支柱ベルトの硬さで縫い代がツンと立ってしまう、中綿キルト以外に更に内部に投入したクッション機能の厚い中綿【636】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

随分番号の間が空いてしまいましたが、当【636】の投稿は、以前の【460】の投稿の続きとなります。

容量たっぷりのトート型ヘルメットバッグをセルヴィッチデニム生地で3点お作りするシリーズの最後3点目です。

以前の2点も同じセルヴィッチデニム16.5ozを利用、ステッチ糸や裏地を変えながらのそれぞれ違った表情を【445】【460】でご覧いただけます。

そして、今回の3点目の完成の姿は次の番号の【637】でご覧いただけます。

このたびは、実験的に以前の5cmのダイヤキルトから7cmに変更すると粗く感じてしまうのかを検証することも兼ねながら、気になっていた支柱ベルトの硬さによる縫い代のごわつきを解消したいと思います。

支柱ベルトの強度を重視して、観音開き折りの4重のまま縫い代に挟み込んでいるのです。

どうしても強度が大切なのでこの仕様を外すことができないと注目したのが、クッション代わりの厚めの中綿挟み込み案でした。

16.5ozセルヴィッチデニムの支柱ベルト重視、観音開き折りの4重が起こす縫い代ごわつきの解消を中綿挟み込みで試行

16.5ozセルヴィッチデニムの支柱ベルト:観音開き折りは4重、接着芯さえ貼っていませんが、ベルトになるとコチコチに硬くなります。

このベルトは底から「よいしょ」と持ち上げる物理的な機能を重視していますので、底に挟み込んでいます。

そうしますと、1か所に前後の支柱ベルトの4重が更に重なり2倍の8重になる場所、当然ながら縫い代が割れずツンと上を向きます。

このことが底の座りの悪さを作ってしまっていたのです。

ただ、支柱ベルトは強固なままで続行したいので、クッション的に厚めの中綿を特別に投入するアイデアを思いつきました。

厚手の中綿二つ折りの内蔵:キルトをかけ終わりマチも縫った状態の裏地の底面に、左右マチの縫い代の一部を利用して縫い付け。
表地と裏地の合体:この合体でも底の縫い代の一部分同士を縫い合わせますので、内蔵のクッションがより固定されます。
完成した底の部分の感触:何も対処しなかったことに比べると雲泥の差で効果がありました。

丈夫な製品にしたいと思うあまり、時々こういったジレンマが付いて回ることがあります。

ツンと立たなくするもう1つの案としましては、真ん中に向かって左右を互いに三つ折りする方の観音開き折りで作ること。

三つ折り観音開き(表面):真ん中に向かって左右を三つ折りして4本ステッチ。こちらは表面。出来上がりが平らで柔らかいです。

ただ、裏面は隙間から内部が見え隠れするので、通常の支柱ベルトの観音開き折りよりも縫い閉じが甘いのです。

よって通常は、この仕様はタブなどの「わ」にして裏面が隠れるタブなどのパーツに使用しているのが現状です。

あとがき

中綿を投入した記録ではありましたが、結果の手応えとしてはそれほど効果が無かったというものでした。

最後にもう1つの案を記録しておきたいと思います。

それは、支柱をそもそも共布でニムで行わないこと、配色生地の柔らかめを選択することです。

この方法は根本からの見直しにはなりますが、結果としては「吉」と出るのではないかと考えます(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

畳み跡が付きやすく取れにくい王道の生地がデニム、大きなバッグの面積の広い裁断パーツをふんわり三つ折りで重ねた収納【339】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

新しい製作に取りかかることになりまして、今度はビッグサイズのヘルメットバッグをセルヴィッチデニムで3点製作します。

裏地をそれぞれ替えながら、共通の表地のセルヴィッチデニムが揃った時のバッグの選び方が裏地が決め手になるという、裏地の存在感にも着目したい回となります。

ヘルメットバッグというのは、思いの他大きなバッグでなければヘルメットが入らないという現実があります。

実は、過去にもヘルメットバッグを作っていまして、投稿では【2】という古い番号が該当します。

その当時は、持ち上げる時の重みを助けるような機能までじっくりと見据えておらず、取っ手を途中に縫い付けていました。

その後バッグ製作活動の中で得たノウハウが高まり、大きなバッグには決まって「支柱ベルト」を付けるようになっています。

「支柱」による支えは、人間が入れ物を底から手で抱えるかのような状態に類似、部分的縫い付けの過去の製作と比較すると、生地自体に優しく力を加えるものなのです。

この先バイカー様も大きく増えていくことは無いのではないかと、ヘルメットバッグはますますニッチな存在になると予想しています。

だからこそ、ニーズがあった際にはかつてのバイカーであった私を含め、様々なバッグ製作者様が素早くお応えできるならば、当投稿の意味も深まります。

3点のデニム製ビッグヘルメットバッグの製作に関しては、製造側の方々にも是非ご覧いただければと思います。

さしあたってこのたびは、裁断後の収納にスポット当て。。畳み跡が付かないような工夫、完成品に至るまでの「仕掛品」の間にも丁寧に接する心得のようなものをお伝えできればと思います。

二つ折りよりも三つ折りの方が折り跡を避けふんわり畳んだ収納ができる、広い面積のデニムパーツの裁断後の優しい保管

折り跡・畳み跡が付きやすい生地:デニムはその代表格、背景に白い糸が織り込んであるからなおさらです。

その他、天然素材である綿/100%全般・麻/100%や、硬めの生地であるナイロン/100%も同じ考え方をします。

包み込み三つ折りの勧め:二つ折りのアシンメトリーは跡が付きやすいので角を2つに分散、三つ折りでふんわり。

バッグの正面のど真ん中を避ける点もポイントです。

跡が付きにくい他の生地の力を借りる:これらはポリエステル系で問題は無いですが、これらと重ねるのも一手。
風呂敷収納:重ねてまとめて三つ折りの方がそれぞれ単独よりも良いですが、写真に残せませんでした<m(__)m>。

こうして、超大判のスカーフ(縦と横が1m近くあるもの)が風呂敷としては望ましいサイズです。

あとがき

出来上がりが丁寧なお品物は、その途中の仕掛品の状態でも丁寧に保管されているものです。

こうした「姿勢」が良き製作品への発展の根底に眠るものだと思います。

個人活動の領域を越えぬハンドメイド、こうした丁寧さは比較的実現しやすいのが小規模の強味。

「小回り」「急な方向転換のしやすさ」なども小規模の強味ではあるのですが、地道なこうした「姿勢」も非常に大切なこと、不思議ながら完成品からそれを感じ取るのが人間というものです。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

どこを探しても見つからなければここにある、すべての大きさに対応できるマチ30cmものヘルメットバッグ【2】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピックチャレスク)です。

このたびは、様々な種類のバイクにそれぞれの愛用者が付く、バイカー様に共通する持ち物「ヘルメット」専用のバッグ製作の記録をお届けします。

14-15年間バイクに乗っいたかつてはヘルメットをお部屋で収納しておりました。

そんな実体験では、附随の「保存袋」のようなタイプではごろごろと転がり不安定でした。

もっと安定的ヘルメットを収納したい、しかもサイズに見合ったすっきり感を伴うヘルメットバッグにしたいという過去の気持ちをバイカー様が同じように持っているのではと考えました。

後に、もっと大きなヘルメットバッグを製作する記事も投稿していますが、このたびの【2】は初期型のバッグとしてジェットヘルメットと一部のフルフェイスヘルメット用にとどまるサイズのバッグです。

とはいえ非常にビッグな大容量バッグです。

インテリアの中でも素敵な存在、見つけにくいヘルメットバッグの多くをカバーできるような良き受け皿でありたい

乗っていたバイクは、アメリカンタイプの「レブル250cc」。

別のブログ記事【145】でバイク自体の写真の掲載がございますし、季節別の服装に特化した内容、是非【145】の記事もご一読どうぞ。

「レブル」に乗っていた時に、かぶっていたヘルメットが非常にかぶり心地が良かったので、ご紹介を兼ねましてまずはジェットヘルメットの写真から↓。

お勧めしたいジェットヘルメット:「SHOEI:FREEDOM」 マットブラック L (頭囲 59cm)。アメリカンには相性◎。

バイクのヘルメットは意外とボリュームがあるものなのです。

そうであっても、ヘルメットの中では、このジェットヘルメットはまだ小さい方なのです。

「〇〇社のボストンは、高さがあまりないので大きいヘルメットだとファスナーにひっかかってかえってヘルメットを傷つけてしまうかもしれない」という声。

「購入時にショルダーが付随していたけれど、変な臭いがして捨てた」など、既製品のこれまでのヘルメットバッグに対する不満の羅列をネットで拝見。

ユーザーの反応を拝見できたことが貴重でした。

では、制作のヘルメットバッグのサイズ感が分かりやすいよう、ここでヘルメットの種類の違いによるヘルメット自体のサイズイメージをご紹介↓。

・ジェットヘルメット(アメリカンバイクに相性良し)・・・これは、ほぼ立方体のバッグに対応するくらいヘルメットの中では、コンパクトな部類です。

・フルフェイスヘルメット(安全性は高いです)・・・ジェットヘルメットと比べると、あごの部分をプロテクトするようおおいがあるため、前に飛び出す部分の容量が必要になります。

・システムヘルメット・・・開けたり、閉めたりできる、システム機能が付いたものでフルフェイスより密閉感が緩和されたおおいです。

このシステムのぽっこりと大きくなった作りが、場所をとるので、フルフェイスよりも前面に突き出して、ボリュームがあります。

ということで容積が大きくなるのです。

・オフロードヘルメット・・・顎部分とおでこ上部分が前に突き出し、前の車体からの泥よけや、首を守るなどの安全性の機能の為に、このでっぱりのせいで寸法としては大きくなります。

製作したヘルメットバッグ(ジェットヘルメット用):<サイズ>タテ29cmxヨコ37/45cmxマチ25/30cm。

あとがき

このたびのファスナー開閉はヘルメットの中でも比較的コンパクトなタイプが限界です。

もっと大きく改良した後期モデルは、【445】【462】【637】の記事投稿でセルヴィッチデニムを使った3種の裏地を使い分けた1点物製作の記録をご覧いただけます。

入り口はファスナーではなくDカンとナスカンで十文字、深さがあります。

ということで、このたびは「ヘルメットバッグ」という的を絞ったバッグの種類の「初期型」の製作の内容でした。

ここから、引用いただけることがあるとすれば、既製品にはないレアなアイテムに気付き、それを実際に製作して実現していくことです。

世の中たくさんのバッグが出回っていますが、ほとんどがサイズが被り、ユーザーの不満は残ったままであることも多いのです。

そんな不足の点をうまく汲み取り、そこをカバーしていくことこそ、ハンドメイドの役割だと考えます(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク