アメジスト以外にもまだまだ見つかる紫色の天然石、チャロアイト・スティヒタイト・レピドライトのような赤味を持ったベリー色【577】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「彫金-手づくりジュエリー-の技法と知識:秋山勝義・飯野一朗 著」を拝読。

本格的な宝石ジュエリー作りを志す方々が参考に出来る本ではないかと。

ただ作り方のみではなく、ジュエリーに関する多数の切り口が盛り込まれることで、根本からの天然石との向き合いの道を歩むきっかけにもなる内容。

僅かながらも関わる部分があったと感じたのも、天然石を引用した連物のネックレスやブレス作りの経験があったことです。

このたびは、天然石を繋げて比較的簡単に作ることができる自作ジュエリーの体験の中で出会った今まで知らなかった天然石を「紫色」に特化してご紹介したいと思います。

有名どころの「アメジスト」は頻出、18金イエローゴールドの地金と組み合わされるとより高貴な印象のジュエリーです。

よく知れ渡ったような存在ではなくても、天然石の中には想像以上に多くのパープルカラーが存在しているのです。

「パワーストーンブーム」がニッチな美しいストーンの存在を教えてくれた。。アメジストと同じように美しい紫色の天然石

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紫色といっても範囲があり、ピンク・赤・青の一歩手前までの広範囲が該当します。

その中でアメジストは、程好い赤味を持った所謂「赤紫:あかむらさき」と呼ばれるようなカラーです。

一方で、「ラベンダー翡翠」はその名の通りラベンダーのような色で「青紫:あおむらさき」と呼ばれるような青味に寄っています。

2010年前後の「パワーストーンブーム」の頃に、自作していた連物のネックレスやブレスレットは、留め具を18金にしていました。

留め具の地金レベルに合わせて、まだニッチな存在ながらも美しいストーンを探しました。

その時に、希望するカラーは思いの他見つかるものだということを知ります、つまり世にたくさんの天然石の種類があるということなのでした。

では、アメジスト以外の紫色のストーンについて、アメジストの色を基準に解説したいと思います。

・スギライト:「珪酸塩鉱物」。日本で発見され「杉」様という学者様の苗字が名前の由来。アメジストにカラーのトーンが似ています。

・チャロアイト:「珪酸塩鉱物」。マーブル模様が特徴で柄になっています。ロシアの「チャロ川」で発見されたことが名前の由来。こちらもアメジストにカラーのトーンが似ています。

・スティヒタイト:「炭酸塩鉱物」。オーストラリア・タスマニアで活動した鉱山技師「ロバート・カール・スティヒ」様が由来。ここからカラーの赤味が強くなりピンクに寄っていきます。

・レピドライト:「珪酸塩鉱物」。ギリシャ語の「鱗」「lepidos(レピドス)」が「雲母:うんも」という層状の構造を表現。青味のピンクとも捉えられる色味。

***

「スギライト」以外は、実物のストーンを手に取って目で見た経験をしていまして、このようなベリー色はエキゾチックで素敵な色です。

あとがき

その他、「ピンクサファイア」のカラー展開の中にもパープルに寄ったものがありました↓。

色の3原色(混ぜてその色を作れないオリジナルな色のこと)は、「赤・青・黄」です。

これらの3色の中の2色混ぜで、「オレンジ・グリーン・パープル」という新しい3色が第2の色の誕生です。

ストーンのパープル色は赤のルビーと青のサファイアが混じったものなどではないことが鉱物の複雑さと多様さです。

こうした中間色的なカラーは実は豊富なのです。

一方で原色カラーの赤・青・緑の「ルビー・サファイア・エメラルド」の希少さは原色であることも含まれるのでは(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

愛でることはその歩みを知ること。。出会ったジュエリーの地金・宝石共に地球上のどんな物質で出来ているのかが分かる【547】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーアイテムのネックレス・ペンダント・ブレスレット・バングル・リング。

美しく完成された姿にうっとり。。表面だけを見て元の地球活動の賜物である希少原料と人間の創造力を含む技術のおかげであることを忘れがちです。

このたびは、【546】に引き続き同じ「鉱物の博物学-地球をつくる鉱物たち-:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」からの学びの1つをお伝えします。

【546】では、「モース硬度」という天然石の尺度の1つをご紹介しました。

今回は、世にある数多くの鉱物を分類することで分かり易く整頓されている実態を、「鉱物の分類」という切り口でお伝えしたいと思います。

鉱物は化学組織・結晶構造の違いで10種に分類、出会ったジュエリーの奥深い背景を知ることで高まる動物と鉱物の交わり

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この本からのメモとネット上の情報とを照合し確認しながら、巷ではよく知られる宝石名がどこに属するのかを()内に付記してみました。

ニッチな存在のあまり知られていないようなストーンは、付記した部分以外の番号に当てはまることもあるかと思います。

もし、ご購入のジュエリーのストーンが聞き慣れない珍しいストーンならば、ネット検索で「○○は鉱物の分類のどこに属するのか」などのAI様への質問で教えていただけると思います。

多くの有名ストーンはこの表の⑧に属していることが分かります。

以前の投稿【543】【546】でも注目してまいりました⑧に属する「翡翠」についてひも解いてみます↓。

「翡翠が属する、「珪酸塩鉱物」は、結晶構造の基本的要素として、ケイ素(Si)を中心とした正四面多体の各頂点に酸素(O)を配したSiO4四面体を持つことが特徴。」とありました。

この「SiO4」は重要な結晶構造の1つ、多くの鉱物に基本的に含まれているもの。

クリップの中の付記にある「エメラルド」「翡翠」「アメジスト」「トルマリン」」の他には、「ガーネット」「ソーダライト」がこの「SiO4」を含みます。

「SiO4」を基本的に含んでいても、その他の別の物質の混じりによりそれぞれ固有のストーンになっていく点が複雑。

「輝石:きせき」「角閃石:かくせんせき」「雲母:うんも」「長石:ちょうせき」「石英:せきえい」という分類は、⑧の「珪酸塩鉱物」からの更なる枝分かれした細分類です。

結晶構造の形(デザインのようなもの)が違い、鉱物名が区別される先端へ向かいます。

まずは、この10種が最も原石を分けたものであるというマクロ的な見方がこのたびの学び、その後も複雑だからこそ、この10の分類の意味があると納得しました。

あとがき

以前の投稿の【545】でもお伝えしましたが、「珊瑚:さんご」「真珠:しんじゅ」は海の生物である「動物」であり、鉱物ではありません。

また、「琥珀:こはく」は天然樹脂なので「植物」、「鼈甲:べっこう」は亀の甲羅なので「動物」、2素材共に「鉱物」ではないということです。

つまりこのたびの10の分類は、世の3大生物「動物」「植物」「鉱物」の中の「鉱物」についてのお話であるという最もマクロな見方も忘れてないでくださいませ(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク