティーバッグ製作ラスト、追求し切れなかった背面の重なり・ネックパーツのミシンによる取り付けは「始終中表」製作に託す【433】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、「外表」で組み立てるように製作してまいりましたバニティーバッグ作りの最後の製作となりました。

当ブログ記事は、最初の2021.03.09の投稿からおよそ5年後の2026.03.13にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

2026年現在まで、この時以来バニティーバッグ製作をしていない実状です。

よって、タイトルも2026年から振り返ってみると、事実上のラストであったことが後から分かったということなのです。

遡ること2019年から始めたバニティーバッグが難しいデザインであることで、一歩を踏み出しやすく取り入れたのが部分的な「外表」です。

予めパーツごとに「中表」で縫い代を解決し、最後に「外表」で組み立てるように縫い合わせをする作り方。

様々な立体デザインに着手しやすかった点は、豊富に製作出来たメリットでした。

ただ、細かな部分ごとの正確さには欠ける点が否めませんでした。

今後の発展には、「美しく作り上げる」ということが欠かせないという見直しのもと、発展を目指した中での「外表」からの卒業です。

ジャガードの裏面使用は本来の表面とは別の表情、ネックパーツの平和な場所の下線から縫い始めると真っすぐに取り付けられた

では、このたびはこれまでの長期間にわたる課題の対策の結果、成果がどうであったかを交えながら、各ポイント箇所をお伝えしてまいりたいと思います。

使用生地:表地(柄):シルクコットンジャカード、綿/67%、絹/33%、イタリア製。裏地(無地)-生地名不明、混率不明、日本製。
課題①底板内蔵時の「中表」ひっくり返し後の尖り:融通の機能を加えるため、返し口の端に入れた切り込み。

尖りは引っ張る圧力によって強調されていました。

動きに融通が起こる切り込みは、あえて返し口の端っこの際をピンポイントに入れてみました。

感想としては、良き効果を得たと思います。

課題②取っ手の付け位置がずれる:付け根カバータブを設置し、長い方の辺の真ん中が外から4cm位置に徹底。
課題③裏地のはみ出し:型紙は同じのまま控える意識のアイロンをしたものの厚み生地では限界がありはみ出し。

せめてはみ出しても違和感が無いこのたびのように黒同士の表地と裏地のコンビは1つの条件。

ただ、選択する生地が限定されるというデメリットができてしまいます。

課題④ネックパーツの縫い付けの歪み:四方のステッチの最初を底辺からスタートすることで成功。

立体的な構造を潰してのミシン縫いの為、不安定な中ステッチをするという難関です。

それでも、どこからスタートするのかで成功率に違いがあることに気付き、一番平らで平和な場所と感じた底からのスタートが上手くいきました。

まっすぐに取り付けることができたネックパーツ:申し分のない安定感。この部分は見た目の視線が行く場所です。
課題⑤手まつりせざるを得ない場所:表からのミシンステッチを隠すため、裏地ネックパーツは手まつりで解決。
課題⑥背の重なりが最低限であっても野暮ったい:「両割り」で重ならないためには「中表」で作る必要あり。
バニティーバッグ完成(モノトーンジャガード裏面使用):15cmx横22cmxマチ13cm。
後ろ面:ネックパーツの真っすぐな設置は気持ちが良いです。背の重なりステッチは野暮ったいです。
お洋服とのコーデ例:黒のウールループセーターとチャコールに色落ちたブラックデニム。真っ黒に少し立体感。

あとがき

こうして、2019年から始めた2年間の「外表」のバニティーバッグ製作が終わります。

全20点を製作してきたことが、「製作品アーカイブ」を調べて分かりました。

2026年から振り返るとすべて表地が柄でした。

実は表地に柄を選ぶことも2026年ではミニマム、大半を無地を表に作るスタイに変えています。

理由はお洋服との現実的な合わせやすさです。

そして、内蔵している「ハード薄芯」の固定の役割りを兼ね、全体キルトをかけることもベースにしているのが2026年。

随分バッグの様相も変わってきた現在ですが、2021年初頭まで行ってきた「外表」で作るバニティーバッグの複数の製作にはたくさんの学びがありました。

課題の未解決の部分も残りましたが、2026年の「研究製作」で久しぶりにバニティーバッグを作る予定です。

今度は「始終中表」で、課題すべてをくまなく解決していくことができればと思っております(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク