実物サンプルとはかりさえあれば可能、比率を利用した算出方法で分かるセルヴィッチデニム生地のoz(オンス)【603】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

作業ズボンとして世に生み出され、その後世界的なお出かけアイテムになった歴史的なアメリカ生まれのブランドジーンズ「リーバイス501」。

この原料であるデニム生地は13.5ozだと語り継がれています。

「oz(オンス)」は、密度が関わる重さを表す単位としてデニムに利用されています。

デニムの希少ささえもはかられるこの「oz」、数値を聞いただけでデニムに触れた感触までもイメージすることができる重要な単位です。

このたびは、情報不足のまま入手したデニム生地であってもozが分かる方法をお伝えします。

必要な物品は、①はかり②はぎれ、これだけです。

隠れて見えなくなっている情報を掘り起こす、「はかり」を使い「計算式」による算出のみでデニムのozが分かる

セルヴィッチデニムの14ozと12ozの見た目:そっくりなのですが、織りの緻密さは左側がぎゅっと引き締まっていると感じました。

「oz(オンス)」は、質量なのですが、ここには見た目の織目の緻密さ(密度)が大いに関係していると言えます。

硬めに織り込まれたぎっしりのデニムは実際に重く、緩めな織りのものは軽い、この点も「oz(オンス)」の値の数値の大小に大きく影響します。

とは言え、片方だけを見るという現実的な状況からは12ozのデニムを14ozと予想して勘違いしてしまった失敗があります。

そこで、情報不明なままでもはかりで部分的な重さを計ることで、「割合・比率」の概念を使いながら算出する例をお伝えしたいと思います。

必要な既存情報一覧:上の3つすべてを計算式の途中で使っていきます。

実際に行った作業順に番号で綴っていきます↓。

1)面積が算出しやすい四角パーツのはぎれを準備・・・27.5cmx30cm。

2)実物の生地見本0.275mx0.3m=0.0825m2・・・重さは40g。

3)生地見本のozは、40g÷28.3gx1oz=1.413oz相当と換算。

4)3)の1.413ozを基準である0.84m2の場合のozに合わせます。

5)0.0825m2で1.413ozということは、0.84m2では何オンスなのかという式・・・0.84m2÷0.0825m2x1.413oz≒14.3oz。

はい、答えが出ました♪約14オンス、同じく計算で2オンスの方も12.4オンスと算出。

約12.5なので、12オンスのわりにはしっかりしたものであると見ることができます。

現実的にはお店で反(たん)になっていると先に購入しないといけない、この部分が情報が無いこと自体に対する不満です。

当然ながら一番良いのは、生地屋様が「oz(オンス)」の情報を製造元からちゃんと入手して下さることだと思います。

あとがき

たった2オンスの違いと言えども、並べて比較すればその差は歴然、一方で比較対象がなければオンスの判断が難しく、「10オンス越え」「12-14オンスの範囲」などと表現されることがあります。

ベーシックなジーンズに使われる14オンスの感触としては、「ずっしり」という重みのこの「ずっしり」の言葉もかなりのヒントになるかと思います。

現物のデニム生地を目の前にしている者は、このたびのようにオンスの算出が必ずできるということです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
Writer:picturesque

<マチ>ハンドメイドで作るトートバッグのマチの計算、縫い代込みの型紙をどんな寸法で作るのかの「計算式」【137】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ある日、ハンドメイドバッグノウハウにおける、自らが発信するマチの計算の確認をしていました。

発信するにも見解が偏り過ぎていないかを、時々ネットで確認することがあります。

そうした中、「元の必要寸法が分からない」「割り出し方教えて」の声が溢れんばかりであることに驚愕。

マチ付きというのは3次元の世界観、なかなか想像し辛い混乱があるのだと考えます。

このたびは、「マチ付きトートバッグ」のマチを含めた縫い代込みの寸法の計算方法をお伝えしたいと思います。

つまりは、「出来上がり寸法から逆残によって型紙を作る方法」に等しくなります。

当投稿の【137】では、あれこれとやかく言わずに、とにかく正確な「計算式」を具体例と共にお伝えする回と致します。

出来上がり寸法から型紙を正しく作っていくための「計算式」を中心に、「これを信じて良いのだ」ということを根底にデジタル式にお伝えすることを先にやっていきたいと思います。

「なぜそうなるのか?」という疑問は、【138】【769】【807】【915】で後回し、今すぐ製作していく際には、とりあえず方法論のみの当【137】で十分です。

<マチ>多くのQ&Aでネット上に溢れるマチ付きトートバッグの型紙の作り方(縫い代1.5cmを含んだ型紙)

出来上がりイメージ:縦30cmx横37.5cmxマチ15cmのマチ付きトートバッグを作るための型紙を作ります。
イメージ図を描く:記録メモ程度の簡単なもので良いです。出来上がり寸法を先に記録すると良いです。
デジタル解説:上のメモをデジタル式に表記し直しました、解説の為です。

<縦の型紙寸法の算出>

出来上がり寸法に順に積み算していく方法です。

出来上がり寸法30.0cmにマチが必要ですので、片面ずつの合体構造のトートバッグでは半分のマチ寸法ずつと解釈。

30.0cm+7.5cmがまず積み算に配置されます。

残りは、縫い代1.5cmの上下分として2回足すので、図の左側の通り30.0+7.5+1.5+1.5=40.5が縦の長さ。

ピクチャレスクの作り方では上下とも縫い代が同じ1.5cmでやっています。

マチのくり抜きは横の長さが決まってからですので、次は横の型紙へ続きます↓。

<横の型紙寸法の算出>

出来上がり寸法37.5cmにマチが今度は左右共に必要ですので、縦の時と同じように半分ずつの寸法を2回足していきます。

37.5cm+7.5cm+7.5cmがまず積み算に配置されます。

残りは縫い代1.5cmの左右分として2回足すので、図の右側の通り37.5+7.5+7.5+1.5+1.5=55.5cmが横の長さ。

さて、ここで縦40.5cmx横55.5cmの長方形の型紙が出来ましたので、底の左右両方を7.5cm四方の正方形でくり抜き(ハサミでカット)型紙が完成です。

数字が変わっても同じように計算式に当てはめるだけです↓。

図の省略メモ:出来上がり寸法が縦25cmx横35cmxマチ20cmの巾着袋の場合も、同じ計算式です。

あとがき

このたびは、とにかく方法論のみをお伝えしましたが、もしかして鋭い方は「あれ?」と思われたのではないでしょうか。

図を見るとマチには確かに縫い代が存在するのに、計算の中にマチ用の縫い代が入っていないのでは。。と。

【138】以降の<マチ>に関する投稿では、この台形型のマチの構造を深堀りして理由を探ります。

ここで少しだけお伝えしておきますと、実は足して引いているという打ち消し合いにより0(ゼロ)だから加えないということなのです。

そのことも後の【138】【769】【807】【915】において、ご説明していきます。

ただ、先に「こういうものなのだ」というところから入った方が実践的であると判断してこの順番にさせていただいたのでした。

是非素敵なトートバッグを完成されますよう、同じようにハンドメイドバッグを作るピクチャレスクは応援したいと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク