<引越シリーズ③>マチ30cmもある大きなバッグが引っ越しに役に立つ場合【883】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

<引越シリーズ>現在投稿中です。

今回③ですが、⑭まで行きますので、どうぞ他の番号もよろしければ(^-^)。

今回は、前回【882】ですでに登場していますが、引っ越しの際に活躍の大きなバッグというのをもう少し深堀りしてご紹介させていただこうかと思います。

ヘルメットバッグとしてはなかなか受け入れられなかった特大バッグ

元はヘルメットバッグとしてハンドメイド製作した特大バッグ

もともとデニム素材で丈夫に、ヘルメットバッグに作ったものです。

裏地は、中綿キルトをダイヤ柄でかけて、とても手間が込められています。

ヘルメットも割れ物と言えますので、安心にヘルメットを守るお部屋としてゆったりとした収納スペースで作る、そして、ヘルメットの中では特に大きな、オフロード型のつばが多めで横に広がっているタイプに対応するバッグです。

これがなかなかヘルメットユーザーに届かない。

友人がヘルメットの中古品をメルカリなどで販売したいとのことで代わりに出品した際に、ヘルメットバッグの過去の製作のものをおまけでお付けしたことがあり、非常に喜ばれたことはあります。

しかしそれも、ヘルメットに付いてきたからであって、なかなかバッグ単独では購入というところまで至らないようです。

そんなことも分かったある意味良い経験ではあったのですが、今回引っ越しに大いに活躍したことも新しい発見です。

中に物を入れて、こんな風に積んでも問題なかったり。。

あとがき

今回のこのヘルメットバッグだった特大バッグの利用での学びとしまして、

・収納

・運搬

この2つが充実したバッグであることが分かりました。当たり前の2つの機能なのだけれど、いずれも充実しているのだという点が、他のバッグとの差別化です。

ヘルメットが入るのだという価値だけに注目して作りましたが、別の用途で使ってみて、分かったことが作った甲斐があったと言えます。

ヘルメットバッグの設置に追加設置した中綿の効果の検証結果【637】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回、ヘルメットバッグのデニム生地の3点目が出来上がりました。

この最後の3点目で底部分のふんわり感をたくさん出すための検証をするのを兼ねて、

中綿を別で設置ということをしてみました。

もともと中綿キルトの裏地なので底部分にも中綿が一重に入っているところへ更に二重の中綿を追加するものです。

果たしてこの効果やいかに。。。といったものです。

結果は変わらずというもの(+_+)、デニムのごろごろ感には勝てず

もともと中綿を追加設置することをしてみたかった理由がありました。

本体に縫い付けた支柱が縫い代のところで硬くツンとなって、マチを兼ねた底を割った時に立ってしまうことのごろごろ感が手で底を触った時にに感じられるからでした。

この感じを解消することに中綿でふんわりさせようとしたのです。

その過程は前回の記事の【636】でお伝えしています。

前の記事の写真と同じものですが、こんな風に2重の中綿を底へ設置していました。
結果は、変わらずというもの。中綿が薄いという理由だったり、あまりにデニムが硬いということもあるようです。

今回は、変わらずというのが検証結果でした。

これ以上重ねる中綿の数を増やすのも違うかなと思っておりまして、別のもともと分厚いスポンジのようなものとか、クッションの中の低反発のような素材あたりだと有効だったかもしれません。

けれども、そういったものは結構重くなってしまったり、科学的な材料なので、また別の面で考えることも出てきます。

今回はここまでですね。

このように支柱が内側の縫い代まで入り込んだデザインにしたかったことで、内側で硬い部分の支柱の一部がツンと立つということがおこっているのです(^_^;)。

このようなデザインで行きたい以上仕方のないことです。

支柱の端を製作時に内側に綺麗に折り込むことができず、針も通らないということで、縁が縫い代状態であることからこうして内側に隠すことを優先しているのです。

全体の完成レビュー

とてもビッグなサイズです。 縦36cmx横41/72cmxマチ30cm 大きい横幅が72cmまで行くというのが特徴です。

YOUTUBE動画内でお話するのを忘れてしまいましたが、裏地はお花柄のカーテン地を使用。

そして、ステッチの色をベージュにしました。

後で思ったのですが、ベージュは白っぽく映るので金茶の方がよかったかもしれません。

金茶であると存在感が増しますが、黄色い感じの色寄りになるので、少し印象が変わります。

裏地のモカの花柄に合わせるベージュ糸で今回は良しとしました。

あとがき

これで、ヘルメットバッグ製作を終了したいと思います。

あとは、このバッグをご紹介して見てもらって知ってもらう方向になります。

ヘルメットバッグも思えば、2018年の最初の頃に作った時以来。現在は2021年です。

今回の場合はすべてのヘルメットのサイズに対応できたらということで2018年時の小さめヘルメットのみ対応の容量からは発展したものになりました。

大きいヘルメットも小さいヘルメットも入れることができます。

あとは、ヘルメットに支障のないような開閉にファスナーでなくDカンとナスカンコンビのタブを設置した点や、先ほどの支柱のロングサイズを持ち運びのしやすさに合わせたものにと考案の末実行した発展の箇所です。

昔作った自作品を再び数年後に発展した形でトライというのも良いものでした。

どこかしらで、元の昔のベースもあっての現在のアイデアや案だったりするようですので、昔の経験も生きていることかと思いますが。。

その他の使い方としましては、収納向きにも良いと思います。

容量があるので、何かを収納するための、例えば、道具入れとか機材入れなどは、入れ物と持ち運びと両方を兼ねそろえたものになりますので、結構今回のデザインは向いています。

今後の私のデザインでのデニム素材の利用は、このすぐ後に製作します、「餅巾着」というデザインのリュックをお作りして、終了です。

また、ブログ記事にアップしますので、お楽しみにどうぞ(^-^)。

ハンドメイドバッグの中綿裏地キルトを5cmから7cmに変更したことで良くなった点【460】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、ヘルメットバッグを3点連続製作しておりまして、2点目に入りました。

少しずつ違う部分があって、同じデザインなんだけど「似ているようで非なるもの」になるようにお作りしていっています。

今回は2点目なので、1点目の時の教訓を活かして、改善した点、そして、1点目と違う部分はどこなのか、そんなところが見どころです。

1点目で課題だった点とその改良の対策

1点目の時に、主に2つのことが今後の課題となっていました。

1つは、底部分で支柱が上手く重ならなかった点。

1点目の課題点:なかなかこの部分を実際に見ることはありませんが、それでもここは、きちんと支柱同士が同じ位置に重なるように作りたいところです。位置は意識していましたが、徹底の点で甘くて、ずれてしまったと思われます。

もう1つは、キルトのダイヤ型の1マスがやや細かすぎて、時間がかかりすぎてしまうと同時に、真ん中あたりで、しわが寄りそうになって危うかったことがあった点。

1点目の時のキルトは、5cmの正方形をダイヤ向きにしたもの。細かいのは確かに綺麗ですが、細かすぎると皺(しわ)の原因になります。適度な間隔が望ましいです。

このことから、支柱をぴったり底の部分でくっつける対策と、キルトのサイズを5cm→7cmへ大きくするという変更をしました。

改善のために行った2つのこと

では、まず、支柱の件ですが、今回は、まだ、完全に結果が見られません。

やはり最後にマチが出来て、完成の時に底を見た時がその時ですので、そうなるような事前対策の段階が今回に当たります。

このように、底同士をぴったりくっつけた時に支柱が1本の延長で続きになるよう、正確な同じ位置である、再度から10cmということを徹底。そして、縫い付ける時も、印の直線をど真ん中に、ミリ単位で正確に縫い付けます。

そうすると、このように、この時点で、ほぼ完成の見通しが立ちました。

おそらくこのままいけばぴったり重なって出来上がるだろうという予想ができます。

今回は、ここまで。最後の完成の時に確認してチェックすることになります。

もう1つのキルトのサイズの方に移ります。

5cm→7cmの変更で、同時に、真ん中に待ち針を打っていなかった前回とは違い、今回は、しわの寄りがちな真ん中にも待ち針を打ちました。

こんな感じでランダムですが、全体に出来るだけ均一な見栄えで、縁だけではなく、真ん中部分も待ち針を打ち固定しました。
7cmにサイズを大きくしたダイヤキルトを作図。角からのスタートで、7cmの二等辺三角形の底辺を最初として、そこから順に7cm巾で斜めに線を描いていきます。

今回の対策の効果と出来栄え

7cmキルトで出来上がった裏地中綿キルトパーツ。5cmの時よりも粗くはなったものの、これでも緻密なキルトの部類で十分だと考えます。真ん中にも待ち針を打ったこと、細かすぎないキルトのサイズにしたことで、上手くいきました。
とても美しい7cmキルトができました。タックはどこにも寄らずセーフ。

YOUTUBE動画もお作りしましたので、貼りますね↓。どうぞ(^-^)。

あとがき

よかったです。上手く完成しました。5cmの時は、ピンタックが寄りそうまでいった箇所2か所くらいを少し縫い直ししましたが、今回はそのようなことが起こらず1発OK。

しわがはるかに軽減されました。

とはいっても、待ち針が縁だけの場合、懸念はあるので、今回の待ち針を真ん中にも打った効果というのもかなりのものだと思いました。

そうして、この後、入り口開閉タブを作り、本体と裏地を縫い付けて完成の予定です。

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ビッグなヘルメットバッグをハンドメイドで丁寧に作る企画-裏地中綿キルトを花柄のダイヤキルトで作った記録【443】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

生地屋さんに売っているキルト生地をよく見てみると、途中で縫い目がUターンして戻ってきている経路なのが分かります。

自動のコンピューターミシンでのキルトは、生地屋さんで見られる多くは、一回一回糸目を途切らずに効率的に全体にキルト柄を入れます。

その効率化との引き換えに、途中で戻ってくるような動きが取り入れられているようです。その戻る地点の部分を、私はUターンと呼んでしまいましたが、小さなスクエアのような形が出来上がることがあるのです。

今回は、ハンドメイドならではの、直線を1回1回区切りながらかけていくステッチなので、そのような小さな余分な柄は入りません。

そのあたりは、自前キルトの良さだと思います。綺麗にダイヤ型だけが描かれます。

picturesque流、ダイヤキルトの主な手法

裁断した裏地に合わせて中綿をピッタリに裁断します。裏地は今回カーテン地であることで肉厚である、最後の縫い付けも見込んで分厚くなりすぎないようにとの理由で接着芯を省略しています。接着芯省略はほとんどないので、今回珍しいケースです。
一番下から、裏地の裏面、中綿、ハード薄芯というように重ねまして、待ち針で固定します。
端っこの角を頂点とした二等辺三角形を意識して、5cmずつの底辺を結びます。そこから、左へ5cmずつハード薄芯の上に線を引いていきます(シャープペン使用)。
そして、対象になるように、反対向きの線も同じように入れますと、結果、正方形を横向きにしたようなダイヤキルトが描かれます。
ミシンですべての線をステッチします。とても大掛かりな作業で、しょせんボビンに巻かれる糸は50mほどです。2度ほどボビンを取り換えたかな。(どうでもいいけど、手がめっちゃおばあさん(^_^;))
こんな風に出来上がりました。なかなか美しいものですね。もとのカーテン地の面影が薄れます。中綿が薄めでボコボコになりすぎていないひかえめな厚みです。
もっと俯瞰して見てみます。出来上がって取り付けてしまうと、なかなかこんな風には眺められないので、ここで1ショット(^-^)。

あとがき

大きいものは待ち針が不足しがちです。

本当は、真ん中にも待ち針を打つとよいのかもしれません。

縫いながら生地が寄っていき、ピンタックみたいなつまみが出来そうになる箇所を修正しましたので(^_^;)。

外枠は待ち針しましたが、真ん中はしていなかったので、真ん中へ余った部分が寄せられたのですね。

そう考えると待ち針の効果はかなりのものです。

では、次回は、完成品をお見せできると思います。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 63b80362d578de8c3fb1fc536c5b6d80.jpg

大きなヘルメットの収納ができて持ち歩きもできるようなヘルメットバッグをセルビッチデニムで現実化してみる企画【435】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回から、新しい製作に入っていきます。

デニムで作るヘルメットバッグ。

ヘルメットというのは、思ったよりうんと容積を要するものです。

頭に対して縦も横も随分と厚みのあるまるで、炊飯器の大きめみたいなサイズ感です。

お店にヘルメットが並んでいるのをずっと見ているとそんな気がしてしょうがなかったことがあります。

私もかつてはバイカーでしたが、アメリカンタイプの街乗りバイクなので、ヘルメットが小さめでした。

ジェットヘルメットというやつですね。

今回の企画は、フルフェイスや、システムヘルメット、オフロードヘルメットなどヘルメットの中でも特に大きなタイプに目を向けてみたものになります。

以前、インスタグラムで、オフロードバイクのヘルメットの写真をアップしている方に、サイズをお聞きしたこともあります。

それらをお持ちのライダーさんがヘルメットをもっと大切にできるような、可愛がれるようなふんわりとしたクッション性のある安心なヘルメットバッグを目指します。

持ち運びというのは、シーンを考えてみたときに、何も家から乗っていくわけではないことを想定。

時には、ヘルメットを持って飛行機にさえ乗ることもあるのでは。。

と、持ち運びシーンもよく考えたお品にと思っています。

今回使用の生地

今回は、裁断後の生地を準備する段階にとどまりました。

表地は、セルビッチデニムの14オンス程度のもの。

ジーンズでいうと、リーバイス501のデフォルトの状態のような硬さ、厚みのものです。

裏地は、うって変わって、カーテン地。

元々肉厚ながら、針が通りやすく、幅が広いということでの採用。

<表地>セルヴィッチデニム(14オンス程度)、綿/100%、日本製。
<裏地>2級遮光プリントカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。
セルビッチデニムのアップ:とても頑丈なのがこの織り目で分かりますね。デニムの種類も細かくはいろいろ分かれる用で、この生地の色がインディゴでも暗めであることや、縦に筋多く見られることが特徴です。
2級遮光プリントカーテン地のアップ:2級遮光というのは、1級、3級に比べて、光を通す具合が中間であること。完全に太陽の光をシャットアウトすることを好むのか、少し光が差し込むくらいが良いのかで、後者が2級になります。けれど、今回の製作には、この遮光の機能は無関係ですけどね(^_^;)。

ここへ、中綿キルトをかけていき、ふんわりしたクッション性のある裏地にします。

あとがき

ヘルメットバッグ久しぶり(2018年に作っています)。そして、大きなバッグも久しぶりです。

大きなバッグは、結構時間がかかるものです。

今回の製作での心配は、デニム生地と裏地のキルトが上手くミシンの針が通るのかという部分。

それだけが心配です。。

なにはともあれ、進めてみます(^-^)。

では、また続きは後日の記事をお楽しみにどうぞ。