チャームペンダントその後。。。完成まで【700】
まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
【695】の記事では、チャーム到着が間に合わず、他のあこや真珠の3連ブレスの製作と一緒にチャームペンダントのベースのチェーンの部分のアレンジのみの状態をお届けしました。
その後チャームがあまりに美しく素敵だったので、今回その続編のような形でご紹介したいと思います。
琥珀/アンバーのマルチカラーが美しいチャームペンダントの完成
琥珀(こはく)/アンバーも実はマルチカラーの展開がある素材です。
鼈甲(べっこう)と類似のように天然樹脂ではあるのですが、鼈甲よりも、グリーン色が1つ入ることで、よりマルチカラーが充実するのがアンバーの魅力です。
よって、私も、調達時にグリーンが際立つようにと意識したものになります。
段差をあれこれ試行錯誤しました。どういった差の見栄えが一番かっこよいかということを考えながらです。
左上はマルチカラーの配置で菱形を形作ったものです。
このような宝石の作りをしてある琥珀チャームはそうそう見つかりません。
その下が、少し隠れていますが、ハートモチーフの花柄が彫られた立体感あるチャーム。
なかなか良質なチャームです。
その下がグリーン色の琥珀の多面カットのしずく型。
多面カットが美しいですし、向こう側が透けるほどの透明感。
そして、一番下はつぼみのようなオレンジ色の琥珀がかわいいデザイン。
925製のつぼみの弁の部分がボタニカルです。
あとがき
今回のチャームはもともとペンダントトップです。
ペンダントトップとしても十分行けるサイズのものも、チャームに集めてリッチ感を演出(^-^)。
琥珀の魅力が集結した素敵なペンダントとしてお使いいただけますよう♪。
<出会い>理想のペンダントやブレスの実現に向けて。。。チェーンのカスタムとあこや真珠のブレスのアレンジ【695】
まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
こんな感じのジュエリーのデザインがあればなあという思い浮かべたアイテムが本気でほしい時、自分で作っていくことが1つの方法としてあります。
特に凝ったことはできなくても、イメージに近いものになれば、なかなか探しても見つからないよりは一歩近づきます。
凝ったものは、既製品だと早く見つけた人がゲットして、SOLD OUTであることも多いです。
今回は、私、レンタルジュエリー事業者が、個性的で充実したお品をそろえるにあたってどうしても見つからなかった2アイテムをカスタム的な感じで作った記録です。
あこや真珠の3連ブレスレット
まず、あこや真珠自体がここ近年入手しにくくなっています。
理想のデザインは、珠の整った照りツヤの良い良質な3連のブレス。
シルバークラスプが素敵で、珠のサイズもそこそこなボリューム感がほしいと探した結果見つからず、自作へ踏み切りました。
3連にしても2連にしても長さが同じでないことが、組み立てとしては正解のようです。
同じ長さにしてしまうと座りが悪く、上に積み重なってそれも上手くいかず、ねじれたままだったりするようです。
けれど、今回、これも一番内側が短すぎて、改めて後日組み直したいと思っています。
また、つぶし玉が頑丈でなくて、華奢過ぎたので、一部割れていて危険です。
つぶし玉もボリュームを出し、テグスも可能な限り太目で行きたいと思います。
このことは、画像だけでは分からないので、私が正直に語ったこの文言で本当の事をお話しています。
ステンレス/925のチャームロングペンダント
この状態ではパーツはすべて、ステンレス。フィガロチェーンです。
遠目過ぎますので、アップの写真をどうぞ↓。
チェーンは首のところに触れますので、金属アレルギーには一番影響します。
それを完全対策するということで、デザイン性に富んだチャームのみ925でそれ以外のパーツはすべてステンレスです。
フィガロチェーンは、私のレンタルジュエリー事業のK18YG、K18WG、PT850などのチェーンでもなかなかレアでほとんどなく、このような80-90cmあるような超ロングは未だに一度も見つけられずにいます。
よって、その分を可能なステンレス製で、ロングサイズ感のあるフィガロを楽しんでいただけると思いながらワクワクしてお作りしました。
あとがき
ジュエリーに関しまして、そのままのデザインをビンテージならではのものと受け止め、その味わいを見るお品もあれば、今回のように、理想のお品をアレンジして作っていくお品もあります。
今回も、あこや真珠の連のブレスの場合の長さの違いなどについては、リフォーム屋さんからご教授いただいたことで、私としてもちょくちょく教えていただくことも多いです。
1点ずつのジュエリーアイテムを活かして3点組み合わせで作り上げる小宇宙はセットを組み合わせる本人の裁量が物を言う【534】
まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
当「本物志向のレンタルジュエリー」では、セットになった1セットごとというラインと「単品」というラインがあります。
全てを単品にしてしまいますと、picturesqueの運営らしさに欠けます。
やはり、セットにすることの意味が多数あります。
多忙さゆえの急ぎ過ぎた判断による失敗、長い時間をかけ過ぎるストレスの解消、迷いを失くしてくれるセットになったことのまとまり、そして「世界観」をあらかじめ演出できることに対しては大いに実感しているところです。
単品ではイメージが乏しく、よほどジュエリーに対して興味が傾いていないと組み合わせには非常に労力が伴います。
そうした大変なことを私が請け負い、元々セットされた3点をそのままお洋服に合わせるだけで良いというのがセット組の特徴です。
このたびは、すべてのセットに名前が付くような、「〇〇テイスト」「〇〇風」というような「ミクロコスモス」を作る3点がそろった価値をお伝えしていきたいと思います。
単品よりもより分かりやすくテイストを感じていただけたら、セット組の効果が一定あったと言えます。
そんなところが実は私が陰でやっていることでございます。
和風テイストの世界観を作っているものは何なのか
1つのセットをこの度ご紹介したいと思います。
このブレスレットは地金のイエローゴールドで合わせるとともに、もっと共通の部分を「形」で示すべく、透かしの葉っぱとリンクした幅広ブレスを採用致しました。
リングがとても難しいのですが、最終決断は、地金だけのものにして、その彫の柄で相性を見つけました。
ブレスの透かしの形、ペンダントの葉っぱモチーフに合う彫柄が全面に有りました。
ずっしりと重みのある地金たっぷりのヴィンテージ感ある幅広リング。
イエローゴールドはよりヴィンテージ感にあふれます。
あとがき
多少、動画内とリングが入れ替わっていますが、動画内の方が初期の頃のものです。
最終的にはボリューム感の不足から2個付けだったところをもっとまとめてすっきりとさせるべくボリュームのあるアイテム1つへ改良し、上の方の写真の極太リングに行き着いています。
そんな風にレンタルジュエリーのラインナップも変遷がございます。
動画との違いもご了承いただくと同時に、この際2倍楽しんでみて下さいませ。
とにかく変更後の組み合わせが常に今の時点の見方の最高だという気持ちで挑んでおります。
素敵なジュエリーの装いにお役に立ちたいとお客様のための組み合わせを陰ながら楽しみながら考えております(^-^)。