ジュエリーの良し悪しの判断のためにはまず「宝石の定義」を知る、そこからが自分の解釈の始まりだ【540】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、図鑑のような素敵な本からの学びによる「宝石の定義」を今度は私にいったん通って濾過された「美しいジュエリーの定義」を自身の言葉からお伝えしたいと思います。

学ばせていただきました本、「鉱物・宝石の科学事典:日本鉱物化学会編集/宝石学会撮影協力」が大変面白くありがたい知識として受け取りたいと思います。

今後宝石を見極める際に大いに役に立つ貴重な本、写真も大きくて美しくより真実味の感じられ、どうも人気の本のようでした。

綺麗なだけでは曖昧だが、意外に定義に含まれた驚き

「宝石」と呼ぶにふさわしい定義は3つです。

①美しい

②永久性・・・長く使っていても壊れたり変色しない=耐久性あり

③希少性

です。

①は少し曖昧で、それぞれ独自の解釈があるものの、どんなものを美しいと言えるのかという点ではこの本のご一読で確かめていただけます。

ダイヤモンドがダントツである理由はそれぞれの項目どれもが突き抜けているからだという見方がまずできます。

美しいジュエリーの定義には希少価値の無いとされる普遍的なストーンも可能性があるという解釈

さてさて、この本を一読させていただき、いよいよ私の解釈となります。

本が書かれているのは「宝石」に関してです。

今度は宝石+地金のコンビの「ジュエリー」というのものについて考えていきたいと思います。

「本物志向のレンタルジュエリー」というレンタル事業をさせていただいておりまして、大いに金属の部分の美しさも重視しております。

美しく、永久的で希少性もあるこの「希少」というところに着目したいと思います。

ストーン自体はその採掘データなどからもうすでにレアストーンなのか普遍的なストーンなのかが分かっています。

普遍的なストーンではシトリンやアメジストは有名です。

誰でも知るよく見かけるストーンです。

ただ、これらも「美しいジュエリー」には十分成り得るものなのです。

ストーン自体の素材の他に、そのカットの美しさとか珍しい形、あっと目を見張るような大粒であったりする点にこそ希少さがあります。

よって、よく見るストーンであってもその中に誇れる部分があれば美しいのです。

地金だけでできたものも、ジュエリーですので更に見つける幅が広くなります。

あとがき

今後貴金属やジュエリーを見る機会がございましたら、それを見て何かを感じ取ってみて下さいませ。

もし、高額なジュエリーを購入したりオーダーメイドで製作してもらうような高額なコストがかかる際にもこのたびの内容を一度思い出してみて下さいませ。

見かけが華やかでもすぐに壊れそうなイメージが浮かんでくるような作りでは「失格」なのです。