巻き薔薇アレンジで華やぐトイレットペーパーカバー【896】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回もリフォームになりまして、以前にもやったことがあるアレンジの仕方で是非ご紹介したいものがございます。

トイレットペーパーカバーに巻き薔薇を飾るというもの。

これでかなりかわいくなりますので、その変化をどうぞお楽しみに(^-^)

まずは準備したい巻き薔薇の色使い

写真が違った色に映ってしまいましやが、無地のトイレットペーパーカバーはモカグレーです。わずかに茶色がかってはいますが、グレー。それなのにネットでは茶色と記載があり購入。まあグレーっぽくても合うかなと納得しています。そのような渋い色なので、こんな感じで華やかな3色の巻き薔薇を調達。赤、モカ、ピンクです。

巻き薔薇をミシンで縫い付ける作業

巻き薔薇は、1個ずつ縦に返し縫いを繰り返し縫い付けます。薔薇がつぶれることは仕方がないです。ミシンの直線で上下に縫い付けるやり方が今までで一番丈夫だと感じています。縫い糸は、薔薇の色にマッチさせると美しくすっきりと仕上がります。
そして、こんな風におにぎりみたいに三角に並べたデザインに。。別の案としては横一文字、縦に一文字、斜めに一文字もアレンジできそうです。裏に貫通していますが、その方が良いです。
実際に使用の場面です。巻き薔薇があるのとないのとで雲泥の差です。

あとがき

巻き薔薇は、実は思い入れのあるアイテム。

ハンドメイドバッグをやり始めた2007年頃ワンポイントとして小さなポーチやエコバッグみたいなA4の1枚仕立てのバッグに飾っていたものです。

しばらく使っていなかったのですが、久しぶりに3色調達しましたので、今後何か出番が出てくるかと思います(^-^)。

また、その際には使い方や配置、そして、出来上がったお品などをご紹介したいと思います。

バニティバッグの完成でここをチェック、「わ」の重なり部分の厚みの解消の効果【399】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

少し前の【395】の記事では、バニティバッグの「わ」の重なり部分にハード薄芯を入れないゾーンを作り、重なり部分をすっきり仕上げ、ミシンの針がしっかりと通るようにある程度の厚みの生地にも対応できる対策をしました。

このたびは、その効果の検証をポイントに、「卵焼き:バニティ」の完成を見ます。

バニティバッグの背の部分の美しさが感じられるものになったのかのチェック

完成に至るまでの間の製作途中においては、とても効果を感じておりました。

ハード薄芯が端っこまでフルに入っている過去とは大きく違い、製作中の縫いやすさと「わ」が繋がれた時のすっきり感が生まれていました。

では、出来上りを見てみます。

重なり部分を全体的に見渡せる「ネックパーツ」縫い付け前です。重なり部分がぴったりとなじんでいます。

ちなみに、以前の失敗作はこちらです↓。

以前製作のぐちゃっとなった重なりの状態:縁までフルにハード薄芯を入れて作ったものです。でこぼこです。

雲泥の差というほどの効果です。

では、内側を見ます↓。

裏地側から見た重なりの部分の様子:すっきりしています。縦の縫い線が問題なくまっすぐに縫えています。
その後ネックパーツの取り付けも綺麗に。本体が綺麗に重なるとネックパーツも縫い付けやすくなります。
一番肝心な視線の行く箇所(上の方):幾重にか重なってはいますが、ペタンと収まっているのが分かります。
下の重なり部分:下も同じようにすっきりとなって収まることができました。
ちなみに以前のハード薄芯フル貼りとの比較:厚みが増し不格好な重なり部分です。生地が膨らんでいます。
横から見た厚みの解消の様子:少しもやぼったく膨らんだ感じがありません。効果が非常に出ています。
「卵焼き」(バニティバッグ):<サイズ>縦15cmx横22cmxマチ13cm。

合格です、綺麗にできました。

後ろ姿も安定感あるものになりました。

1か所工夫をしたことが、全体の出来栄えへの影響をもたらします。

ここで初めて、薔薇の柄の美しさにうっとりとなるのです。

きちんと整った美しい形を作ることで生地本来の美しさも底上げということです。

今後の課題、「ネックパーツ」の2つの大小の重なりの位置の把握

このたびの効果により、今後はこうした「わ」が重なるタイプの作りのバニティ型やボストン型にこの「ハード薄芯の両端の省略」手法を取り入れていくことにしました。

このメソッドは、「定番」となっていくと思います。

とても重要な発見ですごく喜んでおります。

今後広くこのことをお伝えしてまいりたいと思います。

ただ、良いことばかりではないのです、最後に1つ課題がありました。

それは、ネックパーツの枠が裏地側に良い位置でステッチが出ていないこと。

ひと回り大きく作っている表地パーツを縫い付けるボックスステッチが裏から見るとずれています。

これが今後の課題で、綺麗に配分よくステッチが出るように改良を目指します。

真ん中にそもそも縫い付けることができていないということです。

一応真ん中で折って位置は把握してやっているつもりですが、結果はずれているのです。

この写真では7mmのずれが起きていることが分かっています。

あとがき

1つ解決するとまた更なる課題が生まれる。。

「製作」というものは「終わりなき旅」なのかもしれません。

とはいえ、大きく見ると一定の基本的な基準のクリアがされれば販売し始める第一歩を早めに踏み出すことも大切です。

いち早くフィードバックが得られれば改善も早く、すべてが前倒しになるからです。

これは、ハンドメイドの製作にとどまることではありません。

この凄まじきスピードで時が経過していく現在では、「早めの対策」ということは1つのキーワードなのかもしれません。

早く気づけたことがあれば感謝も忘れないことです(^-^)。