仏頂面の鉱物は人間の叡智で美しき宝石へ、一方で工業的に寄り過ぎな鮮やかさよりも「無処理」の曖昧さの価値【526】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.04.28からおよそ5年後の2021.06.14にブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し全文を綴り直しています。

1つ前の投稿【525】でもご紹介しました「鉱物・宝石の科学事典:日本鉱物科学会・宝石学会著」からの学びを引き続き別の切り口でまとめた内容です。

この5年の間に出会い実際に触れた数々のジュエリーを通しながらこの知識を落とし込み、今2026年の見方でこの内容を綴り直します。

ポイントは宝石に施される「処理」、大半の宝石が美しい姿を誇れるのも、元のストーンが磨き上げられ加工されているからなのです。

とは言え、地球活動の1コマが分かり易く表れるような原石の姿も貴重、商業的になり過ぎない研究家色ある方々は「無処理」に価値を見出すこともあるのです。

このたびは、この「処理有り」「無処理」のそれぞれの価値に迫ってみたいと思います。

ジュエリーストーンの「曖昧さ」「ぼやけ」の裏読み、均一に整えられた「処理」による商品としての価値VS天然の姿を残した価値

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掲載しましたクリップは、真ん中が冒頭の本を拝読させていただいた際のノートのメモです。

そもそも「宝石」と呼ばれる状態は、加工や処理がされた最高の状態になった姿であると言えるでしょう。

ただ、「処理」にはまるで副作用のようなものもあり、そうしたことでダメージを受けるというジレンマが伴うことも。。

それならばいっそのこと、天然のままの姿をありのままに示していくというスタンスもあり、どちらかというと「無処理」の要素がある4点を掲載しました。

では、左上から右上の順に、ここまでの知見と実体験の範囲内で解説してまいります。

①左上「スモーキークォーツ」:大粒の迫力ある粒で強いダークさを持つ、「無処理」の情報と共に入手したペンダントトップです。

②左下「ラベンダー翡翠」:本来青味パープル(すみれ色のような色)なのですが、多くの量産品では魅力的でエレガントさを感じる赤味を処理によって追加してあります。

こちらは他の「ラベンダー翡翠」に比較してかなり青味の大粒であったのですが、必ずしも赤味に処理がされていないとは言い切れません。

③右上「ダイヤモンド」:パワーストーンと何ら変わらぬ感覚でボタンカットで配されたことがレア、未処理のままブレスになっているカジュアルさが価値です。

まるで、「ダイヤモンドであっても何ら他のパワーストーンと本来同じなのだ」という特別扱いをしていないメッセージのようです。

④右下「クォーツ」:内部に「インクルージョン」が入ったままの大粒の姿、これがかえって価値であると購入先の方がおっしゃっていたことが印象的。

あとがき

「天然の姿こそが手を加えない価値である」という考えは一理あり、どちらかというと非常に良い考え方だと思っています。

しかし、すべての天然石が研磨されずに鉱物のままであったらどうでしょう、そのままではどうしても崩れやすく不十分である強度の弱いストーンもあるのです。

そして、うっとりするような見た目はパンチに欠ける原石よりもはるかに宝飾品としての価値は高められるのです。

つまり、「宝石」というのは非常に良きバランスで成り立っているもの、天然らしさを受け継ぎながらも人間の叡智をもって施した前向きな「処理」によって最高に輝くものになっているということです。

そうしますと、ある程度「処理」された工業的なことは人間が生みだした優れた技術なのだと受け止めることも必要です。

ただ現実のところ、「処理」が行き過ぎた鮮やか過ぎる量産品ジュエリーの数々は「安物」と映り、本来「希少性」のある宝石としての価値は消滅しているように映ります。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

<旧5②>大粒四角スモーキークォーツの迫力が高まるその他の要素、ボックスデザイン・ロング・2連が集結の高い濃度【550】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

たくさんの「処理」なるものがされ整えられた均一感あるジュエリー、一方で元の鉱物の姿をそのまま活かしながらも、宝石質に作られたジュエリーもあることを知りました。

このたびは、よく知られています「スモーキークォーツ」というストーンの思い切った大粒のペンダントと共に集まる3点セットをご紹介したいと思います。

タイトル頭に付いた<旧5②>は以前の<旧5①>からのレベルアップによる変更。

同じくスモーキークォーツの珠のロングネックレスからK18YGベースのロングペンダントに変わりました。

<旧5①>と<旧5②>で同じストーンですが、実際は随分変化しています、新しい姿を是非お楽しみいただければと思います。

暗さにも宿る美しさは無処理のカーキ系ダークブラウンの魅力、スモーキークォーツ大粒ジュエリー18金ベース

無処理のスモーキークォーツペンダントトップ:チョコ茶ではなくカーキ茶が無処理らしさ。K18YG台。

非常に迫力があり、かなりライトを当てた状態でもここまでが限度です。

通常は、深みが強く黒のような映りなのです。

<旧5②>全4点(内ブレスレット2点):最初はこのように配置しましたが、バラバラのブレスを繋げました↓。
<旧5②>全3点(ブレスレットは2連デザインへ変更):こうしてミニマムな3点になるようまとめていきました。
<旧5②>ペンダント:K18YG台。スモーキークォーツ。バチカン含まず縦25mmの大粒。ベネチアン71cm。
<旧5②>ブレスレット :K18YG。同じボックスフォルムの僅かな柄違い2連。
<旧5②>リング(<旧5①>から変更無し):K18YG透かし台。スモーキークォーツ。17号。
お洋服とのコーデ例:くすみピンクのレースロングワンピース。総裏地付きの作りの良いお仕立て。

あとがき

なかなか写真映えのしなかった、ダークスモーキークォーツペンダント。

このブログの「手直し」の2026.07.08では、2026年6月から始めたAI「Google Gemini」様に背景を真っ白にする処理で何とか見やすくなりました。

ジュエリーのミステリアスさは黒背景で高まると思っていたものの、それ以上に「明確さ」「分かり易さ」の方を重視するように考えを改めました。

その後なのですが、この「無処理」の価値あるビッグスモーキークォーツペンダントはある事情により破損。

こうして何とかご提案はできましたが、実際にはここまでの大粒にはその後出会うことがなかなかありません。

アメジスト・スモーキークォーツ・シトリンなどの比較的豊富なストーンは、大粒も見つけやすいのは確かです。

ブレスレットも2連よりも迫力ある一連1点ということに更に見直し、結局は最後にリングのみが残りました。

このリングの行く末は、その後<新38>という新しい3点セットに行き着きました。

<新38>は現在該当ブログ記事が無いことが分かっていますので、いずれYouTube投稿と共に新しい番号で新規投稿する日が来ると思います。

タイトル頭に<新38>と付記された記事を見つけて下さればと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク