さすがにこれは量産品では見かけない、ハンドメイドで必要な数だけ作る好きな布製のコスメペンシルキャップ【1296】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

過去に、はぎれを使ってコスメケースのセットを考案してきました。

ファンデーションケース、シャドウケース、ペンシルケースと。

その中でペンシルケースに関しては、いったん一部屋ずつの差し込み式のタイプを作りましたが、実際に使ってみるとあまり腑に落ちない使い勝手だったのです。

マジックテープが留め具。この留め具を外すと。。↓
ペンシルのお部屋の仕切りのあるタイプでした。

きちんとした様相はしていたのですが、使い勝手は良いものではありませんでした。

いちいち差し込む作業や抜き出す作業すら手間だというのが正直な感想です。

このしっかりと場所が決まっている良さもあるので好みの違いですから良くないわけではないのでしょうね。

そうして、今一度、まとめて入れるペンシルポーチを裏地付きで作ってみました。

ニットの素敵な生地がうまく形が出ないという新たな悩み

ラインが失敗のペンシルポーチ:<サイズ>縦7cmx横20cmxマチ無し。

横のサイズは既製品のYKK様のファスナーに合わせました。

どうでしょう、このいびつなライン、とても残念です。

ニットが伸びて少し変形気味であることや逆に引っ込んでしまって飛び出していない角などの影響で美しいカーブが出ていません。

また、ファスナー周辺のステッチの向きに工夫が無いので、そのまま単純に縦に走らせただけでは、ファスナーの先端や縫い代が混沌とs集まってしまい、変な形になってしまいました。

元の型紙を見たらとてもも驚かれると思います↓。

この型紙が、まさかの上のようないびつな形に出来上がってしまったのです。

型紙の角のカーブも半径5cmの円の一部を美しく利用したものです。

本来自然で緩やかな優しいカーブであるはずがあのようにいびつに出来上がる理由を探しました。

裏地付きの仕様でよりラインが曖昧になっていることや、ひっくり返しの作り方の曖昧さがとことん出たのだと思います。

もともとひっくり返し方法はラインが綺麗に出にくいことから採用していなかったのですが、最近製作の巾着袋の影響で、返し口を裏地の底部分に設けたやり方でトライしてみたのです。

確かにやり終えることはできたものの、まるで話にならない出来となってしまったのでした。

ポーチはひっくり返しだと裏側が混み合い綺麗にラインが出にくいことが多いです。

だからといって頑丈には作りたいのでステッチもしっかり入れていくのですが。。

今後の研究にしたいと思います。

どんな生地にも対応できるような作りを目指すとなると、返しをしないやり方の、プレート型が良いのではないかと思います。

あらかじめ表地と裏地を板のようにひっくり返しで作っておいて、最後組み立てて縁から2-3mmを地縫いするというものです。

これにも課題はあるのですが、ラインははっきりすると思います↓。

過去に作ったプレート組み立て型のペンケース:ひっくり返しをしないやり方で作りました。
これはこれで組み立てがぴったりと重なる必要があるのですが、フォルムははっきりとしたものになります。

粉で汚れが他に影響しないような「キャップ」の製作

さて、次にペンシルの汚れ対策です。

結局、冒頭の1部屋ずつの収納型の場合にも汚れは付きました。

シャドウの粉がポーチ内を汚すのです。

これも発想の転換。ペンシルにキャップを作ってみるということをしました。

シャドウチップやブラシ用のキャップ:<サイズ>縦5.5cmx横3.5cmxマチ無し。

これは、ペンシルポーチの裏地に使った花柄ジャガード生地で作りました。

やや横幅がダブついているように見えますが、実際に狭過ぎるとブラシ先を傷めますので、これくらいが程良いみたいです。

このキャップ案はなかなか画期的。

おそらくキャップはなかなか量産品でも見つからないでしょうから、ハンドメイドではぎれを使って作る価値がありそうです。

今回四角デザインで作りましたが、カーブがかったデザインとかフリルやレースを挟み込んだりしてお洒落に作ることへアレンジできそうです。

キャップが動物の顔になっているというのも愛着がわきますね。

キャップの型紙:とても単純な型紙です。
縦の長さはもう少し長くても良いかもしれません。

結局は使う中で心地よく感じるかどうかが大切である

今まで、いろいろデザインを変えてきても着地場所はなかなか見つかりませんでした。

自身が腑に落ちていない証拠だと思います。

こういったものも、一度作ると案外長持ちです。

やはりしっかりと良いものを作っていきたいと思っています。

過去の私が腑に落ちなかったデザインがもしかしたら価値観の違いで他の方は良いと思っていただけることもあるかもしれません。

そうしますと、こうして記録に残しておくことも重要だと思っています。

私の判断がすべてということはありません。

いろんな考え方があっていろんなデザインが受け入れられているわけですので。。

あとがき

まだ、今回の製作には続きがあります。

ペンシルポーチをしっかりとしたラインに作り上げること、そしてペンシルキャップも違うデザインで作ってみたり、長さの変更をしてその使い勝手を見てみたいと思います。

とにかく、ハンドメイドも作り続けて研究し続けていくことです。

久しぶりに手を付けてみた小物類も、過去ではそこまでで精いっぱいであったと思われたところから、その後のいろんな経験によってまた発案があったりするところに自身でも驚きます。

結局はシンプルなことなのかもしれません。

とにかくその〇〇道という道をずっと歩んでゆくことです(^-^)。

いろいろハンドメイドで作ってはいるけど、実際にどんな風に収納しているの?その風景は。。。【1029】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、「はぎれ」で製作したペンシルケースとかファンデーションケース、シャドウケースを実際の使用場面でご覧いただこうと思います。

結局は使い勝手ですので、ケースそのもの云々よりも、その後の使用の様子が一番大切になるかと思います。

自分で使わせていただいて、改良とか課題を見つけていくことも必要だと思っていますので、そんな研究を兼ねた収納風景をご覧くださいませ。

実際の収納の風景とそもそものコンセプト-ブランドポーチを持つ人への補助的なお品のお話

ハンドメイドバッグを製作している者ではありながら、実はブランドバッグが好きです。

特にビンテージの流行の無かったデザインをむしろチョイスして、大切に持っていくことに重きを置いています。

そんな趣味嗜好の自分が、コスメポーチ自体にもこういったものを好んでいます↓。

ここ近年、何か白x黒コンビに惹かれる私です。真っ白に黒アクセントのとってもシンプルな巾着袋へ化粧品を詰め込んでいます。
こういったコスメボックスに上の巾着を入れているのです。収納好きなので、入れ物選びには余念がないかも(^_^;)。
巾着の中身は、自作のハンドメイドミニケースが複数。こういた入れ方をしています。なかなかアバウトですが、ミニケースのおかげで安定します。

私の場合、よくある中くらいサイズのポーチは製作品には入れません。

ブランドポーチに入れる時の補助としてミニミニケースを製作しているのです。

それぞれに、細長いのはペンシル類、その下は、以前のデザインですが香水を、そして、上の青色は、ファンデーションケースです。

こうすることで、ブランド袋を汚すことがありません。

必ず補助のミニケースへ入れるのでミニケースだけが汚れるということになります。

よって、ウォッシャブルな素材選びが望ましいわけですが、そうやって、好きなブランド袋を長持ちさせるも自分次第。

こんな趣味嗜好に共感いただける人には納得いただける部分かもしれません。

あとがき

今回の収納の仕方は、私の場合の例ですが、全く同じでない方もいらっしゃるかと思います。ただ、ブランド様のこういったミニミニケースが存在する様子はなかなか見られません。

なので、表にはあまり出ない、内側にあるミニケースの部分を高級はぎれで素敵に作ったらと思うと、ブランド様の入れ物にご一緒させていただいてもよろしいのかなと考えました。

長い目で見て、ブランドの入れ物もコスパが良い物に長持ちできますし、洗いながら使い、ハンドメイドミニケース自体も活躍できると思います。

小さいものでありながら、立派なバッグと同じような作りと、接着芯をちゃんと貼って手を抜かずに作ったものになります(^-^)。

いずれコンテンツ化していくペンシルケース、飾りのアレンジで違った雰囲気の製作【1028】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回、コスメケース類のペンシルケースをはぎれで作りました。

仲間のケースとして、ファンデーションケース、シャドウケースというのがありますが、

それぞれ、デザインが大きく違うので3種ということに分けています。

今回は細長いペンシル専用のケース。

マジックテープで入口を簡単に留め、開け閉めはスムーズでそれぞれのお部屋へいろんな太さ、いろんな種類のペンシル類を入れる使い方です。

金属リボンパーツを飾ってみた製作

<コスメペンシルケース>最低限ペンシル類が入る持ち運び用にも使えるものです。縁の反りが気になりますが、この原因を研究して解消できるのかどうかは今考え中です。巻き薔薇を飾ろうとも思っていたのですが、この金属のゴールドリボンパーツがかわいかったので今回登場させてみました。巻き薔薇と同じ事業者様からの購入です。リボンのデザインのセンスがとても良いです(^-^)。
実際に中に新品ストックのいろんなペンシルをシュミレーションして、入れている様子。

まだ、仕切りの幅をしっかり決定していませんが、一番上のチップは細くても、反対側にもスポンジが付いていて、あまりに狭いとスポンジが外れたりなど損傷があるので、ゆとりが必要です。

あと、ここには登場していませんが、太目のチークブラシのようなものも入れたいと幅のある仕切りも設けました。

太いのを1本入れてもよし、スリムな物を2本入れても良しというように融通が利くと良いのかな。

あとがき

はぎれも、素敵なはぎれを。。と組み合わせなどにも力を入れています。

表地はフクレ生地で畝が美しい黒無地。裏地は、衣装用のラメ入りのサテン地のパープル。

やはり、大量生産のずらりと並んだ〇〇店様のポーチ売り場がライバルと言えます。

きちんと綺麗に作るのはもちろんではあるのですが、1点物への拘りは欠かせません。

そして、ペンシル専用というのは、ざっくりした、ポーチというアイテムへ入れて使うものという点がミニサイズの世界です。

それでも、使い勝手が良い用に充実したものには最大限考えていきたいと思います。

大きな目で見たときに、その素材などや、仕切りの数とかアレンジしていくのは、お客様が自分で考えた方が充実感も2倍です。

いずれ、冒頭のお話のように、コンテンツ化してこの作り方などを参考に、myペンシルケースなるものを作って行っていただく未来を考えています。

コスメペンシルケースの改良版を初製作した結果の自主チェック【969】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いかに手間を省いたかが重視される大量生産の日用使いの布製ポーチに対しては、とてもライバル視しています。

それは私の製作するものがそれと対極にあるからです。

大量に作るために手間を省くというのは最終的にユーザーにとっては不利益をもたらします。

すぐほつれる、破損などが短い期間で起こり、長持ちしないお品ということになりかねません。

それに対して、手間をじっくりかける製作ができるのも、私のような1個人しかないのかもしれません。

会社形態で大勢で挑むビジネスではどうしても大量生産でないと従業員様に配るお給料すら確保できないので、結局そういった工賃の部分での節約などで工夫することになるモデルとならざるを得ないのです。

そういう見方をする中で、私としては、いかに1個人のちっぽけな規模の人達が今後きちんとした良質なお品がそのまま付加価値となったような本来あるべき姿の物品が作って行けるのかということを広めたいと思っています。

大手が難しいことを超小規模の個人が大勢でやることで可能であることが最大の強みです。

コスメ用のペンシルケースの改良版の製作の自主チェック

コスメ用のペンシルケース:<サイズ>縦5cmx横18cmxマチ無し(実際はふんわりするので1cm弱のマチに空間ができます)

素敵なシティ柄(私が命名)です。もともとカーテン生地。

パリの風景を描いたパステルカラーのマルチカラーが素敵な生地のほんのわずかなパーツを使いました。

風景も全体柄なので、どの柄の部分を切り取るするかで、雰囲気も変わってきますね。

ポリエステル/100%、日本製です。最初この柄を一目見て心が躍りました。

なんてすがすがしい素敵に柄なんだと。シティポップの音楽が似合う、そんなイメージの生地だと思いました(^-^)。

今回の場合裏側に車の絵もありましたが、「わ」になることで、オレンジカラーの車は反対向きに映ることがあります。

パンプスを重視したわけです。

広げている時は車は成位置。
収納時の「わ」の状態では、車がひっくり返ります。・・・柄の向きがある生地に関してはこういったことも考慮して柄を選んだり、正面に来る柄をチョイスしたりします。

さて、こういう出来上がりの状態で、実は、今回のお品は、裏地が活躍する場面が大きくあります。

「わ」の状態で収納していても裏地がわずかに見えます。そんな日常遣いの1シーンも想定するとこのチラリとのぞく裏地の役割は大きいです。白地には差し色になっているからです。

裏地で出来上がる内蔵・機能部分のチェック

では、その裏地部分をさらに機能や役割の面で見ていきます。

ペンシルを挿すお部屋を設けています。お部屋の仕切りはミシンステッチで裏地になじむピンク糸で行いました。

ここで注意したいことは、両サイドに関しては、ステッチを縫い代を確保する前に行うために、縫い代である1cmを余分に足した分量でお部屋の幅を決めるということ。

ちょっとその点私はミスをしてしまい、両サイドとも、太目めのペンシル(太筆のチークブラシのようなもの)を入れるために大きく分量をとったつもりの3cmでしたが、縫い代1cm分を足しておらず普通の幅になってしまいました(^_^;)。

しかし、なぜか、右から一つ内側が2.5c巾で広めにできていたので、ここへ太いブラシが1本入ります。

全体で言えることは、最低でも2cm幅は確保した方が良いです。ペンシルは細いものでも意外と立体的。

このペタンコでステッチをする手法ではマチがないので、膨らむから余分にその筆の厚みを横幅で見込む必要があります。

もし、このお部屋の数の5本よりももっと多いという場合は、1部屋に2本ずつ細いものを入れることができるよう、1部屋の幅を2.5cmくらいにして、本数を確保することも工夫すると良いです。

とにかく、幅も何となくよりは、しっかりとサイズを決めた方が後の使い勝手には大きく影響するものということが分かりました。

あと、私は、この向きに間違えてしてしまいましたが、横向きで出し入れすることが多いです。
私は左から入れるので、この出来上りは、反対です。
左向きで出来上がるようやったつもりが反対ということでかなりショックですが、ひっくり返しのタイプの作りなので、その点はよく想定しなければなりません。

出来上がった時にどういった向きになるのかがとても苦手です。

何か、IQテストみたいな図形の展開の問題のようですね(^_^;)。

これも、苦手であっても慣れることで、しっかりコツを見極めていくしかしょうがないです。

最初にそれが分かる人はすごいと思います。

実際に使うシーンで起こるストーリーの想定

友人とのくつろぎの最中にメイクボックスを広げるシーンってありますよね。

その時に、「あっ、かわいい♪」なんて言ってもらえるのも、この広げた時の裏地の素敵さではないでしょうか。

今回は無地の差し色みたいなピンク色を持ってきましたが、これが、小花柄だったり、素敵な生地だとすると、なおいっそうその役割は「おしゃれ」という点では大きいと言えます。

あとがき

もっと多くの生地でこのペンシルケースは作って行きたいと思います。

同じデザインでもかなり生地によってイメージが変わる楽しみがあるかと思います。

実際私も以前の試作の段階のものを日常生活で使わせていただいておりまして、大変使い勝手の良さを感じています。

今まで、1つのポーチにごちゃごちゃに入れていたペンシル類だったのを、お部屋を決めて入れることで、ピンポイントに、あさらずに取り出すことができます。

よって、キズも付きにくく、良い状態のままで出し入れできることになります。

それが、わずかですが、探す時間の無駄や、なかなか見つからないストレスを少しでも和らげてくれるものになりそうです(^-^)。

ハンドメイド製作したコスメケースを実際のメイクの場面で使った中での新たな発見【736】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイド製作で「コスメケース」をお作りしています。

主に、ファンデーションケース、シャドウケース、ペンシルケースの3アイテム。

当初から徐々に改良をしていき、いかに使い勝手がよく無駄のないコンパクトな、それでも十分に必要な分が入れられるということを考えながら変化しています。

現在もシャドウケースをデザインを少し変えるところの手前で小休止していますが、いずれ新しいデザインで作っていきます。

その改良途中ではありながら作ったサンプルを実際に自分で使ってみて、その中で新たに発見したことなどをお伝えしますのが今回の記事です。

ポーチ内のケースの位置づけの様子

ブランドのスエード製の大きめのポーチの中にハンドメイドしたケースをこのように入れています。奥にファンデーションケースが、手前の白はペンシルケースです。

私のお作りするコスメケースのターゲットとの人というのが、ブランドが好きな人です。

それは私と同じような似た好みということになりますので、このように私がバレンチノのビンテージのスエードポーチに入れている様子が似たようなシーンが重なる部分の方に響けばと思っています。

ブランド品は高価ですので、コスパ良く長く使いたいと思うものです。

コスメポーチであっても決して安いお品ではないです。

ですから大切に長く使いたいと思うのが自然です。

そうしたところから、作りの良い、高級な内側の部分が汚れないように、直接粉の付いたスポンジや、チップやブラシを入れないというのが長持ちで気持ちよく常に使っていける秘訣。

そうしたことから、布製の、汚れたら洗えばよい素材に一度ケースとして入れて、それをポーチinポーチするという使い方を想定。

実際にメイクをしてみたことからの新たな発見

ペンシルケースの中身:使う順番で並べるとスムーズですね。真ん中の当たりのシャドウチップやシャドウブラシに粉が付いていて、それが、ケースの白い部分に茶色く付きました。これが直接ブランド物のポーチ内に付くと気分が違ってきますね。

気持ちよく使えること→長く使えることにつながるのではないかという私の考え方を込めました。

汚れても、ポーチの内貼りからは守られる、気になれば、定期的に洗えばよい。。

今回の私のブランドポーチなどは、丸洗いしてしまえば、一気に素材が傷みます。

スエードはデリケートでただでさえ傷もつきやすい素材のようですので、そのまま何も手を加えたくない、そんなところへお役に立てればと思いました。

ファンデ、シャドウ、ペンシルケースの存在のもう1つの効果

以前にバラバラで直接ポーチに入れていた時は、シャドウのフィルやファンデーションのフィルが割れたり、探すのに時間がかかりました。

しかし、こうして、布製のケースにふんわりと守られると、存在感が増し、探しやすいということも発見。

特にペンシルケースは、使う順番に並べて収納しておけば、作業がスムーズであり、ガチャガチャ探す手間が省けます。

いろいろ探しているうちに、粉がペンシルの蓋や本体に付いてさらに汚れが広がるという負の連鎖が解消できます。

すっきりと心地よく持てるということに幸せすら感じます♪。

あとがき

YOUTUBEの動画内でも最後にお話させていただきましたが、作り手の製造者というものの責務としては、お客様の手に渡った後の使い方の面にもよく気を利かせ、場面を想定していくことが1つあるかと思います。

そうしたことで、机上の空論のような大きく実際の場面とかけ離れたことを企画してしまうこともなくしていきたいと思っています。

化粧ポーチにすっぽり入れて使うコンパクトながらお部屋が充実のペンシルケースの完成【705】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前【689】では、化粧用ペンシルケースの改良途中の場面のご紹介でした。

今回は、いったん完成した改良品に至ります。

【689】の時とどう変わったかの比較も興味深いと思います。

そんな比較の写真を交えながらご紹介したいと思います。

ポケットの深さの増大と片側のみにした改良部分の比較

【689】の記事内での試作品:試作ということもあって変な縫い目が左に出ています(^_^;)。
当【705】の記事内の完成品:かなりすっきりとなってきました。実際にペンシルを7本入れているので立体的です。このまま化粧ポーチに入れることが目的です。

見かけはそれほど変わっていません。

ただ今回、カーテン地の厚みの原因もありましたし、両縁がラッピング始末になりました。

内側に折り込むと膨らんでしまい、綺麗な線にならないからです。

真っ白ってなんか逆に個性的ですね。余り生地ならではの面白さです。

以前は両サイドにポケットを付けて充実させようとしていましたが、何か混沌としてしまい、ペンシルをフルに入れると結局互いに邪魔に。。。断然片側のみが使いやすいと思いました。ポケットも浅くて不安定ですね。
今回は、ポケットが深くなり大変安定しました。そして片側だけなのですっきりとしています。

今後の課題と使用シーンについて

もともと両側でポケットの数を充実させようとしたことを半分の片側のみにしたわけですから、当然ポケットの数が減りました。

この縦の幅は変えるとコンパクトなケースが実現できないので、できるだけこのままのサイズでポケットを充実させるための工夫という難関が今後の課題です。

それほど化粧に凝っていない私でもペンシルが7本あるわけです。

そして、シーン。手持ちのすべての筆類を携帯用に持ち運びして化粧直しに外出先で使うのかということです。

上述のような化粧には無頓着寄りな私の例だと、化粧直しにペンシル類を使うことがほとんどありません。

リップとか乳液、ファンデ(粉)、口紅くらいです。

ということは、携帯用には少なくて良い、もしくは、逆にそのまま持ち運んで入れ直しなどをしなくてよいように。。。などが今現在浮かんでいる使い方です。

そうなんです。「使い方」についても作り手としてはご紹介していくのが使命かと思っております。

あとがき

「技術と機能」これを高めていくことが、結果某ブランドさんのような、「アイコン」部分の豊富なお品になるのです。

パッと見て、この作りはあそこのブランドの物だな、らしいなあと思うことがすでにアイコン化が定着しているというもの。

この他には、ファンデーションケース、シャドウケースなどの割れたくない粉もののフィルを守るのを兼ねた収納のミニケースが控えています。

また、順次ご紹介してまいりますね(^-^)。

ポーチの海に配置する船のような存在でありたい、ペンシルケースの製作【689】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

コスメケースというコスメポーチの中で使うようなミニミニケースを型をいくつかに分けてデザインしています。

ファンデーションケース、シャドウケースなど特にフィルが割れやすいものは、ポーチの中で粉まみれにならぬよう、衝撃から守られるよう、クッション的な役割の裏地の付いた仕立てのミニミニケースに入れようという企画です。

このミニミニケースの中で、ペンシルケースというのを今回改良していきます。

結果はまだ改善点があり、次回へ持ち越しますが、何となく雰囲気出来てきました。

広げられるけれどコンパクトにもおさまるデザインのペンシルケース

コスメケース企画の中のペンシルケース:黒白のタータンチェックの余り布で作ってみました。

留め具は真ん中でマジックテープのタブ。

まだ、試作なので、左の方に変なステッチが入っていますが、今後このステッチは、中側に隠れます。

これが、収納する時の様相です。では、中側見ていきましょう。

ペンシルケースの中側:まだ完成品ではないので、ここから変わっていきますが、そもそもポケットが浅すぎます。そして、両サイドに取り付けるのを、片側だけにした方が融通の利くものになると今後片側のみにしていきます。

お化粧に対してこだわりのないシンプル傾向の私でさえ、これだけの量のペンシルが存在します。

すべて実際に使っているものばかりなんです。

これらを一度にまとめて、いかに使いやすくストレスなく使っていけるのか。

そんなことを追求しながら、次回当たりには完成型になるよう製作していきますね。

特に凝ったデザインでもないこの平凡なすっきりさというのもそういうテイストなんです。

あとがき

大きなコスメポーチというのは、そのままいろいろ入れ込むと、ガチャガチャと探すことでぶつかり合い、フィルがくずれたり、汚れたりすることが多いです。

この何とも嫌なストレスを解消するとともに、すっきとしたインテリアのような収納、まるで海原に浮かぶ船のようにふんわりとしたお部屋になればと思います(^-^)。

コスメケース3点セットの中で廃止したペンシルケースを新たに考案の回【656】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前に、コスメケース3点セットというのを考案しまして、ブランドのかっこいいコスメポーチの果たしきれない役割を私が担おうということで始めた企画。

よって、私は、化粧ポーチというのはお作りしておりませんでして、はぎれを使ったもっと細かな、ポーチの中で使うケースというものを考えていくポジションにたずさわろうと決意。

これで永久だとかつては思った2年前のコスメケース3点セットも結局は改善の時を迎えています。

出品する機会を失っていたこともありますが、やはり少しはアップしていたので、あまり反響がなく、永久だなんて思ったのがいかに自分だけの目線だったと気づきます。

ということで、実際に私が自分で本当に使い勝手に悩んでいるところからのスタートで、新たなデザインを考えている途中なんです。

以前のペンシルケースからの改善点

以前は、いかにもよくあるタイプの筒形でフラップが付いたものでした。

そこへ必要なペンシル類をまとめて入れるというものです。

右上から、ペンシルケース、シャドウケース、ファンデーションケース

3点もあって充実しているところばかりに拘って、もっと1点ずつの機能とか使い勝手が本当に現実的なものなのかを考えるべきでした(^_^;)。

他の2つもあれでもいいのですが、コンパクトに1つに合体させようとこちらも現在考案中です。

そして今回の右上のペンシルケースは単独のまま行きますが、姿をぐんと変えたものになります。

以前のものは、結局お部屋が1つの中で数本入れると、がさごぞと探すストレスが生まれていました。

これでは、なんらポーチに直接入れていた時と変りがなかったのです。

と、そこで今回は、ペンシル1本ずつを収納できつつ、コンパクトにもポーチの中に収納できるデザインを考えました。

1つ試作を作ってみたのですが、まだまだ完成型ではないのでここから修正していきます。

留め具はマジックテープで。結果的にこれだとペンシルの収納をはばむので、マジックテープは外に邪魔にならないように付けるということに今後変えていきます。
こんな感じでペンシルタイプのお部屋をいくつか作るのですが、部屋が狭すぎてきつかったので、もっとステッチ幅を広げます。

そうすると思うように本数が入らない。

ということで、逆サイドにもぶつからないようにずらしたお部屋を作ってみるのが次回の予定になります。

最初に型紙が大きすぎてカットしているので、横にたくさん並ぶように長くするのをとりあえずやめて、上記の反対側にも収納場所を設けるという方法でやってみます。

それで使い勝手が悪ければ、長くした後述の方法で、くるくるっと巻物みたいに丸めてコンパクトにしていくという案にしますが、まずは、互い違いに収納することからやってみますね。

今回は、ほんの第一歩でしたが、作ってみるものですね。

いろんな今後の展望も見えてきました。

とにかく、ストレスがありがちな化粧ポーチのゴソゴソ場面をいかにスムーズにさっくりと作業しやすいものにしていくかという価値を込めたペンシルケースにしていきたいと思います。

あとがき

結構、お客様というのは、その使うシーンのイメージがある意味私達作り手よりもシビアでクリアです。

注目されていない商品というのは、その判断で却下されていると考えるのがよさそうです。

却下しましたよ、という言葉は決して聞けないわけですが、その心の声を読み取るということは製造する側は重要であるかと思います。

【644】に続きまして、実際の改良として、2アイテムを1つに合体のシャドウ用ポケット付ファンデーションケース製作【648】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当記事の少し前の、【644】の続きのような内容になります。

ポーチの中で使う更なる小さなポーチとして、ファンデーションケースが使えそうだと考えてきました。

もう1つ細かいアイテムとしては、シャドウケースもあるということで、別々それぞれミニミニポーチを作っていました。

両方ともフィルになっていて、割れ物です。そういった保護の目的ももちろんあります。

今までは別々のポーチにしていたのを、もっと単純に1つで2部屋出来るものをと、今回改良して製作したのが、シャドウポケット付きのファンデーションケースというもの。

型紙のパーツが2つ増えました

ということで、シャドウケースをポケットでファンデーションケースの背に取り付けます。中だとかさばって蓋が閉まらない、表側は場所がない、背に付けるしかないということになります。

右上2つがポケットのシャドウケース入れです。小さい方はあまぶた

途中の製作は省略させていただいて、完成へ飛びますね(^o^)丿。

レビューをしてみます。

マジックテープの位置はそれほど悪くないのですが、カットが大きすぎて、合っていないように感じてしまうので、マジックテープをもっと小さくカットするのがよいですね。ここは次回に直す点となりました。
シャドウポケットがマチの邪魔にはならず、良いサイズで取り付けることができました(右側)。ポケットの容量はこれで良さそうです。
背のシャドウケースポケットにマジックテープを付けなかったので、フラップが浮き上がりました(左側)。次回はマジックテープを付けることに変更します。あとは、フラップのデザインです。スクエアで良いのかどうか迷っています。

次回の改善の予定について

まだ、更に次回の製作が必要となりました。

そして、遡ること、もともと3点セットだったペンシルポーチを廃止したけれど、これは。。。

このペンシルポーチに関しては、ポーチという形よりも、長いものを差し込むお部屋をいくつか作った布を巻くというようなニュアンスのポーチができないかと考え中です。

ファンデーションケースとは別のアイテムにはなりますが、やはり、筆などもまとめて収納するのが使う時にバラバラから探すより時間短縮でありストレスが無いですね。

けれど、そのペンシルポーチも開け閉めしやすくしたいので、おそらくマジックテープで留める形になるかと思います。

少し留まっていればよいので、ポーチの中で使う入れ物はファスナーとかそういったパーツは逆に開け閉めが煩わしいことを自分で使ってきて感じてきました。

あとがき

不思議なものです。

コスメケース3点セットを考案した2年前はこれが永久だと思っていたのに、改善するとは思っていなかったです。

時の経過は考え方とか内容を変えていきますね。

やはり、「手ごたえ」がなかったということでの改善になりますので、お客様の反応の影響は大きいです。