私が好きなペンダントチェーン18金3種ご紹介【1042】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、実際にレンタルジュエリーにも取り入れていますチェーンの中で、特に良いなあと思うデザインを3種ご紹介しますね。

3種共に共通するのが、「華やか」である点にある

まずは、これ。

ペーパークリップ:ビッグあずきと私は勝手に呼んでいましたが、ここ最近このクリップの呼び名を知りました。
名前不明:呼び名が分かりませんが、あずきチェーンのようなベネチアンチェーンのような感じ。よくきらめくのは水平でなく、バイヤスにねじりながらつなげられ、パーツの1枚板も彫ったようなへこみがある感じです。とても良くきらめきます。
名前不明:K18YGとK18WGのコンビ。パズルみたいに合体したパーツのチェーンでやや幅広です。やや柔軟性が無い面もありますが、何より素敵です。金銀ツートンコンビのチェーンはこれをきっかけに目を向けるようになりました。

これら3種のチェーンが演じる役割

今回の3種というのは、どれも華やかで存在感があります。

出番としては、トップがシンプルな点をチェーンで華やかさを加えるといった目的に使っています。

どれも柄みたいですので、つるりとしたトップに対してはこの柄のようなチェーンが相性が上手くいくと思います。

気を付けたいのは、トップが十分華やかなのに、このようなチェーンを合わせたことで、混沌としてしまい、本来のそれぞれのトップやチェーンの良さが分かりにくくなることは残念です。

よって、バランスを考えた使い方となると、今回のようなチェーンは華やかさを加えたい時の目的で持ってくることをお勧めとしたいと思います。

ただチェーンだけのネックレス使いであると、単独では平凡になると思ってそういった使い方はしない方向です。

やはりそこも、トップあってのチェーンという関係だと思います。

その他、パイプロープチェーンは、その存在感から複数レンタルジュエリーに取り入れていますが、重複しないように長さをどれも変えています。

60cm、70cm、80cmまでに及ぶ複数の展開でそれぞれペンダントトップとのバランスで合わせています。

今回ご紹介の3つは 結構レアなチェーンでしたね。

珍しいからこそのお気に入りなのかもしれません。

あとがき

チェーンは、ペンダントというアイテムの半分を占めていると思っています。

バランスの良くないペンダントを見ることがよくありますが、チェーンが取って付けたように華奢です。

チェーンは、トップを支える重要な役割であり、メインではないにしろやはり目立つものです。

しっかりとした良いものを選んでいます。

<ご紹介シリーズ⑤>ダイヤモンドという言葉だけにに踊らされないレンタルジュエリーへのストーンの採用【1022】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、当レンタルジュエリーである、「本物志向のレンタルジュエリー」の特徴や内容をご紹介しますシリーズの第5回目:最終になります。

最後は、人気の「ダイヤモンド」のお取り扱いの方針についてです。

お取り扱いというのは、大切に触るとかそういうお取り扱いではなくて、ここでは、「採用の仕方」になります。

希少価値があるとはいえ、なぜか多いダイヤモンド。

その中からなぜ、これなのかなどがはっきりとお伝えできる「良き出会い」を大切にしたチョイスになります。

ダイヤモンドは大粒は困難、面積を多くとったものを採用

カラーストーンの場合は、例えば、アメジストの50カラット越えは当レンタルの中にもございます。

それもかなりのビッグサイズのもので特徴がありますが、ダイヤモンドはその点他のカラーストーンに比べて希少価値が高い部分です。

大粒というのはなかなか出会えませんし、とうに博物館行きになっていることでしょう。

それで、パヴェダイヤモンドの(小粒が密集したもの)大きい面積のものをよく採用しています。

パヴェもカットによっていろいろ雰囲気が変わりますので、バラエティーに富んでいます。

カットの違うものを配置したりなども個性的で素敵です。

そして、活躍するのが、やはり地金の台やチェーンになります。

特にpicturesque(ピクチャレスク)では、チェーンはボリュームあるものに選定しています。

ただの機能と思いきや、これが実はデザインの一部だという考え方をしていますので、かなりペンダントチェーンに関しましては重視しています。

全く同じ物がなく、チェーンの種類も展開を多くして、長さもレアなロングチェーンも多数取り入れています。

ロングチェーンはペンダントトップがアクティブな雰囲気に揺れる点が素敵です。

3ct越えのダイヤモンドは単品へ

3アイテム1セットのコーナーと単品コーナーがございまして、同じお値段です。

そうしますと、当然単品コーナーは高級ということになります。

ダイヤモンドはセットの中では、2ctくらいまでのもの、単品だと3ct以上あるものと決めています。

このカラットですが、元は重さですが、たくさんパヴェに集まったものは自然とctも上がります。

面積が広く使われて敷き詰められているものは粒の数も多いので重さも増して、カラットもアップしていきます。

たくさん集まったものは、全体で表示しますので、そうなるわけです。

単品も単品ずつがセットにしやすいように増やしていくわけですが、増えたときには、セットにしても良いなあと思っています。

それはゆくゆくの夢ですが、実現に向かって目指していくつもりです。

ダイヤモンドのカラットは重視していない

上述で、単品にするものとセットにするものとでダイヤモンドのカラットを決めているお話をいたしましたが、これは一般的な見方としてはどうしても必要だと思っています。

しかしながら、私の本当の思いとしては、ダイヤモンドのカラットは無関係です。

あくまで、おしゃれにかっこよく身に着けられるかがゴールだと思っていますので、カラットの値が良いゴールになるとは決して思いません。

変な固定観念は時には余分なことです。

1ct未満であっても、他の地金やカラーストーンとの組み合わせで素敵になることもダイヤモンドならではのすごさであり、良さだと思っています。

時には名脇役として大活躍するダイヤモンドの存在

ルビーやサファイアがぎっしりと設置されたジュエリーを見たことがあります。

しかしながら、雰囲気は重くて強い印象なんです。

やはり、間にダイヤモンドが少しずつ入るデザインというのは、目に映るその様相が優しいのです。

もともとダイヤモンドがそれほど好きではありませんでした。

それは、色が透明でお洋服に合わせにくいからだと長い間考えてきました。

しかし、レンタルジュエリーをさせていただく中でお客様からのお声でダイヤモンドのニーズを知り、今まであまり目を向けてこなかったダイヤモンドもよく見るようになったのです。

元々ダイヤモンド好きではなかったからこその冷静さはありますので、余計にデザイン重視で、カラットの値をそれほど気にしないという見方になるのかもしれません。

あとがき

私がどうこうよりも、お客様の方がはるかにお目が高いのだと思っています。

いろいろ勉強させていただくのはこちらの方なのかもしれません(^_^;)。

私としては精いっぱいのお洒落なコーデに向かったジュエリーをチョイスしてご提供してまいりますので、是非ご利用どうぞ(^-^)。

商品一覧には、準備中の物も常にありますが、途中の様子も見られるのが、なんとオープンなやり方であることかという点です。

ご覧いただくだけでも楽しんでいただけるかもしれません。

下↓にご案内いたしますね(^-^)。

本物志向のレンタルジュエリーこちら

ネックレスの長さ4種、粋なジュエリーコーデを作るためのペンダントチェーンへの注目【673】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーの中でペンダントがありますが、ペンダントトップのみに注目はするものの意外とチェーンって見落としがち。

既製品も取って付けたような形だけの極細物だったりすることがとても多いです。

実は、チェーンこそ高額で、とっても影響力のあるアイテムだということをつくづく思います。

そのことから、レンタルジュエリー業者である私としては、チェーンも1アイテムとして別で調達しております。

今回は、ネックレスも含む、チェーンの長さの4種をご紹介しますとともに、使い分けの効果などのお話をさせていただこうかと思います。

ネックレスチェーンの4種の長さとその名前

ネックレス用のWEBトルソー(picturesque作)

主に4種のネックレスの長さがあります。

規格外ももちろんオーダーメイドなどで可能だとは思いますが、一般的な既製品の長さは次の4種の中に納まります。

ネックレスチェーンの主な長さ4種:左上から短い順に、「チョーカー」、「プリンセス」、「マチネ」、「オペラ」という名前が付いています。

では、短い順番い1つ1つご紹介です。この記事ではごく簡単にご説明いたしまして、YOUTUBE動画を最後に貼りますので、そちらもどうぞ(^-^)。

チョーカー:36cm-40cm手前までくらいの首に沿った短い長さ。

個人的に、とても好みなカッコイイ長さだと思います。

視線がいち早くいくような際立つジュエリーになります。

ただ、首の太さが人によってまちまち。

私もどちらかというと頑丈な方の首で、35cmはきついです。

けれど40cm以上は、もうチョーカーの首に沿う良さが変わってしまうので、首のサイズは違えど、やはりめどとしては、40cm手前までという範囲でしょうか。

プリンセス:もっとも基本的な一番数多く出回っている安定した長さかと思います。ジュエリーが本来お出かけ用などの特別であることの象徴のようなトラッドな、ネックレスが一番ゆったりと座るような着け方になります。長さは40cm-45cmあたり。
マチネ:長さは、50cm-60cmの、いわゆるミドル丈といったようなサイズ感です。これくらいから少しレアになってきて、チェーンが数が少ないかなと思います。50cmはまだあるにしても、60cmがぐんと数が減るような気がします。
オペラ:長さは、70cm-80cmあたりのロング丈と呼ばれるような長さです。入手困難気味な長さですね。

長くなれば、地金価格のグラム数にそって、当然高額ですが、ロングの魅力はつきません。

私としては、ロング丈は大変粋(いき)なコーデができると思う長さです。

YOUTUBE内ではその辺りの、好みのお話なども語っておりまして、是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

あとがき

いろいろな長さがあると使い分けも豊富で便利です。

けれども、ビンテージ好きな者が思うこととしてはレア感に価値があります。

そうすると、やはりいち早く入手していきたいのが極端に短いもの、極端に長いものということで、チョーカーとかオペラになります。

けれども重ね付けなどで他のプリンセスやマチネの役割も重要ですね(^-^)。

プラチナネックレスやブレスのチェーンタイプの刻印が決まってPT850である理由は強度を意識した強靭さの追求である【558】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

プラチナが宝飾品によく使われ出したのは金や銀よりも比較的後。

その理由として、「金や銀よりも融点が高く、溶けにくいので敬遠されていた」というような一説があります。

しかし、ダイヤモンドとの組み合わせに、とてもマッチした地金として選定され始め、ダイヤモンドには決まってプラチナを組み合わせるというような地位を確立。

ダイヤモンドの指輪、ペンダントなどの台には、確かにプラチナ台であることが多いと思いますが、そのような経緯があったのです。

さてこのたびは、そのプラチナと一口に言っても、ジュエリーアイテムの別によって、PT900とPT850の刻印に分かれている理由を自主研究致しました。

特に、学ばせていただくことの多かった、本、「彫金-手づくりジュエリー-の技法と知識:秋山勝義・飯野一朗 著」は、ずばりその理由が書かれています。

有難く知識をしっかりと受け、さらに私の中でよく咀嚼し、自身の体験やエピソードの事実を盛り込みながらアウトプットしてまいります。

チェーンタイプのネックレスとブレスにはPT850の刻印、リングやペンダントトップなどの動きが無い造形タイプにはPT900という分かれ方の理由

プラチナチェーンネックレスの刻印:ダルマ板にPT850の刻印が見つけられました。

まプラチナに関しては、生粋のプラチナだけでできている場合、プラチナ100%を「1000」という数字で刻印表示されています。

この生粋の材料でできたものが実際どのような状態かというと、柔らかすぎて、とても宝飾品として使うにはふさわしくないようです。

確かに、過去に、プラチナの指輪が変形しやすかったり、透かしの部分がすぐに折れたりしたのを見せてもらったりしたことがあります。

もともとプラチナ、金、銀というのは、どれも柔らかい素材なのです(ハサミで簡単に切れたりします)。

だからこそ、綺麗な装飾を形作ったりなどの融通が利くとも言えますが、その反面丈夫な素材とは言えないのです。

そんなことから、75%の純金を使って、残りの25%は、強度のある割金を加えた合金である18金(K18)とかシルバー925とか、PT900,PT850などというように、割金の力を借りて、全体を丈夫な硬いアイテムに作り上げるものだということです。

ただ、プラチナだけの100%ものジュエリーが全く存在しないわけでもありません。た

たまに、PT1000なという刻印もレアものとしてあります。

マニアにとってはとても貴重なお品としてそれも希少価値がある存在にはなるようです。

1点ペンダントトップでPT950という刻印のものがありました。

これもある意味レアです。

このペンダントトップがPT950でした。

ところで、PT900、PT850というこの差は、あまりイメージわきにくいかもしれませんが強度の上では随分大きな差のようです。

ということで、ますます、PT900、PT850の使い分けが気になっていたところでした。

そして、この使い分けの違いの理由を学びました。

PT850はPT900よりも当然硬いということになります。

純プラチナのPT1000とか、PT999などがとても柔らかいので、数字が低くなると硬くなっていきます。

PT850未満は、割金が入りすぎて、もはや天然の域を超えるということでしょうか、このPT850のラインがハイジュエリーの中では良質さの評価の基準だと見て良いでしょう。

ダルマ板がありますが、そこに刻印がPT850が打たれていることがほとんどです。

ダルマ板を使うアイテムというのがチェーン類。

ネックレス、ペンダントチェーン、ブレスです。

つまり、本にもそのことが書かれていまして、「チェーンというものは、引っ張ったりなどの圧力がとてもかかる場所であるので、柔らかいと破損に繋がるリスクが高く、硬さが求められるので、PT850がチェーンに選ばれる」ということでした。

なるほどですね。

実際にジュエリー類のアイテムを1つ1つ見たところ、ペンダントトップや、リングのような造形タイプに関しては、PT900というのがほとんどでした。

チェーンがいかに圧力がかかるようなアイテムなのだということが間接的に分かります。

また、「PT900」である理由として製造には装飾しやすいからなのではないか、かといってPT1000ではへこみや傷みが付きやすいからある一定の割金をバランスよく入れたPT900になっているのではないかと。

↑これは本には載っていなかったので私の予想でしかありません。

あとがき

プラチナはホワイトゴールドと近づけて比べるととても白いことが分かります。

K18をイエローゴールドだけでなくてホワイトゴールドにも展開していった理由というのも、「プラチナが少なくしか入手できない時代にその代用として作られたのがきっかけ」だとリフォーム屋さんが教えてくれました。

ゴールド色だけでなくシルバー色も愛用したいニーズの高まりだったのでしょうか。

今では大変人気の地金がK18WGです。

しかし、厳密にはプラチナとはやはり違います。

プラチナはとても白い、もっと暗いグレーがかった方がK18WGです。

その白さをより出していくためにK18WGには、決まってロジウムメッキという仕上げがされているものなのです。

ということで、この色の微妙な違いも、ペンダントとチェーンという近い位置にあるアイテム同士はせめて揃えたいと思ったきっかけになりました。