「出番が多いジュエリー」という括りではレベルの差は無関係、18金とメッキ・天然石とカラーガラスも同等に「出番」が多い喜びは同じ【453】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

事業活動名の「本物」は高級地金+宝石質のストーンの本格派ジュエリーであることを意味しています。

ただ、それはユーザー様のニーズを汲み取ったレベルの高さを追求したもので、元々高級・格安など関係なく「コーデ」は対等の概念だと思っております。

このたびは、価格による高級さやレベルとは無関係に、ジュエリー集めの最もミニマムな3視点を「出番の多いジュエリー」としてまとめてみました。

たくさんジュエリーを持ちたい人・最低限で良い人両者無関係、ミニマムな3つのジュエリーアイテムを「出番の多さ」のみにフォーカス

①地金のみ

類似のボタニカルな地金ブレス:左側が本物・右側が模造的なコスチュームジュエリーという配置。

比較しやすく類似のアイテムを掲載してみました。

そもそも地金のみで出来たジュエリーはお洋服に合わせやすく出番が多いものです。

特にストーンなどの綺麗な色が入っていないことで、かえって悩みも少ないのです。

デザインの雰囲気としては、このようなボタニカルな雰囲気は同じテイストの花柄ワンピースなどに相性が良いと思います。

②無彩色ストーン

同じデザインのダブルリングのパール:左は本物のあこや真珠。右のイミテーションも非常に良くできたもの。

リングにとどまらず、ブレスやネックレスに関してもパールは使いやすいアイテムです。

お手持ちのジュエリーの中の1つに入れておくと、出番は多いと思います。

③カラーストーン

そっくりなフラワーリングですが、右側は合成石のイミテーション。かえって左側の本物が胡散臭く感じるほど。

カラーストーンは差し色に有効ですし、左側のように多色使いのマルチカラーの方がより柔軟です。

下に貼りますYouTube動画と①-③の項目は同じですが、当ブログでは切り口をもう1つ本物とイミテーションとで比較した点をお楽しみいただけたかと思います。

本物と偽物の存在は確かにはっきりと区分けされているものの、何ら変わらない対等な点が「コーデ」なのです。

どちらでも揃える場合には、このたびご紹介したような出番の多い①地金のみ②無彩色ストーン③カラーストーンの引き出しを開けてみてくださいませ。

あとがき

このたびの本物・偽物の比較で、見た目には本物が本物らしく映るのかさえ分からなくなるほど偽物の作りも優れていると感じたのではないでしょうか。

もし、お手元には本物は所有しない場合でも、当「本物志向のレンタルジュエリー」には取り揃えてございます。

本物を付けたい時にこそ、3点で勢揃いしているそのまま1セットごとご利用いただけます。

こんなところにも、レンタルジュエリーの意義を見出しています(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

小花柄中綿キルトで内部がプロテクト、縮めばジェットヘルメット用に広がればオフロードヘルメット用に展開する14ozデニムバッグ【445】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび1点のヘルメットバッグが完成、裏地が小花柄の中綿ダイヤキルトでふんわりヘルメットをプロテクト、表地は14ozの濃紺デニムで黄色いステッチで完成しました。

続く2点は、表地のみ共通で、ステッチの色が変わり、裏地が変わるということで同じモデルでも違いが表せる1点物志向として比較してお楽しみ下さいませ。

このたびは、初めて作った超ビッグヘルメットバッグであり、支柱の底での重なりが不十分な点は次回への課題です。

デニムに可愛らしい小花柄を肉厚なカーテン地から選んだ生地のバランスも感じていただけると良いです。

1点で「ジェット」「オフロード」双方のヘルメットのサイズの違いにも十分対応できる、14ozデニムのトートバッグ型ヘルメットバッグ

使用生地:表地(濃紺)-セルヴィッチデニム(14オンス程度)、綿/100%、日本製。裏地(小花柄)- 2級遮光プリントカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。
Dカンタブの厚みの限界:最初共布の14ozデニムでトライしたものの針が折れるほどの硬さで断念、ちりめんへ。

たまたま持ち合わせのちりめんが濃紺であったことで、濃紺というカラーが決め手になり代替としました。

特殊な入り口の留め具構造:巷のトートバッグでは見つからない構造。ヘルメットが飛び出さないように十文字。
ビッグヘルメットバッグ完成(14ozセルヴィッチデニム):<サイズ>縦36cmx横41/72cmxマチ30cm。

3点中1点目のこのたびにしか無い部分は、①裏地が黄色系の小花柄②5cmのダイヤキルト③ステッチの糸の色がライトイエローという差別化は価値としました。

オフロードヘルメット対応の広げた使い方:サイズの横が72cmに広がりゆったりと収納できる設計です。

このサイズを知るために、予めインスタグラムでオフロードヘルメットの持ち主様にお聞きしましたデータです、ありがとうございました<m(__)m>。

支柱ベルトの底での重なりの課題:このたびは意識しておらずずれています。今後はここをぴったりと合わせます。
お洋服とのコーデ例:同じ濃紺デニムスタイルでイメージ。

あとがき

実際にバイカーであった14年間のヘルメット事情を知る者が、理想としたバッグはかなり現実的なものです。

アメリカンバイカーでしたので、小ぶりなジェットヘルメットしかこれまで着用はさせていただいてまいりませんでした。

ただヘルメット着用及び収納体験は十分に活かすことができ、さらに大きなヘルメットがあることも知っていました。

バイカーにとって、場所を要するヘルメットの収納は結構な悩みなのです。

このような実体験から、様々なヘルメットにも柔軟に対応できるゆったりサイズのバッグのお役目を願ったものでした。

続く2点目と3点目の完成は間に別の投稿がたくさん入ってしまいますが、【462】と【637】でご覧いただけます(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ヘルメットバッグの裏地に配する小花柄肉厚カーテン地のダイヤキルト、もはやそこにはカーテンの面影はなく新しい形に活かされた【443】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

3点のセルヴィッチデニム製ヘルメットバッグを連続製作中。

間に他の投稿番号が挟み込まれますが、1点目のキルト裏地が黄色の小花柄のヘルメットバッグは、【445】で完成します。

3点はそれぞれ裏地の種類・キルトのサイズも違うことで、裏地が変わるとどんな感じ方の違いがあるのかという「おしゃれ度」を見るというもの。

ヘルメットを大切に収納できるクッション性は、中綿キルトの存在を安定的に共通にしますので、その違いを機能以外のファッション性で3展開してみます。

1点目の裏地の黄色系の小花柄には、5cmのダイヤキルトをかけ、その後の2点目・3点目をダイヤキルトを大きいサイズにしてみます。

「粗い」と感じるのはどこが境界線なのか。。とはいえビッグヘルメットバッグに3cmなどと細かいキルトは時間がかかり過ぎますので最低ラインを5cmと設定しています。

広い面積の中綿入りダイヤキルトシートを作る時のコツ、作図後の待ち針を内陸部にも均等に刺すことで「皺・タック・たるみ」の解消へ

30cm程度の小さなパーツではなかなか気付かないこと、それはキルトをかけることで起こる「皺・タック・たるみ」です。

少しずつなので起こり始めでちょうど終了できるのが30cm程度のコンパクトなパーツ、このたびはその2倍もの面積を要する大きな裏地パーツです。

縁のみに打つことが多い待ち針を、内陸部にも全体に配分良く均等に打つことで、四方からの固定の力が役に立つということを体感しています。

中綿キルトの裁断:接着芯貼り済みの裏地本体パーツを当ててカットします。中綿キルトは反購入した時のもの。
中綿の上に載せるハード薄芯:下から順に裏地の裏面・接着芯・中綿・ハード薄芯の順と実に4層のシート。
シャープペンによる作図:その後ボールペンの方が書き易いと気付きました。右下の角から作図スタート。

直角二等辺三角形を決めた寸法でその底辺から作図スタートとなります。

あとは、横へ5cmずつ平行移動、反対側からも同じように作図することで、結果ダイヤキルトになります。

ボックスキルト(正方形)を90度傾けた正ダイヤ(菱形)です↓。

キルト作図完了:両端の出来上がりの柄合わせノウハウはまだ得られていません。これはダイヤ向きの課題です。

写真が無くて申し訳ないのですが、この作図後の1マスずつに均等になるくらい緻密に待ち針を打つと良いです。

ミシンによるキルトがけ:待ち針は外さずにそのままミシンがけを推奨します。

1本ずつミシンを区切らない効率化を求め横移動もやってみましたが、1本ずつ途切った方が安定的だと感じます。

裏地中綿ダイヤキルトの完成:パーツ2枚共5cmのダイヤキルトがかかりました。非常に美しいものです。
ズーム①:部分的にタックが寄りそうな危ない点はまだ不慣れな証拠です。なんとかアイロンで調整しました。
ズーム②:更に近寄ってみました。キルトステッチの糸調子も大切、美しい糸目になりますよう。

あとがき

キルトをかけてしまうと、元はカーテン地であった面影はどこへやら。。新しいシートが生まれたかのようで新鮮です。

手間をかけて美しい物を作る覚悟も必要、同じようにハンドメイドキルトをかける方の成功を願います。

「内陸部の待ち針」これは非常に大切なものなのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

特化型の春夏ワードローブ作りでおしゃれ度と充実感を高めたい、上下セットアップで組み合わせたちりめんブランドコーデ【439】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

波のようなうねりの織柄「縮緬:ちりめん」素材。

これまでバッグ作りにも引用してまいりました中で感じた、緻密な織りによる強度と美しさがあります。

バッグの表地にはとろみ生地は使いにくく、エコバッグの一重仕立てで畳める様式で引用するか裏地に利用するかのどちらかがこれまでの引用でした。

今後は、とろみ生地でも可能な「ハード薄芯」を裏面に貼ったキルト仕立てで表地にも引用したバッグも作っていこうとしています。

ところで、とろみ生地であることが大いに役立つのは、動きやすいお洋服が本来一番向いていると考えています。

このたびは、ちりめんに特化したお洋服ブランド「詩仙堂:しせんどう」様を知ったことで、特化型のちりめんワードローブを春夏向けにご紹介したいと思います。

自由に上下を決めながら楽しくセットアップを自作の5セット、すべてはちりめんに特化した1ブランドのみでワードローブが完成できた

縮緬に特化したブランド:「詩仙堂:HITOSHI TAMURA」様のもの。このたびはこのブランドのみで5セットを考案。

同じブランド内で上下を組み合わせることができるバラエティーが素晴らしいと思います。

①グレー無地+エンジ系柄:素敵な和柄のパッチワーク風スカートにライトグレーを合わせてみました。
②黒無地+イエロー系柄:柄が和に寄り過ぎていない洋の要素があることで合わせやすくなっています。
③モノトーン柄+黒無地:今度は上下が逆の配置で柄のトップスに無地のスカート。フリルが良き演出。
④赤系柄+黒無地:まだ登場していない定番の黒パンツを配置、トップスの柄は「唐花:からはな」ですね。
⑤黒無地+白無地:上下共無地という組み合わせもあるとより豊かに。王道のモノトーンコーデです。

以上、全5セットを自分で組み合わせてみました。

なかなか1ブランド特化でこうして上下を組み合わせることなどできないものです。

「詩仙堂」様のコンセプトの中に、「コーデの組みやすさ」が入っているのであろうと想像したものです。

あとがき

すべてはポリエステル/100%均一で乾きやすく日本製に徹底。こうした特化型はかえって豊かさを感じるのです。

縮緬のエコバッグを作った時の持ち手を横向きに裁断したことで、実際に重い物を入れてバッグを持ち上げると支柱が伸び肩へのタッチの優しさを感じました。

お洋服も、活動的な動きのあるシーン(旅行など)では着心地が非常に良く、少ない数しか持参しなくても乾きやすさがフォローしてくれるのです。

こんな感じで、ある1つの項目「素材」に特化したワードローブは、元々「縮緬:ちりめん」に特化されていたブランド「詩仙堂」様のおかげでそれほど苦労も無く5セットも作ることができたのです。

「5」という数字は月-金までの通勤に等しく、セットアップのように上下が同じであっても毎日違う装いが可能。

更に、時々雰囲気の違うシャッフルを試してみることで、また新しいコーデが生まれます。

「絞り込み」「特化」というのは乏しいものではなく、反対に豊かなものだという不思議現象をここで感じていただいたのではないでしょうか(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

デニムバッグがカジュアルであると感じる1つの原因、デニムステッチの乱れの起こりは、生地の織り密度の頑強さにある【437】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

本格派セルヴィッチデニム14oz生地で、3点連続でビッグヘルメットバッグを製作中。

同じ表地に対してステッチの黄色を濃淡で区別、裏地の中綿キルト仕様はサイズを変えながら印象の違いを客観的な目線で見ながら研究します。

まだ途中の段階ですが、1点目の完成品は【445】でご覧いただけます。

このたびは、1点目の支柱ベルトやDカンタブに4本ステッチを入れていくパーツ作りの段階です。

その中で、本格派セルヴィッチデニムならではのステッチの整いが難しい課題が浮上しましたのでお伝えしたいと思います。

おそらく、完全には解決し切れない仕方なさがあり、デニムの織構造の目詰まりによる頑強さが、ステッチの向きさえ狂わせるということがあるという見解です。

糸目があちこちゆがむ原因はデニムの織密度の高さにある、糸調子整いのその先のもう1つの悩みは仕方の無さとして受け止めた

長さ1.9mの支柱ベルト作り:共布のセルヴィッチデニム14ozで観音開き折りで作ります。4本ステッチは黄色。

その後の2点もステッチの黄色の濃淡を変えますが、1点目はレモン寄りな黄色を選択しました。

その理由は、裏地の小花柄の中にあるレモン色の黄色にリンクさせるためです。

表地のセルヴィッチデニムは3点共通の濃紺です。

支柱ベルトの4本ステッチの完成:糸調子は合わせても糸目の歪みが見られる点はエレガントになりにくい点。

この観音開きはデニム生地が4枚重なるので更に頑強さが高まるのです。

これを避けるために観音開き折りにせず薄く縫い付ける方法もありますが、迫力は無くなるので貫きました。

4本ステッチの俯瞰:その後外脇のみの二重ステッチは、4本とも均一に揃えた方が綺麗に映ると思いました。

濃紺に黄色は補色的であり、ステッチが際立ちますので、もっとステッチの幅を均一にすることも課題です。

糸目の歪みのズーム:地の目に沿ったステッチなのか横向きなのかでもステッチの出方が違うものです。

この結果からは、地の目に沿った縦向きが歪みやすいことが分かります。

地の目に対して垂直(横向き)ならばステッチが整うことから、綾の向きにいざなわれるような動きが起こるというようなことでしょうか。

あとがき

デニムバッグを製作するのも職業用ミシンで行っていますので、デニム専用のミシンでこうした糸目の歪みは解決されていくのではないかと思います。

デニムのみに特化せず対極のとろみ服地でも作りたいというスタイルでは、職業用ミシンが中間的、このたびは限界を目の当たりにしているのです。

「丈夫に作りたい→重ねると糸目が乱れる」と「糸目を整えたい→薄っぺらな仕様が求められる」というジレンマを感じました。

書き手:ピクチャレスク

セルヴィッチデニムとカーテン地で作るビッグサイズのヘルメットバッグ、存分な容量がある価値と大切に守られる中綿キルトの価値【435】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2004年から2018年までのおよそ15年間、街乗りバイカーとしてやってきました。

この期間は、会社員時代に並行するものだったと後から振り返ることができました。

バイクを降りた2018年は個人事業主スタートの年、人生のすべてを事業に傾けていくという決意をしたのです。

それでも、過去の実体験を事業のバッグ作りに活かせたのかもしれません。

自動二輪の免許を取得の1995年3月当時は、本試験に長蛇の列のおよそ50名が並んでいました。

その時のバイクへの多くの方々の熱を思えば、現在ではバイカー様はかなりニッチな存在になっていったのではないかと思います。

ただ、ニッチな存在だからこそ巷にはなかなか見つけられないヘルメットバッグを望ましい形で作る意味があると考えました。

全3点を同じモデルで共通製作、セルヴィッチデニムを表地に作るヘルメットバッグの裏地は3点共別ですべてが中綿キルトです。

3点は、裏地の違いを楽しみキルトのサイズも変えます。

1点目の完成は、後の投稿の【445】でご覧いただけます。

ジェットヘルメット以上に大きいオフロードヘルメットに照準、セルヴィッチデニム製のヘルメットバッグのキルト裏地は意外な小花柄

使用生地:表地(濃紺)-セルヴィッチデニム(14オンス程度)、綿/100%、日本製。裏地(小花柄)-
2級遮光プリントカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。
生地のズーム:デニムの織構造がいかに目の詰まった硬い素材なのかが分かります。カーテン地の裏地の方は肉厚。

デニムに花柄というコンビは、メンズライクな雰囲気からの逸脱と広がりです。

裏地には共通にダイヤキルトをかけながら、キルトのサイズの違いによって高級感・おしゃれ度・役割が違うのかについても3点の製作で研究していくことになります。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.03.10からおよそ5年後の2026.03.15にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

裏地にここまで全面的にダイヤキルトをかけるということの始まりは、このクッション性を高めるヘルメットバッグ製作からがスタートだったと振り返ります。

その後、中綿までの大袈裟な厚みは必要がないヘルメットバッグ以外のバッグでは、「ソフト厚芯」「ハード薄芯」で対応していきました。

2026年現在では、すべてのバッグ製作にキルトをかけるスタイルまでになったのです。

バッグを1日の中の数時間で仕上げてしまうような製作は2026年ではありません。

何日もかけながらの製作で出来上がったバッグが、数時間で出来上がったバッグとどう違うのかという点はユーザー様の見方に委ねることになります。

ただ、作り手側の経緯としては、数時間で出来上がってしまうバッグの時代は随分作りも粗かったと記憶しています。

あの機能・この機能と必要な部分を高め、丁寧な作りを追求していった結果であり、どうしても4-5日かかってしまうというものです(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

「外表」のバニティーバッグ製作ラスト、追求し切れなかった背面の重なり・ネックパーツのミシンによる取り付けは「始終中表」製作に託す【433】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、「外表」で組み立てるように製作してまいりましたバニティーバッグ作りの最後の製作となりました。

当ブログ記事は、最初の2021.03.09の投稿からおよそ5年後の2026.03.13にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

2026年現在まで、この時以来バニティーバッグ製作をしていない実状です。

よって、タイトルも2026年から振り返ってみると、事実上のラストであったことが後から分かったということなのです。

遡ること2019年から始めたバニティーバッグが難しいデザインであることで、一歩を踏み出しやすく取り入れたのが部分的な「外表」です。

予めパーツごとに「中表」で縫い代を解決し、最後に「外表」で組み立てるように縫い合わせをする作り方。

様々な立体デザインに着手しやすかった点は、豊富に製作出来たメリットでした。

ただ、細かな部分ごとの正確さには欠ける点が否めませんでした。

今後の発展には、「美しく作り上げる」ということが欠かせないという見直しのもと、発展を目指した中での「外表」からの卒業です。

ジャガードの裏面使用は本来の表面とは別の表情、ネックパーツの平和な場所の下線から縫い始めると真っすぐに取り付けられた

では、このたびはこれまでの長期間にわたる課題の対策の結果、成果がどうであったかを交えながら、各ポイント箇所をお伝えしてまいりたいと思います。

使用生地:表地(柄):シルクコットンジャカード、綿/67%、絹/33%、イタリア製。裏地(無地)-生地名不明、混率不明、日本製。
課題①底板内蔵時の「中表」ひっくり返し後の尖り:融通の機能を加えるため、返し口の端に入れた切り込み。

尖りは引っ張る圧力によって強調されていました。

動きに融通が起こる切り込みは、あえて返し口の端っこの際をピンポイントに入れてみました。

感想としては、良き効果を得たと思います。

課題②取っ手の付け位置がずれる:付け根カバータブを設置し、長い方の辺の真ん中が外から4cm位置に徹底。
課題③裏地のはみ出し:型紙は同じのまま控える意識のアイロンをしたものの厚み生地では限界がありはみ出し。

せめてはみ出しても違和感が無いこのたびのように黒同士の表地と裏地のコンビは1つの条件。

ただ、選択する生地が限定されるというデメリットができてしまいます。

課題④ネックパーツの縫い付けの歪み:四方のステッチの最初を底辺からスタートすることで成功。

立体的な構造を潰してのミシン縫いの為、不安定な中ステッチをするという難関です。

それでも、どこからスタートするのかで成功率に違いがあることに気付き、一番平らで平和な場所と感じた底からのスタートが上手くいきました。

まっすぐに取り付けることができたネックパーツ:申し分のない安定感。この部分は見た目の視線が行く場所です。
課題⑤手まつりせざるを得ない場所:表からのミシンステッチを隠すため、裏地ネックパーツは手まつりで解決。
課題⑥背の重なりが最低限であっても野暮ったい:「両割り」で重ならないためには「中表」で作る必要あり。
バニティーバッグ完成(モノトーンジャガード裏面使用):15cmx横22cmxマチ13cm。
後ろ面:ネックパーツの真っすぐな設置は気持ちが良いです。背の重なりステッチは野暮ったいです。
お洋服とのコーデ例:黒のウールループセーターとチャコールに色落ちたブラックデニム。真っ黒に少し立体感。

あとがき

こうして、2019年から始めた2年間の「外表」のバニティーバッグ製作が終わります。

全20点を製作してきたことが、「製作品アーカイブ」を調べて分かりました。

2026年から振り返るとすべて表地が柄でした。

実は表地に柄を選ぶことも2026年ではミニマム、大半を無地を表に作るスタイに変えています。

理由はお洋服との現実的な合わせやすさです。

そして、内蔵している「ハード薄芯」の固定の役割りを兼ね、全体キルトをかけることもベースにしているのが2026年。

随分バッグの様相も変わってきた現在ですが、2021年初頭まで行ってきた「外表」で作るバニティーバッグの複数の製作にはたくさんの学びがありました。

課題の未解決の部分も残りましたが、2026年の「研究製作」で久しぶりにバニティーバッグを作る予定です。

今度は「始終中表」で、課題すべてをくまなく解決していくことができればと思っております(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

<経理>会計ソフト入力時の「摘要」に入力した規律ある丁寧な文言記録、勘定科目以外のある「ワード」で検索しリストに集められる【430】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.03.07からおよそ5年後の2026.03.10にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

個人事業主スタート時点からずっとお世話になっている会計ソフト、「マネーフォワードクラウド」は「(株)マネーフォワード」様が運営されているサブスク型。

デジタルが当たり前になった時代に続き、更に「SaaSの死:サースのし」などというフレーズが2026年初頭から囁かれ始めました。

「SaaS:サース」とは、「インターネット経由で提供されるソフトウェアサービス」のこと。

当ソフトも「SaaS」では。。WEB技術に疎い者としては、「え?これ以上時代が進むの?」というのが正直な感想です。

2026年現在でも何ら安心して利用させている実状だからピンと来ないのです。

こうしたスピードが加速した時代の急激な変化がありますが、現状利用させていただいている中で会計ソフト全般に渡り便利に使えるアイデアを1つお伝えする回とさせていただきます。

このような急速な「AI」の高まりと、このたびのノウハウが大いに関係することなのかそれともあまり関係ないのかは分かりません。

ただ、1日1日のタスクにおいては、現実的に今日も利用させていただく会計ソフトに関することですから今すぐご参考になれば幸い、こうして記録に残しておきたいと思います。

会計ソフトの「摘要欄」への一定形式の忠実な言葉の入力結果、元帳のような役割で集まる独自の一覧表が実現した

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比較する対象としては、過去に勤務していた会社の自社会計ソフトです。

クラウド型ではなかったことで高額であったことや、融通が利かない固定され縛られた部分もあったと記憶。

クラウド型の良さは、同じ会計ソフトを他の事業者様も使用されているので、困った時に同じ件の情報が得られルことが多く、回答にたどり着きやすいというメリットです。

もちろん会計ソフト側にも直接質問のサポートも配備されています。

長年使わせていただいた中で、よく後追いで前の入力を調べる作業も出てきました。

ペーパーレスになった2022年「電子帳簿保存法」の本格スタートからが特に顕著、後追いで調べる時には会計ソフトをに頼るのです。

どの会計ソフトにも当然備わっている「元帳検索」のみならず、「摘要欄」に入力したワードで括ることができるのが会社員時代の自社会計ソフトには無かった機能でした。

やり方はこう。。「摘要欄」に集めたい言葉を入力し、そのまま検索ボタンを押せばそのワードを含む計上だけがピックアップされて並ぶのです。

むしろ、調べ事としてはこちらの方が多く、常々入力している摘要欄への丁寧な具体的な入力ワードが活きる瞬間なのです。

あとがき

「元帳検索」の場合は、「勘定科目」でしか集められませんが、「摘要欄検索」ならば、無限なのです。

会計ソフトをストーリーのように紡ぎ、本当の意味での「記録」としての役割を果たしてくれる。。会計を越えた事業活動全般に関わる「摘要欄」の存在も決して見逃せないのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

横長パーツが必要なバニティーバッグ作りに生地が不足の事態、ハギ目は真ん中に拘り重なり部分のゆとりをミニマムに調整した解決【424】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.03.05からおよそ5年後の2026.03.04にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

当投稿の【424】で着手したバニティーバッグ作りは、後の投稿の【433】で完成します。

そして、この製作をもってバニティーバッグ作りから逸脱、2026年現在までずっと作っていません。

それはなぜなのか。。バニティーバッグのみならず、これまでの「外表」で作ってきたすべてのデザインに終止符を打つ決断をしたお話を【433】で盛り込みたいと思います。

このたびは、完成に至らない裁断の場面での工夫をお伝えする回です。

以前に使用した残布を使った製作における、わずかな生地不足による解決の仕方の一例として引用いただけることがあればと思います。

二度と目にすることが無いこの貴重な生地を残布でも使いたい、バニティーバッグの長さ不揃いの横長パーツのスタイリッシュな揃え方

使用生地:表地(柄)-シルクコットンジャカード、綿/67%、絹/33%、イタリア製。裏地(無地)-生地名不明、混率不明、日本製。

表地は一度過去にバニティーバッグをショルダー仕立てで製作していました。

その時に思ったことが、白色の部分が多くて遠目でぼやけることでした。

今度はジャガードならではの反転を利用して、裏面で製作することに決めたのです。

本来の表面:綿/67%という占有率から感じるカジュアルさがある表面。右綾が際立つカツラギのような風合い。
長さの不一致①:真ん中でハギ目を作った横長パーツの案はそう簡単には行きませんでした。長さが違うのです。
ハギ目の始末:縫い代1.5cmで両割り後表からハギ目の左右をステッチで固定。スタイリッシュな仕上り。
長さの不一致②:真ん中で折ると片方がはみ出すことは、ハギ目がど真ん中ではないということの証拠です。
長さの不一致③:裏地の蓋のマチ布パーツです。これで1枚分なのでハギ目は3箇所出来ることになります。

3種の長さの不一致が①-③までありましたが、③に関してもハギ目はど真ん中に来るように調整しました。

表地と裏地の長さの統一:裏地のみで長めに用意していた3箇所のハギ目を持つパーツを表地に合わせて裁断。
同じ長さのパーツがすべてそろった姿:こうしてスタイリッシュにハギ目を均等箇所に持つパーツの準備完了。

このたびの進捗度はここまでです。

カットしてしまった分は大丈夫なのか。。という点に関してはこのデザインが重なり部分をたっぷりと持っていたものであったというたまたまの状況に救われました。

重なり部分を最低限にすることで、余分な長さをカットしたかのような寸法の調整ができたのです。

この先、またとない生地が不足の事態には、こうしたスタイリッシュにハギ目を良い位置(ど真ん中推奨)に据え置き生地の不足の事態を打開していく時にお役立ていただければと。

あとがき

裏面のこの生地ですが、おそらく本来の表面で使った時よりもはっきりとクリアに映ると思うのです。

ジャガードは好みに選択できる融通がありますこともメリットの1つ、更に同じ生地を量産的に作らない1点物製作には大変有効な生地だと言えます(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

外表で作るバニティーバッグのステッチはみ出し問題の解決、先に一回り小さい表地ネックパーツを後に裏地のネックパーツを手まつり【422】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.03.04からおよそ5年後の2026.03.02にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

2021年を境にこのたびの完成品と次の完成品後、バニティーバッグを作ることをやめてしまいました。

長い間、様々なデザインに挑戦しやすかった「外表」の作りに対していよいよ限界を感じ始めたからでした。

どうしても厚みあるパーツ同士をぴったりと重ねることができない悩みは、美しく作ろうとする次のフェーズへのきっかけでした。

それならばバニティーバッグはもう終了しようというのが2021年の考え方。

そして時は5年を刻み、2026年では「研究製作」というものを設け、一度っきりでも新しいノウハウを得ながらこれまで高まった技術を存分に活かすという製作活動をしています。

よって、2026年で1点バニティーバッグを再び作る気持ちになりました。

「外表」のかつての作り方は卒業、「始終中表」で作っていくやり方で新たに作っていこうと思っております。

このような経緯があったバニティーバッグの外表製作のラストの1点目(ラスト2点目は【433】です)をこのたびご覧いただけます。

ご注目していただく点は、ネックパーツの「手まつり」を取り入れた姿です。

見た目が整う成果、一回り小さい表地ネックパーツを先にミシン縫い付け後に裏地ネックパーツを手まつりでステッチを覆う解決法

使用生地:表地(柄)-ジャカード、ポリエステル/49%、綿/34%、ナイロン/17%、イタリア製。裏地(2色共通)-ドレープカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。

表地はブロンズカラーの凹凸感ある素材、裏地はモカグレーとカラシの2色展開で使用。

表地のネックパーツの縫い付け:立体感ある仕掛品をペタンコに縫うのでずれやすいのが悩み。
表地ネックパーツ縫い付け完了:表地は裏地よりも一回り面積を小さくしてあります。

この後に、表地よりも大きい面積の裏地のネックパーツを表側からのミシンステッチを覆い隠すことを兼ねながら手まつりするのです。

表地と裏地のネックパーツの面積の差:型紙の状態で外回り1cmの差を付けてあります。
ステッチはみ出し問題の解決:表地から出ていたステッチ(左上)を覆い隠しながら裏地ネックパーツを設置。

見た目が一瞬ミシンステッチをしたように見えるのは、裏地ネックパーツのみであらかじめ外枠ステッチをかけておくからです。

ネックパーツの裏地側の馴染み
完成品に裏地ネックパーツが付いた姿:しっかり馴染んでいます。
内部のポケットの設置:バニティーバッグは大きなポケットは付けられないので2個隣り合わせで設置。
バニティーバッグ完成(ブロンズ花柄ジャガード):<サイズ>縦15cmx横22cmxマチ13cm。
後ろ面:ネックパーツがどうしても歪んでしまうのは課題と限界の両方。平面ミシンではどうしても歪むのです。
その他の角度-左上から時計回りにサイド・てっぺん・底
その他の角度から:左上から時計回りに、サイド・てっぺん・底。取っ手の付け根カバータブは変六角形。
お洋服とのコーデ例:カラシ色のベージュウールセーターとデニムスラックスに合わせてみました。

あとがき

アイキャッチ画像422

製作者としては大変厳しいジャッジをしていたものの、次の製作のバニティーもそうなのですが、バニティー型はほぼ完売という良き結果をいただきました。

温かく受け入れてくださいました気持ちに感謝しますが、本当はもっと美しく仕上がったものを自信を持ってお届けしたいものです。

バニティーバッグに感じていただける価値として、難易度がありハンドメイドでは少数派なのです。

どの作り手も思うこと。。難易度があるなら作らないという選択は、反対に「だからこそ作る」という攻めた考え方をすれば受け入れてもらいやすくなると思います。

それは希少だからですが、ただその希少さに甘んじて未熟な完成度というのはこれまた納得が行かないものなのです。

2021年に一度やめてしまったことを2026年で成功させることができたなら、希少なバニティーバッグの存在場所としてお伝えすることができる日が来ると思います(^-^)。

書き手:ピクチャレスク