まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたびは、宝石のデザインの種類の1つ「マーキスカット」にフォーカスしてみたいと思います。

まずはこの「マーキス」というワード、「marquis」が「男性の侯爵」・「marquise」が「侯爵夫人」という末尾違いで表されます。
ジュエリーにおいては、後者の「marquise」の方からの引用、フランス革命以前の王侯貴族の時代の「ポンパドール夫人」様が身に付けていたジュエリーのデザインが由来です。
おそらく、今でいうカリスマ的存在でおしゃれアイコンの一人、当時では位の高い愛人である「公妾:こうしょう」であった方です。
第一夫人ではないにしても、陰に隠れた存在ではなくスポットライトを浴びた存在であり影響力のあった方。
当時の流行のデザインとして貴族達の宝飾品界隈を席巻、これが「マーキスカット」の広まりだったと思います。
実際に別のネーミングを考案してみますと、「アーモンド型」「シード型」などという表現が思い付きました。
「マーキス」という表現の面白さは、類似品に似ている「もの」からではなく、時代背景をも映し出すような「称号」からの引用であった点です。
つまり、「ポンパドール」という固有名詞が付かなかった点にもなかなか興味深いい含みがあります。
別の分野になるのですが、生地の「ブッチャー」という縦横筋が織柄として入っている素材の名前の由来を思い出します。
その由来というのが、「同じ生地をお肉屋さんのエプロンで使われていた」という点。
では、このたびの「マーキスカット」のリングをご紹介していきます。
「マーキスカット」の美しさは同時付けの他のジュエリーの出演で高められる、同じ輪郭を含むことでより強調される効果

分かり易くズームで写しましたが、実際はかなり華奢なさりげないものでした。
このことが、「大ぶり」の方向へ向かいたい当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップには、結局並ばなかったという経緯。
ただ、「抜け感」の表現や気軽に装える良さがあります。
何と言っても珍しいデザインを作っている「マーキスカット」の存在感は最初の出会いの時のインスピレーションでした。

ここからがやや深掘りになりますが、その先のジュエリー同士のコーデはどうなるのか。。ということです。

たまたま見つかった同じ輪郭を持つアイテムはまさに出番です、こんな発見をよく「ミラクル」と呼んでいます。
しかし、そうもうまくは見つからない場合には、リングを引き立てるように周りのジュエリーをプレーンなものに控えることも1案です。
こうした「押す/引く」というようなバランス感覚も役に立つことがあります。
そして、「ジュエリー同士のレベル差」へのアンテナも重要だと考えます。
上の3例のブレスレットは「大ぶり」が特徴のラインナップに並んだものであるということが、つまりこのリングとのレベルがバランスが良くないということなのです。
ボリュームがないこのたびのダブルリングは、同じようなボリュームレベルのカジュアルなジュエリー同士で組み合わせた方が互いが引き立ちます。
そうしますと、「使い分け」のような観念も大切なのだということになってきます。
あとがき

このたびのようにジュエリーの柄を作っている1パーツの形や、他のジュエリーとの相性を考えることは実は現実的なことです。
ペンダント1点付けるだけだったとしても、トップとチェーンの最も望ましい相性で付けたいもの。
一度は出会ったのにラインナップに並ばなかったこのたびのリングですが、こうして存分にご提案として活かすことができた「ギフト」が出会いの意味だったと捉えます。
是非素敵なジュエリーコーデを、そしてお洋服とのコーデで全体を素敵にまとめていかれますよう願っております(^-^)。

