私が注目したのがここ、「難しい選択」をしなければいけない時-映画トップガンマーヴェリックを見て【1000】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「日経新聞の夕刊」の「カルチャー」の面の、「シネマ万華鏡」というコーナーに目を通しています。

1週間に一度でしたか、話題の映画や記者様が実際に観覧した映画が紹介されています。

私の映画情報は大変か細いアンテナですが、ここから得ています。

ピンと来た時には実際にその映画を見に行くことにしています。

と、そこへ数日前に「トップガン マーヴェリック」が紹介されていました。

あのトップガンが続編になったんだと思いましたが、トム・クルーズ様の映画にはここ数年注目していて、ミッション・インポッシブルを観たりしていますので、これは是非。。。と思いました。

かつての「トップガン」は、1986年の作品で、今、36年の長い時を経ての続編になりました。

当時は中学生でしたが、観てはいませんでして、今回も、最初の方の「トップガン」を観ずに突然続編を見るということになりましたが、特に支障はありませんでした。

やはり、映画を観てすぐ後は、キャストをチェックしたり、その後少しその映画に酔いしれます。

早速YOUTUBEに解説をアップしている人がいらっしゃり、私のもう2日前、初日すぐだったのかな。

映画熱がものすごいと思いました。その解説たるものプロの映画評論家そのもの。

映画の構造を中心に解説されていましたので、私がアップした内容と全くかすりもしていませんでした。

しかし、ここは私のプラットホーム、YOUTUBEの「picturesqueのおしゃレポ」も私のチャンネルです。

特に映画に詳しいわけでもない私が思う感想というのも1つの感じ方としては自分では大切にしています。

映画解説をされていた方が全く触れもしていなかったところが私がこの記事で一番書きたいポイントとなります。

私ならではのとらえ方として読んでくださいませ(^-^)。

2度同じ言葉がくりかえされた、「難しい選択」という局面

主人公のマーヴェリックは、確かな腕前の一流空軍パイロット。

けれども、そのような技術を持ち合わせた人でも、時に、「難しい選択」があり、これまでも幾度かその局面に対応してきました。

今回の続編の中では、「難しい選択」という言葉が、「ペニー」から二度語られました。

彼らは、命がかかわる究極な状況の中での判断であるからなおさらではありますが、これは多くの人が同じ局面になる時に共有できる部分としてとてもとても響きます。

私としては、このキーワードがとてもこの映画の中では印象に残ったところになります。

飛行の場面などの映画製作の技術などは全く無知で申し訳ないくらい分かりませんが、観終わった後にはとても心強い気持ちになり、とても勇気をもらった映画でした。

あとがき

この映画の場合、やはり映画館の巨大スクリーンで見ることの価値があるようです。

私は、現在テレビも見ない、ネトフリなどのチャンネルも一度も見たことがありませんが、映画は映画館で見ることが時々あります。

半年に1度くらいですかね。少しですが、コンスタントには見ていることになります。

ファッション系の映画になるとたて続けに上映されていれば頻繁になりますが、違う分野のこうしたアクション系というのは珍しかったです。

主演の「トム・クルーズ」さんはとてもキャリアを積まれました。

映画内での、海軍パイロット組織「トップガン」の現場の大佐でありキャリアアップを望まない役柄というのが、現在のトム・クルーズ様のご自身の俳優人生のお立場に重なるものがちらりと見えました☆。

現場で背中を見せながら若手に教えていくスタンスを望んでおられるのかな(^-^)。

そればかりは、本人しか分からないところです。

私流ながら。。。「メモ」と「ノート」の使い分け【971】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

よく、「手帳活用術」などと、手帳に記録していく日々のタスク管理方法が紹介されているようです。

私の場合は、手帳は細かいアイテムなので少し苦手で、ここ何十年も持っていません。

では、予定などの大切な用事をどう記録しているのかですね。

それを今回ご紹介したいと思います。

予定なるものは、「メモ用紙」と「メモ帳ホルダー」を利用

使わない用紙や広告の裏、納品書の裏などを利用したメモ用紙・・・紙ベース時代の時のストックの用紙やとにかく白地のものはすべてメモ帳に利用します。

そして、日にちが近い予定から、大きな字で、日付と時間と内容をマジックで書きます。

マジックで書くと、下に黒く映りますので、少し見えているボードを下敷き代わりに。。。

このボードも実家で見つかったレトロな1970年代の物と思われるガソリンスタンドの景品のもの。

なかなかの価値があるものだと思うのですが、踏んでしまい皺があることと、留める部分のクリップのバネが伸びていて機能が失われている部分があるため、下敷き代わりとなりました。

景品ってなかなか作りの良い物が多いのですね。

綺麗にマイクロファイバーふきんで、アトマイザーにした強力洗剤を吹きかけて磨いたら、古い薄汚れたボードがものすごく綺麗になりました。

メモ用紙は、ポケットのようなものに日にちが近い順から入れていき、その用事が終了すると次の予定が現れるといったものを目につく身近な場所に設置。

そして、毎日チェックできるようにしておきます。

ある意味、デジタルで、予定を組むよりも自然に目に入るという点では確実なのです。

以前の<はぎれ>カテゴリーの中の記事【655】でご紹介したメモホルダーです。・・・一番前に近々の用事を洗濯ばさみで留めます。ポケットの中は、近い日付の順番にメモが入れてあるといった配置。とても原始的で単純ですが、これはこれですっきりしているのです。

「ノート」のご紹介

後半は私のノートのご紹介です。

ノートに関しては、バッグに入れて持ち歩いたりすることを想定して、小さめのノートにしています。

そして、オシャレなノートに拘っています(^_^;)。

こんな風に花柄の彫りがある漆細仕立てのもの。縦15cmx横11cm程度のプチノートですが、しおりも入っていてきちんとした作りです。茶と黒のコンビが素敵です。インテリア小物などが好きなので、まずは外面にこだわるというのも我流です(^_^;)。
中身は、多くが、読書メモです。YOUTUBEや当ブログで<読書>カテがありますので、そこへアップする時に読む本のメモです。
その他新聞の切り抜きを貼っています。・・・左側は切り抜きが大きい面積のものは、折りたたんで小さくして貼り付けています。見る時だけ広げればよいのです。新聞の切り抜きの内容は主に「カルチャー」とか「芸術」関係のものが多いです。新着映画とか新着出版本の紹介も新聞ではされることがコンスタントにありますので、その辺り、興味あるものは切り取ってチェックです。

ここ最近見たファッション系の映画はすべて情報が新聞の切り抜きからです。

ネットでは情報が溢れすぎていて、自分の興味ある情報がなかなか得られません。

新聞内はシリーズ化されているので、同じ場所を見ればそこに新しい情報が現れるという点は、ネットよりも結局近道です。

自分でピンポイントに探しに行く事項ではなくて、大まかな、情報であると新聞の方が気が利いていることがあるのです。

あとがき

デジタル化したことが多い中、今でもアナログで残っているのが今回の、「メモ」と「ノート」。

このメモとノートも一体化しておらず、別々である所もポイントです。

「メモ」は、タスクのかたまりですが、「ノート」は長い目でみた計画のようなものになります。

「必須」事項と「任意」事項のような違いですかね。

こうして分かれていることが私としては自然な方法だったので気づいたらそうしていたということからも一度ご紹介してみたわけです。

自分らしさに素直に向き合い、大切にしていく人。。。あるファッションデザイナーの映画を観て【748】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

おそらく、ファッション関係の仕事に何らかの形で携わっておられる方は、この映画にご注目されているのでは。。

と思う、「マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”」、現在上映中です。

一切、メディアに顔を見せないということがミステリアスであると言われてきました。

引退して10年以上が経過した現在もなお伝説のファッションデザイナーとして語られます。

この映画を観て私が思う、なぜ、このように人々に広く知れ渡り続けている人なのかということを書いていきたいと思います。

なぜ引退したのかということ

まだまだお若いと思いますので、一般的に思われる引退のような年齢ではなかったかと思います。

この辺りは、デザイナーなる人がゆくゆくは直面するようなことなのかもしれないと思っています。

名が知れていない間はがむしゃらにある地点を目指して自分らしく山を登って行けた。

けれども、知名度が上がるにつれて、大手とのタイアップなどのお声がかかり、専属的に安定的にお仕事ができたことが大変喜ばしい一方で、自由というものがいろんなしがらみによって奪われ、窮屈になっていく。。

そんな中での限界とか行き詰まりを感じるものではなかろうか。

とそんな風に思いました。

結局は、自分らしい自由なスタイルを取り戻すための引退であったとそう思います。

なぜ広く人々に知られてきたのか

1つには、かつての駐車場や空き地を使ってのファッションショーという通常では考えられない場所が斬新であったりしたようですが、これが、自然の自分の思いだということ。

そういうイメージの戦略などというものではなく、人物の性格をそのまま表したような場所。

自然な自分の思いを形にした結果がそういったきらびやかなファッションショーの舞台に違和感あるマルジェラならではの素直なスタイルであったことの表現なのでしょう。

高価なビジューや素材をあしらうドレスのようなものではなく、時々リメイクなども取り入れた日常的な庶民的な感覚から生まれた作品も私たちに近い存在として感じるものなのかもしれません。

かねてから、現在のサステイナブル的な要素を取り入れていたという点なども、当時はかなり何歩か進んだものだったのでしょうが、今の時代にはまってきた、理解されてきたということもあるかもしれません。

ここ近年の展示会でもこぞって人々が詰めかけたのも時代とのマッチを感じます。

あとがき

デザイナーとか作曲家とかアーティストのような人というものは、何年も先を予見するようなことを今、先陣を切る形で表現するという部分があるようです。

その当時理解されにくくても、後になって広く知れ渡ることも。

今回の映画のマルタン・マルジェラに関しても、私も知ったのがここ数年前のことで、顔を世に出さずしても、その作品の力がじんわりと活躍して、メディアだらけの環境も相まって今後ももっと知れ渡っていくのではないかと思います。

これは自分のスタイルとは違うのだ。。。という違和感をとても大切にされている方であるなあと思います。

自由な環境でのびのびと作品を作って行けることが本当の自分自身の幸せでもあることを常に考えておられるように見えます。

そんなスタイルが私にも響きました(^-^)。