picturesqueは、年中無休でございます【616】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かれこれ個人事業主になって4年目。

店舗を持たないネットを通じての事業の2つ、「ハンドメイドバッグ」と「レンタルジュエリー」をやらせていただいております。

いずれもホームページとか販売サイトのネットを通じてのご提供となりますので、常に写真はご覧いただける状況にあるとともに、連絡のやりとりも当然、常に営業中なんです。

これは、考えてみたら、自然で当然の流れで、あえて休業日というものは設けておりません。

その年中無休の話題を今回はピックアップさせていただきました。

自分がショッピングする時にがっかりした経験を活かす

ショッピングの時に、質問をしたいことがよく出てきます。

そうした時に、金曜日の夜以降は、ネットのお店がお休みになってしまって、月曜日にやっと連絡が付くなどということが結構な数あるようです。

そうすると、金曜日からは、3日後。

この3日は大きいです。

質問というのは早めに解決したいものなので、やはりそういったお休みのロスがホットな気持ちというショッピングでとても大事にしている自分ががっかりする点です。

そういった自分の多くのショッピングの経験から自分の実際に活かしたことも結構あります。

年中無休も楽しいものであるということ

オン、オフという言葉もあるので、お休みの日にまとめてリフレッシュというのも長年経験しました。

普段会社で仕事にのめり込み、夜遅めの帰宅、休日によくお昼寝を楽しんでもいました。

仕事好きであるのは今でも変わらず、会社のお仕事もとても好きでしたが、内容の変わった現在もその点が変わらなかったのが不思議というか当然というか。。

個人事業主になるにあたっては、自分の決めた仕事で、ずーっとおばあさんになっても毎日毎日仕事に打ち込む決意を固めておりますので、毎日は当然で自然のことのように考えています。

ただ、頭痛持ちであることもあり、時々、そんな時には数時間睡眠したり、ある一定の時間帯に毎日運動をするようにところどころに時間をいただく部分があります。

あとは、店舗での材料購入などがある時の隙間のような時間に電車の中10-20分の間で空く時間に読書をするように本を持ち歩いて出かけます。

そんな感じで短い時間のリフレッシュを時折取り入れるようになりました。

現在見たい映画がある

映画なども、よく以前は夜の最終で見に行っていたこともありましたが、夜はYOUTUBEアップ作業があるので、現在はあまり向いていない時間帯。

途中のもっと明るい時間帯にリフレッシュとして取り込むのも良いかなあと思っています。

現在見たい映画がありまして、「グリード ファストファッション帝国の真実」です。

久々のファストファッション関係の内容で、新聞の記事のコーナーでファッション史家さんからのご紹介がありました。

もう間もなく上映スタート日になるので、時間が取れ次第、変な時間帯に見てみようと思います。

この変な時間帯というのが、午前中とか午後の夕方になる前の時間帯です。

現在サスティナビリティの内容の本を読んでいることもあってとても興味の沸いた映画です。

実は、映画も2018年以降、映画館では見ていないと記憶しています。

感想などをまた、当ブログ記事にアップしたいと思います。

あとがき

年中無休の中で、時間のもったいなさを意識するようになったことが成果として1つあるみたいです。

しかしながら、何かがもったいないかなんて、何気なくやっていることの中にも今後につながるようなヒントがあるかもしれないので、一概には言えない部分だったりします。

よく、徒歩なら迷うことなくタクシーを使うなど、そのような例を耳にしますが、徒歩でも意味がある場合もあるので、時間の使い方の極論かと私は思います。

後から考えて無駄だったなあと自分で思わなければ、〇ですねぇ(^-^)。

そういった価値観というものの違いはあるので、あくまで、私の年中無休に対する向き合い方の1つの例ですね。

<経理>個人事業主の経理、まとめてやらず都度のまめな短時間計上こそが事務作業所要時間を短く散らす【238】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

個人事業主をさせていただいております。

当ブログのカテゴリーは、ファッション関係の事業の中のブログの数々の中では、<事業>というカテゴリー。

サブカテとして、<経理>を記し、個人事業主の経理の様子や体験からの良き対策などをアウトプットさせていただいております。

記事タイトルの頭に<経理>とあるものは、<事業>カテゴリーの中で発見しやすくラインナップ致しております。

「ハンドメイドバッグ製作」では、ある一定の時期に仕入れというものが多く重なる時があります。

それは材料調達の時で、材料を全部準備してから製作にとりかかるからです。

「企画」→「型紙作り」→「材料調達」→「製作」→「販売」といった流れです。

このたびは、材料を複数同時に調達した日があり、その時の経理事務の様子を見ていただこうかと思います。

時間の節約をして、多くを事業活動の時間に充てるという効率の良さを追求しています。

生地が多品種小ロットの調達であることのエビデンスの多さ

バッグの素材がどうしても多品種に渡ります。

そして、生地屋様の色違いの展開をその通りにせず、その中から渾身の一番良い1色を選ばせていただいております。

よって、企画として決めたある分野に別々の生地がいろいろ集まります。

そうすると、細領収書も当然細かく分かれてきます。

クレジット用のレシート(ピンク)が下、通常レシート(白)が上。A4の用紙にのりで上部だけ貼り付け。

A4用紙を基本統一にしておくと、細かいレシートは後からの調べで見つけやすくなります。

これらのレシートを手計算してまとめて1本の計上をしていたこともありますが、それも間違ってはいません。

ただ、レシートの合計金額と計上が合致しにくいので、合計金額をどこかA4へ記入すると良いです。

ただ、1レシートに1計上の方が合計がクリアであることと、計上内容を後のデータにも使いたいことから、ここは細かく入力することにしています。

そして、レシートを貼った下の空間に、それぞれの生地の名前や、柄、色などを記載。

レシートを見ただけでは、全く何のことやら分からない場合が多く、お店で撮らせてもらった値札の情報と共に写真をスマホにいったん保存。

スマホもストーレッジが限界があるし見にくいので、パソコンへデータを移します。

この作業はやや時間がかかるところですが、これ1つで、計上の時の備考欄の記入の元となるということと、棚卸作業の時にスムーズに進むことの工夫の1つであるということ、そして、商品1点1点の原価計算表を作る時の資料にも活躍です。

商品の棚卸するときに原価が必要なのでその作業の時に原価をもとめていては、全くの重労働になってしまいます。

そういったある一定の日や期間をフルに使ってしまうような重荷を全く作らないための対策ともなります。

これは、開業1年目からの学びです。

確定申告も重苦しい悩み事になるのは、こうした作業をその期間に集中して夜遅くまで時間かけてするイメージだからです。

いっそその悩み事なんて作らなければよいのです。

それには、日々のコツコツ小さな負担を散らしておけば、確定申告期間の棚卸等は、作ってある原価計算表の値や、在庫のリストを引っ張ってくるだけで良いのです。

ところで、この記事も2023.12.05に「手直し」の順番がめぐり、現在文章を見直しております。

当記事の最初の投稿は、2020年10月11日であり、その後「電子帳簿保存法」が「国税庁」様からのお達しで2022年1月1日から実施。

自身も開始同時に2022年1月1日からでデジタルの保存へ完全移行しました。

これらのレシートは写メを会計ソフト「マネーフォワードクラウド」へデジタル入力する際にエビデンスとして会計ソフトの計上の枠にアップロードして「タイムスタンプ」をお願いしています。

よって、「A4の用紙」の出番はもうなくなりました。

「デジタル帳簿保存」後のレシートは、そのまま1年分日にち順にビッグポーチへ保管するだけです↓。

後で調べたい時用に一応下から古い日付順に積み上げていきます。

デジタルなので、元のレシートなどに記入などの作業は以前のようにはできなくなりました。

上述のA4に貼っていた時代にやっていた自身の生地名などのデータは、計上の際の「摘要」に入れるか、計上には必要なければ、その場で今期の確定申告用の棚卸資産表に購入時にすぐインプットするかをしています(エクセル)。

とにかく、2023年現在は、すべての経理書類がデジタルで保存する状態に慣れ、徹底しています。

紙ベースで届く証憑(エビデンス)もすべて写メしてデジタルの状態で保存です。

正直なところ、紙の時の方が効率が良いこともあり、いやはや、何とも言えないところです(^_^;)。

クレジットカードで購入の時の仕訳は購入時と引落時の2度がリアルタイムな作業である

今現在ほとんど現金を使わなくなってきています。

事業用のお金も個人用のお金もいずれもです。

断然クレジットカードの出番は多いです。

クレジットカードは1枚。

事業用にクレジットカードを専用に作るよりも、個人と一体化した全体で管理する方が今は向いていると考えた選択です。

しかし、その分月末のクレジットカードの引き落とし時に個人用の引落額を合計した費用計上を1本する必要があります。

クレジット金額の合計と合致する必要があるために、除外の事業外の費用もまとめて金額をアップする必要があるのです。

その時の科目は、「事業主貸-普通預金・・・〇月分事業外費用(総合計)」といった感じで。

これは、「税務署」様に一番最初の年に相談してやり始めた方法。

科目が個人の分であるから、事業との区別で「事業主貸」という科目を使うところがポイントですね。

また、この方法の具体的なやり方は専用に記事を設けていきますので、今回はここまでです。

それで、このクレジットカードで事業の分を購入した仕訳についてが今回です。

YouTubeの撮影のライトが暗いと感じ、以前持っていたライトがあったのですが、あまり効果が感じられず、LEDライトの2本セットを購入。

2本の意味は、1本で光が偏り影になる部分を補う2本目が必要ということでもともとセットになっていました。

その仕訳は、注文日というところに赤マーカーを引き、その日付を計上日とします。

LEDライトを購入した時の仕訳:左-購入時/右-クレジット引落時。

これを、クレジット引落時に1本だけ、「消耗品費 11,587 - 11,587 普通預金」とやることは、はっきり言って「地獄」です。

タイムラグが起こり過ぎて管理し切れない重い荷物を抱えてしまうのです。

ところで、こちらの手書きの仕訳も、後の「デジタル帳簿保存法」の時代からは、この作業は無くなりました。

ただ、考え方としては、デジタルになっても同じでして、計上時の2020.10.05に購入時の仕訳をして、クレジット引落日に実際の引落をクレジット明細で確認しながら、1件ずつ右側の計上をしています。

デジタルの際のエビデンスもこの1つのレシートで共通しますので、2つの仕訳を1つのレシートや領収書で計上するという構造は紙ベースの時代と全く同じです。

さて、引き続き先ほどの続きにまいります↓。

エビデンスであるamazonの納品書に注文日が2020.10.05と記載。

これを計上日にしています。

リアルタイム計上で可能な一番早いタイミングが注文時。

商品発送時、商品到着時も共にOKだとは思いますが、そうするともっと後の日付になります。

この作業をした日は2020.10.09ですが、遡った注文日の2020.10.05で入力。

計上したリアルな日というのは後から調べたりする際にはあまり意味がないものです。

エビデンスに記載のどの日にちかとぴったりに合うのが後では効果的で分かりやすです。

そして、同時に、引き落ちるであろう、翌月のクレジットカード引落日の仕訳メモも書いておくということにしています。

そして、書類の上の方に少し飛び出して、「ふせん」を付けて、引落予定の日付11/27を記載しておくのです。

その後、11/27当日にふせんのある分をクレジットの明細と確認しながら右側の引落の仕訳を経理ソフトへ入力するという流れです。

この紙ベース時代の「ふせん」はデジタルでも有効に活用出来まして、リアルな紙製の「ふせん」ではなく、会計ソフト内にある「ふせん」を利用させていただいています。

そうすると、クレジット引落日に計上すべきものが、ふせんのマークを見て視覚的に発見しやすいです。

今回は、左側の購入時のみをソフトへリアルタイム入力しておきます。

「マネーフォワードクラウド」という会計ソフト:「(株)マネーフォワード」様のものです。

会社などでも独自の専用ソフトがありますが、サーバーの容量などの心配も並行しますし、独自過ぎてお取引先とのスムーズな結びつきが出来ません。

今後は時代的に、企業様であっても統一感あるクラウド系が良いかと私は思います。

クラウド型というのは、シンプルには、「ログインして使うネット上のソフト」ということです。

やはり価格もとてもありがたくて、しかも、共通で多くの人が使っているので情報も多いし、サポート的に質問も常にできます。

何度もこれまで質問してきていますし、ちゃんと回答が得られて納得できていますのでサポートの効果は絶大。

ここ最近では、納品書なども利用させていただいて大変安心できます。

自分でエクセルで作ったものは、人間のやることなので本当にあてになりません。

どこかでミスをして確認に時間がかかってしまい、気持ちが重いエクセルなどの人間手動型よりも、AI技術の活かされたソフトが絶対にスムーズです。

あとがき

ソフトへの入力は慣れれば一瞬です。

そういったただの作業に関しては時間をかけない最短の方法で。

しかも、都度行いリアルタイムで帳簿が出来上がるのが、溜めこむよりもスピーディーです。

月末の重い雰囲気、気持ちなどない方がよいです。

ただいろんな考え方があり、計上は「数字だけの塊」で良いのではないかということも。。

そこに何かしら、番号かコードで紐付けてエビデンスと分かるようにしておくというもの。

しかし自身は、ソフトに入力した内容の部分も後のデータとして使いたい部分があり、結構具体的に記入しています。

材料のサイズや単価(合計金額と個数で送料込みの単価が導けます)などを調べるにも手がかりのノートのようなものにもなっているので備考欄はやや「にぎやか」かもしれません。

とにかく、いずれにしても、ためこまない「都度計上」は、超えるべき大きな山というものを迎えずに済むという点でストレスが少なく行える1つの方法です。

<経理>税務署様主催の決算説明会ルポ:クレジットカードは複数持つ必要なし、個人用と事業用共通で使っても大丈夫な証明【345】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ファッション分野の「共有型のハンドメイドバッグ」という事業と「本物志向のレンタルジュエリー」という2事業をさせていただいておりまして、「個人事業主」をしています。

自身の事業開始は、2018年初頭です。

税務署様へ「開業届」「青色申告の届け出」を提出してその日付をもってスタート日といたしまして現在に至ります。

よく「事業を始めたらクレカは会社専用を作るべきだ」などと言われています。

確かにそう思うところなのですが、「個人事業主」の場合、これから実るためのたゆまぬ努力の真っただ中の者が、事業と個人とを区別して両方バランスよくそれぞれで考えるなどという余裕があるのでしょうか。

むしろ、1つのクレカを徹底的に管理する方が現実的ですし、内容がちゃんと事業用と個人用と分かれていれば1枚だけでもOKだと税務署様がおっしゃっています。

実際に自身もクレジットカードは新しく事業用になど作りませんでした。

何年もこれで特に問題なくできていますし、とにかくシンプルで整頓されたものになっています。

実際は、クレカの明細1つとっても、いかに個人の無駄な出費を事業用に回せるのかなどを工夫することで、人生を事業に費やしていく覚悟を決めるのです。

そういった決意無しで、その後の事業の実りなど到底見込むことはできないと考えます。

それほど、多くの人たちが途中でお手上げしてしまう事業継続の難しさ、永続的な営みの難しさがあると思わなければそんなに緩く甘いものでは決してありません。

さて、このたびは、初の決算を迎えるにあたり税務署様が主催の「説明会」に参加致しました。

確定申告を前に、11月に行われた「決算説明会」という内容です。

これで説明会は2度目。

最初は、「仕訳説明会」というものに過去に参加させていただいたことがありました。

説明会は無料ですのでとにかく参加する、そして、いくつかの質問を持って自身の今後の実りにつながるような「答え」をいただいて帰っていくという意気込みで参加致しました。

給与支払報告書の提出の義務

まず、最初に、私には無関係だった(一人でやっているからです)のですが、従業員を雇っている人の義務として、「給与支払報告書」というのを、確定申告が始まるもっと前の1月21日あたりまでには提出するようにとの書類があるとのことでした。

「総括表」というヘッドのような書類に、「個人別明細書」という複写式の用紙をアタッチしての提出です。

なるほど、従業員が存在する場合はこういうものを提出する必要があるのだな、という認識をしたにすぎませんが重要です。

一見ものすごく大変そうですが、書類を準備してくれている有難さにまず感謝、そこへ記入していくだけだと考えればやるべき作業の1つに過ぎないと肩の力を抜きましょう。

「確定申告書」もこの「給与支払報告書」も「国税庁」様のホームページの中の「e-tax(イータックス)」というソフトでも行えます。

ここまで書きながら今更申し訳ないのですが、その後のブログ記事の見直しで2024年に現在手直ししているところです。

2024.03.04現在に今この文章も入力しているのです。

2018年当時は、「e-tax」も「インターネットエクスプローラー11」でなければならなく、「マイクロソフトエッジ」が不可だという信じられない限定がありました。

その後、時代が進み、マイクロソフトエッジこそ当たり前で大半の人がご利用の状況から、OKになっています。

一番最初だけは、おおがかりなダウンロードでe-taxソフトをパソコンに取り込む作業がありますので、頑張って下さいませ。

ログインは、一般的なクラウド型の方式が選べますので、「利用者識別番号」というのを最初だけ管轄の税務署様に出向いていただいてくるということを致しまして、現在はログインしやすくなっています。

決算仕訳の定番、「減価償却費」はパソコンなどが30万以下なら一括で減価償却できる特例あり(個人事業主の青色申告者向けのみ)

計算が出てくる減価償却費ですが、これは、決算時に行うどこの会社でも必ず1つはあるような項目です。

運搬車用に車を購入、パソコンを新しく購入、などがこれに当たる場合が多いです。

個人事業主の場合だと、パソコン購入がとても多いケースになるかもしれません。

パソコンの場合だとおそらく、高くても10万-20万の間ではないでしょうか。

この場合、「少額減価償却資産」の取り扱いというものに該当し、一括償却資産として30万円以下ならば一括で減価償却できます。

そのかわり、経費で一括で落とすという意味ではないので、必ず購入時にいったん資産にして、決算時に「減価償却費」という科目を立て、減価償却自体は証として残す必要があることはくれぐれも。。

<仕訳>

2019.02.18:工具器具美品 181,600 現金 181,600

2019.12.31:減価償却費 181,600 工具器具美品 181,600

購入当時に1本「資産」として据え置き、決算の12/31に減価償却費の科目を立てて仕訳するという、年間で2本立てです。

そして、この特例は「青色申告の個人事業主向けのもの」です。

会社経営だと「法人」ですので、法人用のルールに従っていただきますようよろしくどうぞ。

パソコンの購入で勘違いしていたこと、事業開始以前に購入したパソコンを減価償却するものなのかを税務署様へ聞いた結果。。

ここで、私が今までモヤモヤして勘違いしていたことが1つあります。

事業主をスタートした2018年以前の2016年にパソコンを新規購入しレシートも持っていました。

この場合、3年経過していないから、遡って減価償却ができるのか、などという勘違いをしていましたが、税務署様にはっきり「ノー」とのお答えをもらいました。

2016年時点では事業をスタートしていないので、そのパソコンを現在使っている事実があっても、購入時期というのが一番のポイントとなりますので、もう済んだ過去の事象となっているわけです。

2017当時に会社の社長をされている人から「経費にできるよ」などと聞いたことで気になっていましたが、真実は自分の耳で正しい答えを聞かねばなりません。

人の声に惑わされて間違ったことをしても責任は自分。

納得するまで「自分軸」でもって追求していくことです。

減価償却費対象の物品というのは、とにかく事業主スタート後に購入したものでなければ該当しないということです。

よって、事業主スタートの年月日(「開業届」に書く開始日)というのも経理上は影響があり、大切な日付だと言えます。

「グレーゾーン」との返答をいただいた、ファッション業界の者がファッション関連の本購入は、「研究費」になるのか。。

「必要経費」という名前で呼ばれる、いわゆる決算書に掲載される、「収入得るために支出した、売上原価、販売費、管理費、その他の費用でその年中に支払うことが確定したもの」。

この必要経費=事業用の経費にあたらないとみなされるのが、「家事費等」といって、夕食代、趣味、教養などの費用などがあるわけですが、私のようなバッグを作って販売する内容の仕事上専門的な内容の本を研究費として仕訳計上したことがありました。

自身のような事業内容ではない方は、明らかに、趣味・教養の部類に入り家事費等にあたるので除外となるわけです。

しかし、当の自身の場合は、真剣に事業の+αや参考に利用しているというつもりであるから必要経費になる部分もあるかと思ったのですが、税務署様は「グレーゾーンだねえ」とのことでした。

そうするときりがなく、ファッション関連の本がすべて関わってくるのです。

こういったグレーゾーンは入れないことにこの時に決めました。

その後たくさんのファッション史やノウハウ本なども読んでいますが、あくまで個人用としていますし、2020年頃からはすっかり「図書館ライフ」に切り替えまして、本自体を購入しないという志向に変えました。

よってこの問題はその後は関係なくなったのが自身のケースです。

事業主貸と事業主借の行方は年度切替の際にどうなっていくのか?

結局、説明会の前にモヤモヤしていたにもかかわらず、質問することを忘れてしまった事業主貸と事業主借の科目の行方です(^_^;)。

その後、ネットで、ググらせてもらいまして、この2つの科目は、「翌期首」時点で消滅させなければならないと分かりました。

まず、事業主貸と事業主借を相殺し、残ったどちらかを、資本金のような最初のお金である、元入金というものに+であろうが、-であろうが振り替えておくということのようです。

やはり、事業主貸、事業主借をそのまま繰越ししないのです。

その後分かったことは、自身が利用させていただいている「マネーフォワードクラウド」会計ソフトは、自動で仕訳をしてくれることが分かりまして、「繰越」ボタンを押すだけで仕訳が翌年度の最初の仕訳が1月1日付で出来上がっていました。

この仕訳を自分でしなくても、翌年度の最初に出来上がっているのでとてもとても有難いです<m(__)m>。

つまりまとめますと、会計ソフトで出来上がる決算書は、「事業主貸」「事業主借」の科目は年度末の2023.12.31には科目が掲載されて出来上がります。

その後2024年度スタートの2024.01.01付けで自動で仕訳があり「元入金:資本金のようなもの」に振り替わっています。

この狭間のタイミングで「事業主貸」「事業主借」は消えているのです。

そして、2024.01.01からの新たな「事業主貸」「事業主借」の科目を使うたびに¥0からのスタートでまた積みあがっていくというサイクルです。

年度をまたいでも繰越しする「資産:現金など」「負債:買掛金など」に対して、¥0からのスタートで始まる「費用」のような扱いとでも言いましょうか。。

期末商品の存在を金額で表現する「棚卸資産表」自体は手作りのエクセル

「棚卸し(たなおろし)」と一般的に呼ばれている作業がこれにあたります。

ハンドメイドバッグ販売の場合は、材料を積み算してあらかじめ1点ずつ「個別原価表」を作っているので、その品番ごとの原価を「棚卸資産表」の項目にリストアップ。

レンタルジュエリー業の場合は、ジュエリー自体を仕入れた仕入金額(科目では、「商品仕入」に当たる金額)を引っ張ってきて、棚卸資産表にリストアップしています。

この棚卸資産表については、別の記事で綴らせていただいておりますので、そちらの記事もどうぞ。

【901】【1012】【1013】が該当です。

番号が大きい程、その後の何年後かの記事ですので、新しく工夫した改良点や工夫箇所などをご覧いただけます。

私見、クレジットカードはビジネス専用にする必要は無し、むしろ個人と事業のミックスで、中身だけをきちんと分けて把握の方がコンパクト

事業では、材料の購入などもクレジットカードを大いに使います。

そもそも事業用にクレジットカードを専用に作るのかという点です。

自身の意見としては「その必要はない」と断言。

2018年に事業開始の2024年現在でそう思うのです。

個人用と事業用とが混在したクレジットカードというものにはメリットがちゃんとあります。

事業主だからと必ず専用のクレジットカードを作ることが義務のようによくネットでは書かれていますが、実際は個人で使っているものも混在するものでもOKなのです。

ただ、正確な仕訳というのは必要なので、個人の物を事業としての計上など、法に触れるような行為は無い前提があってのもので、ルール順守は必須。

クレジット引落時には、個人の分は総合計の金額1本の計上で良いのです。

<仕訳>

2024.02.27引落:事業主貸 100,000 ※1月分事業外費用(総合計)〇〇カード:△△銀行                                普通預金 100,000

クレジットカードの使い方に関するお話は下に貼りますYouTube動画にまとめております。

あとがき

分からないことがあれば、地域の「青色申告会」様という団体に聞く(聞くのも実際は会員にならないと気軽には教えてもらえないことが後で判明しました)こともできるという案内がありました。

自身は、一応以前の会社員時代に長い間「経理部」でしたので、税理士様には一度もお願いしたことがありません。

ただ、質問事項は多々湧き出てくることがあり、その際には変な勘違いをしないためにはモヤモヤは十分に解消しておくべきで、こうしたこの度のような説明会に参加する意味は一定あります。

ただ、自身のように「独自の質問」を必ず持参することをお勧めします。

そうでなければ参加の意義は薄れます。

分からないモヤモヤこそ、その後の解決後の「成長」のきっかけなのです。

気持ち悪い、重苦しいモヤモヤから逃げずに、正面からそれを受けて、そして峠を越えていって下さいませ。

ご検討を祈ります(^-^)。

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